住民苦情で公園廃止。 | GTZ&RSのブログ

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少し複雑な問題が明らかになりました。

近隣のたった1軒の苦情に依り、長野県長野市青木島町大塚の『青木島遊園地』公園が2022年度(R4年度)末で廃止されると言うものです。

この『青木島遊園地』公園は、2004年(H16年)に地元区長会の要望を受けて設置されたものの、設置当初からこの近隣のたった1軒から苦情が寄せられていた様です。

しかし、2021年(R3年)3月にこの公園に隣接し利用する長野市青木島児童センター(長野県長野市青木島町大塚1310-2)に、この近隣のたった1軒の住民(信州大学・工学部元教授)から『子どもは5人程度に。声を出さず静かに遊ばせて欲しい。』との要望が出され、公園を利用出来なくなった長野市青木島児童センター(長野県長野市青木島町大塚1310-2)は公園の維持・管理業務を担えなくなり、今度は地元区長会が2022年(R4年)1月に長野市に公園の廃止要望書を提出した模様です。

先ずは、この公園設置当時から苦情を寄せた人柄の問題。
上級国民との言葉が最近流行っていますが、一定の人達には心の奥深くに無意識にそれに似た意識があるのでしょうか。
この『青木島遊園地』公園の周囲には、他の住民の住宅もある様ですが、この様な苦情は無い様ですし。。。

次に、行政は、難しい課題・問題に対して調整しようとする気概がなくなっていることです。
荻原健司長野市長は既に公園廃止の方針で、その手続きを進める旨を明らかにしています。

更には、長野市青木島児童センター(長野県長野市青木島町大塚1310-2)の運営の問題です。
最近、指定管理なる手法が多くの公共施設で行われていますが、この児童センターの運営は長野市が直接運営・管理しているのでしょうか。

公共施設を運営する指定管理者とは言え、基本的には自組織(指定管理者)の利潤追求が第一です。
これは、NPO(Non-Profit Organization)と言えども同じです。

長野市青木島児童センター(長野県長野市青木島町大塚1310-2)がボランティア精神に欠如していて、この公園の維持・管理業務を手放した可能性もあります。

ただ、今は公園ではボール遊びの禁止など様々な規制が増えているこのご時世。
廃止も止むを得ないのかも知れません。
(皆が、自分自身の利益だけを求める時代。残念です。)