財務省は、2021年度(R3年度)の一般会計決算概要を発表しました。
これに拠ると、国の税収は67兆378億8,500万円と、これまでの過去最高だった2020年度(R2年度)の60兆8,216億400万円を更新して2年連続の過去最高更新となりました。
基幹3税の内訳は、法人税が13兆6,428億円(＋21.4%)と大きく増加し、所得税が21兆3,822億円(＋11.4%)と伸び、消費税も個人消費に支えられて21兆8,886億円(＋4.4%)と増加しました。
なお、新型コロナウィルス対策費の使い残しが多く、不用額が6兆3,028億円となりました。
ただ、1990年度(H2年度)の税収は約60兆1,000億円あったことから、この30年間は我が国は成長していないことになります。
やはり、『失われた30年』だった様です。