新潟県十日町市は6月6日(月)に、『越後妻有 大地の芸術祭２０２２』で公開予定だった『越後妻有里山現代美術館ＭｏｎＥＴ（モネ）』の作品が4月29日(金)の開幕前に破壊されていたと発表しました。
新潟県十日町市に拠ると、4月21日(木)に同所を訪れていた新潟市立中学校の生徒がこれらの作品2点を破壊したとのことです。
作品は、踏まれたり、部品を折り曲げられたりした跡があった様です。
なお、破壊された作品2点のうち1点は修復不可能で作り直しになる為に公開の目途が立っていないとのことです。
この美術館を運営するNPO法人『越後妻有里山協働機構』は、5月2日(土)に新潟県警十日町警察署に器物損壊(刑法・第261条)の被害届を提出し、5月下旬に新潟市と新潟市立中学校から謝罪があった様ですが、新潟県十日町市は新潟市教育委員会に対して損害賠償の請求を検討しているとのことです。
『大地の芸術祭』は、2000年(平成12年)から3年に1度開催される国際芸術祭です。
芸術を理解出来ないのであれば、素通りすれば良く、わざわざ破壊する必要性は全くありません。
因みに、この新潟市立中学校の3年生が修学旅行で訪れていたとのことで、何をしに行ったのでしょうか。
しかも、損害賠償を税金で補填する行為は如何でしょうか。
破壊した本人と保護者で弁償すべきです。