国家石油備蓄、放出。 | GTZ&RSのブログ

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政府は、原油高対策として、石油の国家備蓄を放出する様です。

岸田文雄内閣総理大臣(1957年(S32年)7月29日生、広島県第1区)は、20日の愛媛県松山市の記者団の質問に『日米や関係国との協調を前提としながら、法的に何ができるか、今検討を進めている』と回答しました。

我が国では、石油備蓄法に依り国家備蓄と民間備蓄を義務付けており、国家備蓄、民間備蓄及び産油国共同備蓄の3種類あります。

我が国の石油備蓄
種類基準量現在の備蓄量等
国家石油備蓄輸入量の90日分以上約4,954万kℓ
1日の消費量の145日分
全国10か所
民間石油備蓄消費量の70日分以上約2,983kℓ
1日の消費量の90日分
備蓄義務のある民間石油会社等
産油国共同備蓄約167万kℓ


なお、過去には民間備蓄された石油の放出(売却)はあるものの、国家備蓄の放出(売却)は実施されれば初とのことです。
    民間備蓄石油の放出(売却)
  • 1991年(H03年):湾岸戦争
  • 2011年(H23年):東日本大震災

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