民間平均給与額、2年連続減少。 | GTZ&RSのブログ

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国税庁は、2020年(R2年)の1年間の民間企業で働く人の令和2年分民間給与実態統計調査結果を発表しました。

国税庁に拠ると、民間企業労働者の平均給与約433万1,000円2年連続で減少した様です。

民間給与実態統計調査 年度別リンク≫

更に、ボーナスの平均支給額も8.1%減少して約64万6,000円で、2008年(H20年)のリーマンショック以来の大幅減少となったとのことです。

なお、雇用形態別の平均給与は2012年(H24年)の調査開始以来、初めて差が縮小した様です。

    雇用形態別平均給与
  • 正社員:約496万円
  • 非正規:約176万円

また、新型コロナウィルスの感染拡大の影響は多くの業種の平均給与を下げましたが、特に宿泊や飲食業では影響が大きかった様で約251万円とのことです。

因みに、G7(Group of Seven、先進主要国)における平均賃金は3万8,515ドルで6位となっており、最下位イタリアの3万7,769ドルと余り差(746ドル)はありません。

賃金の官民格差は広がるばかりです。