新型コロナウィルスのせいで、医療機関倒産。 | GTZ&RSのブログ

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帝国データバンクは、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、岸本整形外科医院(岡山県真庭市久世2829)岡山地方裁判所津山支部に自己破産を申請したと発表しました。

帝国データバンクに拠ると、岸本整形外科医院(岡山県真庭市久世2829)は1965年(昭和40年)9月に開業した診療所で1998年(平成10年)4月に現院長が事業承継し、2014年(平成26年)12月度の年収高は約1億8,000万円を計上していたとのことです。

しかし、その後は慢性的な看護師不足に拠り2019年(令和元年)12月度には年収高が約1億円に減少していた様です。

この様な状況の中で、今年3月移行の新型コロナウィルスの感染拡大に拠る外来患者の診療件数が減少した為に収入高が前年同月比で20%程ダウンした為、事業継続が困難な状況に陥ったとのことです。

なお、この岸本整形外科医院(岡山県真庭市久世2829)の負債額は約3億3,000万円で債権者は約26名とのことです。

因みに、医療機関としては全国初の新型コロナウィルス関連倒産とのことです。


破産法(平成16年6月2日・法律第75号/改正令和元年12月11日・法律第71号)
 第一章 総則
 (目的)
 第1条 この法律は、支払不能又は債務超過にある債務者の財産等の清算に関する手続を定めること等により、債権者その他の利害関係人の利害及び債務者と債権者との間の権利関係を適切に調整し、もって債務者の財産等の適正かつ公平な清算を図るとともに、債務者について経済生活の再生の機会の確保を図ることを目的とする。

◆破産申立
   ↓
◆破産手続開始決定
   ↓               ↓
◆破産管財人の専任       同時廃止決定
   ↓               ↓
◆財産/負債原因の調査
   ↓               ↓
◆債権者集会
   ↓       ↓       ↓
◆配当手続   ◆異時廃止
   ↓       ↓       ↓
面積許可/不許可決定
  (終結)