WHO、空気感染を指摘。 | GTZ&RSのブログ

GTZ&RSのブログ

GT-Z&RSでは、コンピュータ関連情報や地域情報を中心に発信しています。

WHO(World Health Organization、世界保健機関)は、この度の新型コロナウィルスの感染について、屋内で空気感染する可能性があると指摘する新しいガイドラインを発表しました。

このガイドラインでは、『主に屋内で、混雑し換気が不十分な場所で新型コロナウィルスが空気感染することは無視できない』として空気感染の可能性を指摘しました。

WHO(World Health Organization、世界保健機関)では、従来この空気感染を認めていなかった訳ですが、WHO(World Health Organization、世界保健機関)空気感染対策を求めた239人の科学者に拠る公開書簡をきっかけとしてこれまでの姿勢を修正した形となりました。

濃厚接触者

    『濃厚接触者』とは、『患者(確定例)』が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当する者である。(⇒『発病した日の2日前』に修正)
  • 新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
  • 適切な感染防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護若しくは介護していた者
  • 新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
  • その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、必要な感染予防策なしで、『患者(確定例)』と接触があった者(患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する)。(⇒『1メートル以内かつ15分以上の接触』に修正)

飛沫感染と空気感染
  • 飛沫
    1. 直径5μmより大きく、飛沫核が水分で覆われたもの。
    2. 水分の重さに拠り、空気中に浮遊せず、落下する。
    3. 飛沫に拠る感染を飛沫感染と言う。
  • 飛沫核
    1. 直径5μmより小さく、飛沫の水分が蒸発したもの。
    2. 軽い為、落下せず、空気中に浮遊する。
    3. 飛沫核に拠る感染を飛沫核感染若しくは空気感染と言う。