アビガン原料、本県で唯一製造。 | GTZ&RSのブログ

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新潟県糸魚川市に工場を持つデンカ株式会社(東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号、資本金369億9,800万円)青海工場(新潟県糸魚川市大字青海2209)に於いて、今般の新型コロナウィルスの治療薬としての効果が期待されている『アビガン』の原料となるマロン酸ジエチル(Diethyl malonate、C7H12O4)を5月から生産すると発表しました。

アビガン』は既に抗インフルエンザ薬として承認を受けており、富山県の富士フイルム富山化学株式会社(東京都中央区京橋2-14-1、資本金1億円)が製造していますが、その原料のマロン酸ジエチル(Diethyl malonate、C7H12O4)は国内では唯一デンカ株式会社(東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号、資本金369億9,800万円)でしか生産出来ない様です。

デンカ株式会社(東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号、資本金369億9,800万円)では、政府の要請を受けて、それを社会的責務と捉えて迅速に対応する様です。

因みに、デンカ株式会社(東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号、資本金369億9,800万円)では、このマロン酸ジエチル(Diethyl malonate、C7H12O4)を2017年(平成29年)まで製造していたとのことです。

本県にも、こうした社会に重要な素材を製造している企業があったのですね。
(本県では、下越地方に重きを置く県政が長らく取られていますが、どうなんでしょうか。)