20年に1度のGPS時間リセット! | GTZ&RSのブログ

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4月7日(日)の午前9時頃に、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)の時間情報がリセットされる『ロールオーバー』が予定されている様です。
(予定されていると言うよりも、発生するの方が正しい。2000年問題と同根の問題。)

GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)の『ロールオーバー』は、約20年に一度行われる様で、前回は1999年(平成11年)8月22日に行われた様で、当時はカーナビや船のGPS装置で対応が間に合わず、不具合が発生したとのことです。
(GPSがスタートしたのは、1980年(昭和55年)1月6日の様で、この時点から約20年ごとにリセットが掛かる。)

そもそも、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)は、アメリカ合衆国が打ち上げた人工衛星からの信号を受信して、その発信時刻を測定し、発信と受信との時間差に拠り測位計算していますが、GPS衛星に搭載されている時計の週の積算データが10bitで管理されている為、2の10乗(1024)週ごとに桁溢れとなり0週に戻ってしまい、1025週目を認識出来なくなります。

なお、現在の殆どのGPS端末は、この『ロールオーバー』に対応出来ているとのことですが、明日、カーナビは如何なりますやら。