新潟港 | GTZ&RSのブログ

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新潟港で見ることができる船舶/ジェットフォイルなどを掲載します。


NIIGATA PORT
佐渡汽船 Boeing 929 Jetfoilすいせい 佐渡汽船 Boeing 929 Jetfoilつばさ 佐渡汽船 Boeing 929 Jetfoilぎんが
(旧佐渡汽船 こさど丸)岩崎G 屋久島丸 佐渡汽船 こさど丸(改修前) 佐渡汽船 おおさど丸
佐渡汽船 おけさ丸 新日本海フェリー らいらっく 新日本海フェリー しらかば
舞鶴海洋気象台 清風丸 海上保安庁 巡視船 ひだ 海上保安庁 巡視船 やひこ
海上保安庁 巡視船 えちご 佐渡汽船 高速船あいびす 佐渡汽船 高速船あいびす

新潟港は、新潟県新潟市(中央区/東区/北区)から北蒲原郡聖籠町にわたる新潟県が管理している港湾である。
新潟港には、信濃川の河口両岸に開かれた河口港の新潟西港と、福島潟放水路と新発田川の河口を掘り込み開発した新潟東港がある。

新潟西港は、新潟市-両津港(佐渡市)間を運航する佐渡汽船や北海道航路/関西航路を運航する新日本海フェリーを中心とする国内旅客航路、ロシアなどへの国際貨物航路などを取り扱っている。
また、新潟西港には、海上自衛隊新潟基地分遣隊や海上保安庁の巡視船などが停泊している。

新潟東港は、韓国、中国、台湾、香港及びシンガポールなどの東アジアや東南アジアを結ぶ外貿定期コンテナ航路があり、主に国際貨物航路などを取り扱っている。

また、新潟港は特定重要港湾(昭和42年6月)に指定され、更に日本海側では唯一の中核国際港湾(平成7年6月)にも指定されており、現在の利用状況は外貿コンテナ取扱個数が国内10位(平成18年)となっている。


佐渡汽船(Sado Steam Ship Co., Ltd.)
 新潟港-両津港間に日5便~6便就航している。就航船は、『フェリーおけさ丸(5,862t)と『フェリーおおさど(5,373t)』である。
 また、新潟港-両津港間にはジェットフォイルが日9便~10便就航している。就航船は、『ぎんが(260名)』、『つばさ(260名)』及び『すいせい(260名)』であり、最大速力47ノット(約87km/h)で運航している。

新日本海フェリー(Shinnihonkai Ferry Co.,Ltd.)
 敦賀港-新潟港-秋田港-苫小牧東港間に週5便(月/火/木/金/土曜日)就航している。就航船は、『フェリーあざれあ(20,558t)と『フェリーしらかば(20,555t)』であり、この2隻は日本最大のフェリーである。
 新潟港-小樽港間に週6便(火~日曜日)就航している。就航船は、『らいらっく(18,225t)』と『ゆうかり(18,225t)』であり、この2隻は交通バリアフリー法に則った設計がなされている。


KAWASAKI BOEING 929
 KAWASAKI BOEING 929は、BOEING社が開発・製造した後、川崎重工業(神戸工場)が製造しているガスタービンエンジンを動力としたウォータージェット推進水中翼船である。
 BOEING社は当初、軍事目的としてBOEING 929を開発し、1967年にパトロール用小型艇として実用化した。このパトロール艇がベトナム戦争で有効であったことから、NATOの依頼によりミサイル搭載艇としてBOEING 929となった。
 1974年に、旅客用艇が開発されBOEING 929-100型となり、ジェットフォイル(Jetfoil)の愛称が付けられる。
 船体の仕様は、8.5m(全幅)、30m(全長)、250-350名(旅客定員)、エンジンの仕様は、ガスタービン(7,600shp)×2基となっており、巡航速度は約83km/hとなっている。

佐渡汽船 おけさ丸
 佐渡汽船の『おけさ丸』は、神田造船所(広島県)が建造し、1993年4月に竣工したカーフェリーである。就航は、1993年4月で新潟港~両津港である。
 佐渡汽船の『おけさ丸』は、佐渡汽船が所有するカーフェリーでは最大級である。
 船体の仕様は、21.10m(全幅)、134.70m(全長)、1,520名(旅客定員)、大型バス32台・乗用車48台(積荷)、12,419t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(8,500shp)×2基となっており、巡航速度は約37.6km/hとなっている。

佐渡汽船 おおさど丸
 佐渡汽船の『おおさど丸』は、神田造船所(広島県)が建造し、1988年1月に竣工したカーフェリーである。就航は、1988年4月で新潟港~両津港である。
 船体の仕様は、21.00m(全幅)、131.90m(全長)、1,520名(旅客定員)、大型バス30台・乗用車50台(積荷)、11,086t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(6,750shp)×2基となっており、巡航速度は約37km/hとなっている。

佐渡汽船 こさど丸
 佐渡汽船の『こさど丸』は、神田造船所(広島県)が建造し、1983年7月に竣工した国内初の車両甲板2段積み可能なカーフェリーである。就航は、1983年7月で新潟港~両津港である。
 船体の仕様は、21.00m(全幅)、119.00m(全長)、1,000名(旅客定員)、大型バス28台・乗用車40台(積荷)、8,627t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(6,750shp)×2基となっており、巡航速度は約36.6km/hとなっている。

佐渡汽船 高速船あいびす
 佐渡汽船の『高速船あいびす』は、墨田川造船(株)が建造し、2005年(平成17年)2月9日に竣工した小型単胴丸型高速船である。就航は、2005年(平成17年)6月10日で赤泊港~寺泊港であるが、冬季間は運休している。
 船体の仕様は、7.60m(全幅)、47.08m(全長)、216名(旅客定員)、263t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(2,750ps/1,950rpm)×2基となっており、最大巡航速度は約25ノット(46.3㎞/h)となっている。
 なお、船名の『あいびす』は公募の中から選ばれたもので、佐渡島の朱鷺の英訳IBIS(朱鷺、コウノトリ)に因んでいる。

新日本海フェリー らいらっく
 新日本海フェリーの『らいらっく』は、IHI・石川島播磨重工(神奈川県)が建造し、2001年9月に竣工した国内初のバリアフリー(交通バリアフリー法、平成12年5月17日法律第68号)なカーフェリーである。就航は、2002年4月5日で新潟港~小樽港である。
 船体の仕様は、26.50m(全幅)、199.9m(全長)、892名(旅客定員)、大型トラック146台・乗用車58台(積荷)、18,225t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(14,400shp)×2基となっており、巡航速度は約42.0km/hとなっている。

新日本海フェリー ゆうかり
 新日本海フェリーの『ゆうかり』は、IHI・石川島播磨重工(神奈川県)が建造し、2003年1月に竣工した国内初のバリアフリー(交通バリアフリー法、平成12年5月17日法律第68号)なカーフェリーである。就航は、2003年2月2日で新潟港~小樽港である。
 船体の仕様は、26.50m(全幅)、199.9m(全長)、892名(旅客定員)、大型トラック146台・乗用車58台(積荷)、18,225t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(14,400shp)×2基となっており、巡航速度は約42.0km/hとなっている。

新日本海フェリー しらかば
 新日本海フェリーの『しらかば』は、IHI・石川島播磨重工(東京都)が建造し、1994年7月に竣工した国内最大級のカーフェリーである。就航は、1994年7月で新潟港~小樽港であるが、現在は敦賀港~新潟港~苫小牧港である。
 船体の仕様は、29.40m(全幅)、195.4m(全長)、926名(旅客定員)、大型トラック186台・乗用車80台(積荷)、20,555t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(16,200shp)×2基となっており、巡航速度は約42.0km/hとなっている。

舞鶴海洋気象台 清風丸
 清風丸は、舞鶴海洋気象台が所有する海洋気象観測船である。
 清風丸は、1948年(昭和23年)5月から運用されており、現在の清風丸(484t)は1993年(平成5年)に竣工した3代目である。
 船体の仕様は、9.80m(全幅)、56.00m(全長)、4.3m(深さ)、41名(最大搭載人員)、484t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(1,800shp)×1基となっており、巡航速度は約11.5ノットとなっている。
 清風丸は、石川島播磨重工業(株)で建造され、1993年(平成5年)1月22日に竣工した。
 なお、清風丸は、2010年(平成22年)3月を以って、運用が終了・廃止された。
 また、函館海洋気象台と長崎海洋気象台の海洋気象観測船も廃止された。

海上保安庁 巡視船 PL04 やひこ
 巡視船 PL04 やひこは、海上保安庁・新潟海上保安部に所属する巡視船である。
 巡視船 PL04 やひこは、Patrol Vessel Largeを省略したPL型1000t級の巡視船であるため、軽武装している。
 船体の仕様は、11.00m(全幅)、91.40m(全長)、5.0m(深さ)、34名(最大搭載人員)、1,250t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(7,000shp)×2基となっており、巡航速度は約20ノット、航行距離は3,044NMとなっている。

海上保安庁 巡視船 PL51 ひだ
 巡視船 PL51 ひだは、海上保安庁・新潟海上保安部に所属するヘリコプター甲板付高速高機能巡視船である。
 ただし、ヘリコプター甲板はあるもののハンガーが無いため、ヘリコプターの常載は出来ない。
 巡視船 PL51 ひだは、Patrol Vessel Largeを省略したPL型2000t級の巡視船であるため、軽武装している。
 船体の仕様は、12.60m(全幅)、95.00m(全長)、5.6m(深さ)、30名(最大搭載人員)、1,800t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(7,000shp)×4基となっており、巡航速度は約30ノットとなっている。
 また、高速巡視船であることから速力30ノット以上を実現するため、ウォータージェット推進を搭載している。
 なお、巡視船 PL51 ひだは、三菱重工業(株)・下関造船所で建造された。

海上保安庁 巡視船 PLH08 えちご
 巡視船 PLH08 えちごは、海上保安庁・新潟海上保安部に所属するヘリコプター搭載型巡視船である。
 ベル212型ヘリコプター(MH930)を常時搭載している。
 巡視船 PLH08 えちごは、Patrol Vessel Large with Helicopterを省略したPLH型の巡視船であるため、軽武装している。
 船体の仕様は、14.60m(全幅)、105.40m(全長)、8.0m(深さ)、71名(最大搭載人員)、3,100t(総トン数)、エンジンの仕様は、ディーゼル(7,800shp)×2基となっており、巡航速度は約23ノット、航行距離は6,000NMとなっている。
 なお、巡視船 PLH08 えちごは、三井造船(株)・玉野事業所で建造された。

ノット(knot)
 ノット(knot)は、船舶や航空機に用いられる速度の単位である。ノットを表す記号は、『kt』或いは『kn』である。
 1ノットは、1時間に1海里の距離を進む速さで、1.852km/hである。

海里(nautical mile)
 海里(nautical mile)は、距離を表す単位である。海里を表す記号は、『M』或いは『NM』である。
 1海里は、赤道上における1分の長さで、1852mである。なお、海里は国際単位系(SI)単位ではないので、暫定的に用いられている。


update:2011.05.05
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