こんにちは(^▽^)/

しほママです!

 

たくさんのアクセスといいね!を

ありがとうございます。

 

先日、『夫のトリセツ』を読んだ話をしましたが、

相手(男性)の脳の特性を客観的に知って、

 

結婚生活の中で、それに対処する方法を知る事で、

 

相手との溝も埋める事ができるという

知恵を頂きました。

 

人間は、人間性以前に、本能を持っており、

また、脳の特性が男女でそれぞれ違うため、

 

私自身が、主観的にこうすべきと考える規範を逸脱して、

相手が行動したときに、

 

怒りをもって相手に対する事がある事に気付きましたが、

 

それが、「自閉スペクトラム症(ASD)」の

特性であることを知りました。

 

その特性は、

特定の『何か』がトリガーとなって、

 

怒りとして反応することを

自分自身や親、

 

あるいはその特性を持った人々を観察することを通して

客観的にとらえることができるようになりました。

 

夫も私も、知的好奇心が非常に強い性格であり、

 

お互い、規範には厳しく、

自分自身もそれを遵守して生きる事を

誇りにしているような節がありました。

 

つまり、正しい事の方が、

楽しい事あるいは許すことより勝り、

規範意識が高いので、

私自身それを相手や子供にも求めるようなところがあります。

 

しかし、家庭は本来どうあるべきか?と考えてみた時に、

 

それは、安らぎや安心・安全を確保するところであると

以前教えてもらった事を思い出して、

 

ああ、私の家庭は居心地の悪い場所なんだな
と薄々自覚する事があり、

 

私の実家で感じていた世界と変わらないなと思いました。

 

結婚する前に実家にいた当時は反抗期を過ぎても、

家を出ていきたい衝動に駆られるほど、

辛かったのが私の正直な気持ちでした。

 

そのことに数年前に気付いてから、

努めて自分自身の思うままに

自分自身が心地いい生活をする事に意識を向けて、

 

自分自身にストレスを与えない生活をするようにしました。

 

ここ数年は気が向かなかったら家事もやらない、

やりたい事をとにかくやって

 

最低限食事の支度と洗濯だけ、

掃除は後回しにしていました。

 

以前にも書きましたが、

私は40代半ばまで、

母の言いつけを守る生活をしていました。

 

家を出てからも、言われたことはしっかりやり、

言われない事も先回りしてやるような生活をしていました。

 

だらしなくすることが嫌いだったので、

家もいつもきれいにしていましたし、

机に書類の山はあったとしても、

 

洗濯、掃除、料理はしっかりしていました。

 

結婚してから、仕事と育児に追われるようになり、

結局手が回らなくなり、それがとてもストレスでした。

 

『こうしなければならない』という母の躾を

頑なに守ろうとしていたところに無理がありました。

 

母は、専業主婦から私が5年生の時にパートで兼業主婦となり、

家事の一部は、私が5年生の時から手伝っていました。

 

しかし、私の場合は娘は小さかったので手伝いもさせられず、

私は母より年を取ってから子供を産んだので、

 

フルタイムで働きながら、3人の子供を保育園に預けて

家事をするというのは難しい事でした。

 

気が付いたら、何かを楽しんだり、

ストレス解消をするという事とは縁遠い生活が

10年以上続いていたのです。

 

皆さんそうだと思いますが特に子供ができてからは、

10年以上、ゆっくりと自分の為に時間を取るなんて、

できない事でした。

 

娘の不登校のおかげというと語弊がありますが、

この三年間で、やりたい事はほぼやって、

最近、やっと暇ができるようになりました。

 

ママ友とランチもやってみましたし、

好きなアーティストのライブにも行きました。

 

投資の勉強もしましたし、

子供の面倒もしっかり見る事ができました。

 

料理もレパートリーが増え、

ヨガもやってダイエットにもなり、

 

化粧品も変えて、肌もキレイになりました。

 

お陰様で、心残りなく仕事ができそうです。

 

子供の頃にやり残したことや

自分を満たすという事を思いっきりやって、

 

そろそろ飽きたなというのが正直なところです。

 

夫や子供達も、そんな私を感じ取ってくれたのか、

以前とは違い、特に夫は機嫌がよくなりました。

 

数年前に気が付いたのが、

私のように『ねばならない』という事を基準に生きているのではなく、

 

誰もが自分が『思うところ』

例えば、楽しんだりすることをメインに生きている事に

気が付きました。

 

私自身、とにかく教えられたことに忠実だったのですが、

 

教えられた規範ではなく、楽しさや心地良さを基本に生きる事に

シフトすると、人生が楽に楽しくなり、

 

周りの人々や家族に

いい影響を与えていけるのではないかと思います。

 

教育というものはある面、

教育をする側のメリットを前提として

教えるものだと気づいたこともありました。

 

しかし、教育は昔の人々が積み上げた知恵であり、

それに従う事で様々なリスクを避けることができると改めて感じ、

 

規範を逸脱することのリスクの方が大きいと改めて知りました。

 

秩序を守る事もまた、自分を守る事でもあり、

逸脱しない事で安全に生きる事ができる事にも気が付きました。

 

私自身、生きづらさを抱えていたのは事実ですが、

この期間色々な事に気が付き、

 

娘のおかげで本当に

物事の本質に気が付くことができました。

 

愛を中心としてと言うと大それた感じがしますが、

 

愛というものが、観念だけではなく、

具体的な行動を伴い、

 

例えばスキンシップや心情的な交流をする事で

円滑になる家族関係もあると

やっと実感できたこの頃です。

 

秩序を守る事もまた、自分を守る事でもあり、

逸脱しない事で安全に生きる事ができる事にも気が付きました。

 

安心、心地良さ、温かさを

内外共に与え合える家庭でありたいと思います。