こんにちは(^▽^)/

しほママです。

 

いつも、ブログを訪問していただき、

心より感謝申し上げます。

 

 

先週から、二学期に入りました。

 

お子さんが、学校へ行けなかった方も

少なからずいらっしゃると思います。

 

 

やはり行けなかったかという落胆と、

悔しさや悲しさあるいは腹立たしい思いを

されている方もいらっしゃると思います。

 

 

夏休みは長いもので、

約40日間ありますが、

夏休みの過ごし方が悪かったかな?

 

と思っていらっしゃる方も多いかと思います。

 

何度も、学校へ行けない二学期を迎えて、

そのまま夏休みの延長をしているような

娘を見てどうしたらいいのか途方に暮れる事が

多くありました。

 

今年もダメだったか?

いつになったらこの状況を抜け出せるのだろう。

 

私自身、

娘を動かす事ができなかった自分を悔やみ、

焦りばかりが募る毎日でした。

 

しかし焦れば焦るほど、

娘は動こうとしない事に腹を立て、

怒鳴り散らしたりしたこともありました。

 

 

三年間を振り返って、

一番効果的だったことは、

娘に干渉しないようにすることでした。

 

私は今も過干渉の癖が

抜けきれませんが、

 

 

先回りして準備したり、

それを子供に強要したり、

とにかく子供の自主性を尊重することを

しませんでした。

 

 

小学校低学年にもなれば、

風呂上りの下着は、

ある一定の場所にしまっておけば、

本人が取り出せるはずなのに、

 

それをわざわざ準備して、

洗濯機の上においておくのが習慣でした。

 

それだけでなく、

なんでも先回りしてやってあげることが

当たり前になっていたのです。

 

 

当時は、やってあげ過ぎていたことに

気が付くことができませんでした。

 

冬は寒いから下着を風呂に準備して、

脱衣所で着替えてきたら

部屋で寒い思いをすることが無いだろう、

風邪をひくこともないだろうと、

先回りして準備し、

子供を守っていたつもりでしたが、

 

それが本人の成長にとっては、

全く役に立っていなかったことには、

当時はあまりにも自分のことで精いっぱいで、

気付く事ができませんでした。

 

 

これは簡単な一例ですが、

お子さんへ接する際に、

これはもうお子さんが手助けなしに

できることかな?

 

と一度立ち止まって振り返ってみると、

案外任せておいて大丈夫な事が多くあります。

 

結局やってあげ過ぎる事によって、

親がやる事が当たり前になり、

何でやってくれないの?

という考えに

子供が陥ってしまいます。

 

そうなってしまうと厄介で、

何で私がやらないといけないの?

とキレるようになります。

 

しかし、それは

お子さんが自分の事は自分でやるように

してこなかった親の責任でもあるのです。

 

子供が自分でなんでもやりたがる時期は、

幼児期ですね。

 

その時期にやりたいことを

やり遂げることで、

 

幼児はとても成長します。

 

そのような時期を逃さない事と、

お子さんがやりたがることは

やらせてあげる。

 

段階を追って、

食事が済んだ茶碗は自分で台所へ持っていく、

次の段階では、茶碗は自分の分を

洗って伏せておく。

 

だんだんと自分でやる癖と

やる気を育てておくと、

 

自立していきますね。

 

子供ができる事も、全部親がやると、

親は寝る暇もなくなってしまいます。

 

私は何でこんなに忙しいんだろうと

疑問に思ったことがありました。

 

それは、自分のやってあげ過ぎに

気付くまでわかりませんでした。

 

簡単な家事は家族で分担する事で、

グンと手間が省けます。

 

最近は、寝る時間を十分取る事が

できるようになりました。

 

時間内に用事を済ませて、

時間通りに出かけられるようになりました。

 

お子さんが、小学校低学年までは、

ある程度やってあげる事は仕方ありませんが、

 

小学校高学年になれば、

ほとんどの身の回りのことは

自分でできるようになります。

 

その時期を逃さずに、

自分で自分の事をする

習慣をつけるといいと思います。

 

親の過干渉に

気付くことが難しいのは、

できるだけ子供のためになるようにという

親心から来ているからだと思います。

 

しかし、本当に子供のためになるかどうかの、

見極める力を養って行くと、

だんだんと自分の行動が見えてきます。

 

本当に親心に隠れた過干渉は

自分で見つける事は困難ですが、

 

お子さんが大きくなればなるほど、

距離を取った方が良いし、

 

命の危険や法を犯さないこと以外は、

本人に任せた方がいいのです。

 

お子さんを信じて、

正すべきところは正し、

後は本人に任せる。

 

 

これが得策だと思います。

 

 

お子さんの事より、

お母さん自身がすべきことをなし、

 

共依存のような関係に陥ることなく、

 

自分自身の人生を楽しむ時間もとる事。

 

これが案外早道ではないかと思います。

 

逆説的ですが、

お子さんを信じて心配し過ぎない事。

 

これがとても大事です。

 

お子さんを少しづつ距離を置いて

手放す事から

 

お子さんの自立が始まります。

 

ぜひ、放任という意味ではなく、

適度な距離でお子さんと接してみて下さい。