18年5月末に竣工した「ヒュッテねこにゃん」ですが、何せ元々一般住宅で、予算も引っ越し前の家の近くにできた庭もないような建売りより安上がりで済んでしまったので、本当の山小屋のようにはできません。

心がけたのは第1座、第2座で紹介したように2階の居住、宿泊施設と1階のパブリックスペースをはっきりと区別することでした。
ヒュッテねこにゃんの1階はリビングダイニング以外は入浴施設とトイレのみで、このリビングダイニングをサロンとしてパブリックスペースにするため、とにかく生活感を出来る限り排除したのです。
床はフローリング、壁は白一色にし、家具はダイニングセットとソファ、ローテーブル、テレビのみ。あとは部屋の端にピアノ2台、これは音楽教室を経営するためですが、お客様向けライブ演奏も考えています。

山小屋風に見えるよう外装は木目調、屋根は森の緑を意識してアイリッシュグリーンで、住宅地に大きな樹木のイメージです。

一階サロン、外から見て左側の音楽教室スペース。ライブ演奏スペースを兼ねています。


ライブスペース側から見たサロン(外から見た右側側)。手前が寛ぎスペース、奥がダイニング。カウンターの奥がキッチンです。標準的な一般家庭の住宅ではこれでいっぱいいっぱいです。ただ、ダイニング、リビング、音楽教室スペースを別々の部屋にして区切らず見た目のスペースを広くとる事で、広く感じるよう工夫しました。

賑やかなヒュッテねこにゃんオープニングパーティ。これが夢のひとつでした。お客様に来てもらうためにアレンジしたのですから。


登山道具の収納をディスプレイ風にして、コミックスや山の本、山の番組の録画も観られるテレビ付き宿泊室、山の談話室「好日😸荘」(こうじつにゃんそう=もちろん、好日山荘のパクりです(笑))
この部屋から秩父連山、晴れていると群馬、栃木の山塊も望む事ができます。

好日😸荘、階段窓から望む秩父連山。


時に燃えるような夕焼けの秩父連山も。


ヒュッテねこにゃん周囲には豊富なバリエーションを持つトレッキングコースがあり、湿地帯など豊富な自然を満喫する事ができます。狭山湖までのコースは歩きごたえもまずまずです。


クリスマスパーティでは、大型ツリーを眺めながらクリスマススペシャルミニライブも行います。



アーバンヒュッテねこにゃんの自慢の一つが料理です。メインのひとつは地鶏の丸鳥のローストチキン。



18年秋からはお料理の野菜は無農薬栽培の自家農園の物を中心にお出ししています。ヒュッテねこにゃんの新しい目玉のひとつです。


とれとれの新鮮野菜は甘味、風味の豊かさが違います。



今話題の、人気急上昇中の「バターナッツかぼちゃ」。ソテーに、サラダに、スープに大活躍です。


青じそ、パセリと共に完全自給のハーブ「スイートバジル」。トマトも自家栽培物を使えば、チーズだけでカプレーゼも特製です。


デザートも手作り。仕入先限定の究極の卵と美味しい牛乳、三温糖で作るうっとりプリンは不定期ですが、事前に予約頂ければお作りしておきます。


山の山小屋にはロケーションで絶対的にかなわない訳ですから、そのもてなしの質をできる限り高めた「街の山小屋」は、遠くの山になかなか行く時間がなくて自然に飢えている人の気持ちに応えるべく、思い付く限りの工夫をしたわけです。

そのひとつに、多くの山小屋ではできない入浴施設があります。風呂屋ではありませんので、もちろん一般住宅の普通の浴室ですが、色々と工夫があります。詳しくはおいでになって、ですが一番ご好評頂いているのがその「お湯」です。
宿泊のお客様がいらっしゃる日は、運び湯ではありますが温泉スタンドから天然温泉を汲んできて、温泉のご入浴を楽しんで頂いています。

その他、ご希望により朝食を召し上がって頂ける庭のウッドデッキ、竹林を眺めながらゆったり寛いで頂けるタープ下のハンモックなど、楽しみは色々です。

アクセス面でも、圏央道の青梅、入間インターから10分ほどの位置にありますから、北関東、東北と南北中央アルプスのほぼ中央にあたります。ですからそのどちらかからもう一方に行かれる時に中継点として頂く事で、ロングドライブ直後の登山のパターンの軽減をオススメもしています。


今回は、今までなかった「街の山小屋」のご紹介とおすすめでした。


次回からは、まだ不定期ですが、山行から感じた思うところやヒュッテでのエピソードなど、徒然なるままに「山のエッセイ」を展開して参りたいと思います。これからもご拝読頂ければ幸いです。また、一度是非、リビングヒュッテねこにゃんに気軽に遊びにおいで下さい。