テストを受ける前日と当日。親が心掛けること。 | アメリカおばさんのブログ

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アメリカの学校の先生と日本語学校の補習校の先生をしています。教育のこと、習慣の違いに驚いたこと日々感じたこと、起こったことなど独り言を書いてみたいと思っています。趣味は料理です。

私からアドバイスを受けて既にご存知の方もいらっしゃるだろうし、実行をしているかたもいらっしゃると思いますが。。。。
ふと思い出したことなので。。。実は息子が本日、テストなのです。
夫のカズシが夕べというか明け方まで勉強をしていた息子を起こすのを頼んだら、
「何やっているんだ!」と怒りながら起こしていたので、大慌てでカズシを止めました。

アメリカの現地校で先生を7年間していた時に学校全体としても心掛けていたことがあります。
それは、テストの前日から当日にかけて、

絶対に子どもを叱らないこと。
子どもと親子喧嘩をしたり、夫婦喧嘩をしたりしないこ
と。
朝は起こす時に特に気をつける。

これを心掛けてください。と学校から通達があります。。。
ついついいつもの癖で、「早く起きなさい!何しているの?」
「ちゃんとして~!」
などど言ってしまいがちですけど。。。

そういえば大人のテストの時もそうでした。
うちのカズシが昔、米国公認会計士のテストの勉強していた時に、アメリカの塾から
アドバイスをもらったのです。

健康に常に気をつける。
集中力を高める為に朝ご飯を必ず食べる。言い争いをしない。

そしてその学習コースには、常にバナナやリンゴ、グラノラバーが置いてありました。
「ご自由に召し上がれ。タダ」『Free』
面白いなと思っていたら、
なんと公立の学校にも州の大きな学力テストがある前の週から、
保護者の方に学校からお便りが来ます。
「果物や朝ご飯のためにグラノラバーなど脳に良いものを寄付してください。」

それから私はずーっとテストの前とテスト当日はこれらを今でも特に気をつけています。

なかなか起きない子には、好きな食べ物で釣るしかありません。
「大好きな◯◯スープが出来ているよ~!
冷めちゃうかもしれないけど、もう、カップについでもいいかなぁ?
食べる時間が無くなるから早く起きないと。だね。」←ここの「だね。」が重要です。
命令口調にならないし、相手に同意を求める。自分から起きなきゃなと思わせるんです。


「頑張れ、頑張れ」は言いません。
だって本人は「頑張るつもり、頑張っている」のですから。。。

子育ては結構大変だけど、お母さんに出来ることは明るく送り出すことです。

テストの当日は、少し早めに試験会場には行かせてください。

早めに行くと精神的に落ち着きます。トイレに行く時間もあります。

ざーっと勉強をしていたメモにも目を通せます。
日本のテストでは許されないのでだめかもしれませんが、
アメリカではテストの合間に休憩があります。

好きなお菓子。ぱくっとたべれる小さなもの。
持たせてください。

やるぞ!と元気が出ます。では!