子供に勉強を何も言わずにやる気にさせる方法。その① | アメリカおばさんのブログ

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アメリカの学校の先生と日本語学校の補習校の先生をしています。教育のこと、習慣の違いに驚いたこと日々感じたこと、起こったことなど独り言を書いてみたいと思っています。趣味は料理です。

完全に時差ぼけ。現在3時30分。
しかし今日は、というか昨日になるんですね。昨日は娘が「10時に学校に行く」と言うので娘を学校に車で送って行きました。
「ナショナルオーナーズソサエティ」が主催する、8月6日に行われる5キロマラソンのための準備。

ちなみに娘はこのナショナルオーナーズソサエティの役員なのですが、会長ではありません。
このナショナルオーナーズソサエティのメンバーは200人学校にいるんだけど、集まるとかミーティングにはみんな来ない!!
メンバーになると、卒業式のときにメダルをもらったり、金色の房を貰えるし、表彰状がもらえるし、大学の申し込みのときに有利だとみんなは考えているのかなあと思ってしまう。(確かに有利なのです。でも名前だけで何にも活動とかは手伝わないし参加しないし。私はちょっとずるんじゃないのかなと思ってしまう。)

このマラソン大会で、集まったお金をシェルターに住んでいる人達の為に役立てようということで、スポンサーになってもらう会社をさがし、かけずり回っているのも娘と僅かな人だけ。

今日は、今度行われるマラソン大会で走っている人が道に迷わない為の「案内ボード」を作りに娘が学校に行った。しかし、来たのは娘と担当の学校の先生だけ。誰も来ない。先生と二人でボードの作成をしたらしい。前もってFace bookやメールなどで連絡していたんだけど。

オーナーズのクラスでは夏休みの宿題があるのでみんな忙しい。でも200人のうち来たのはたった一人とは!!!
娘曰く、「いっつもこんな感じだよ!」
「会長さんはどうしたの?」
「ああーリサーチ、仕事で忙しいみたいね」
「え??会長さんなのになにもしないの?」
「いいんだよ。べつにさあ。出来る人が来てやればいいんだよ。無理しちゃダメなんだよ。」
「ふーんそんなもんかねえ。責任感がないんじゃないの?」そんな私の言葉に返事しないで、

「さてと、新聞社にマラソンの案内をメールして載せてもらって参加者を募るわ」と家に帰ってからパソコンに向かう娘。

宿題が日本人学校のものとアメリカの学校のものがたくさんあるんだけどね。気にしていない。

さて、娘のしごとが終って、息子も連れて息子の大学に出かけた。
夏休みだけど、大学はサマーコースがあるので大勢の人。テューダールームで食事をして、
今度新学期から使う教科書を買いに行った。というか教科書代も息子は無料なんだけど前もってお金を立て替えて払います。ちなみに中古品の本を買いました。
教科書は新品より中古品のほうが書き込みがしてときどきポイント等にラインが引いてあったりしているのでとてもいいんです。


そして今度住む大学の寮の確認のために寮のことを取り扱っているオフィスに行きました。

今度も前と同じで、勉強のできる生徒ばかりが住んでいる寮なんだって。
でも、
上級生だけが住める寮に住めることになった。
前住んでいたとこよりさらに綺麗なところだし、本当は21才以上じゃなきゃ住めない寮なのに息子は19才で住むことの許可が出た。なんでだろ?
ここはお酒を飲んでもいい寮なんだって。だから21才以上じゃなきゃ入寮出来ないはずなのに。
息子はおさけはのまないけどね。
この寮のいいところは、寮の中の一階にコンビニがあること。綺麗な勉強する場所があること。入口がホテルのロビーのようになっていて、心地の良いソファがたくさんあるし。
息子はここのコンビニによく出かけて、勉強をしていたので便利になった。

家に帰ってから、メキシカンレストランに久しぶりに出かけた。
スペイン語の勉強。
でも息子も娘もスペイン語でオーダーしないんだよね。恥ずかしがって。
結局私がスペイン語でオーダーすると「発音が悪い」とか言うくせに。

その後、息子と娘を図書館に連れて行って、閉館の9時まで勉強させた。
夏休み。私が日本に行っている間、二人とも全然勉強をしていない。
家だとダラダラしてしまうので、誰かが勉強している図書館に連れて行き、他の人が真剣に勉強をしている姿をみせるのは、とてもいい。
本人たちにとっては「ああー自分も勉強しなくっちゃなあ」
と言う気にさせるからね。

「勉強しなさい!」と大声で叱るのがいいのではないんです。
だまって図書館に連れて行くだけ。

子供はやる気になります。

その後、家に帰ったらリラックスさせる。このほうがメリハリがつくから。

あーもう明け方4時45分だ寝なくっちゃ。