今日は、私が働いている小学校ではなくって、うちの近所の小学校でインターナショナルフェスティバルというのがあり、その準備のため学校をお休みしました。
準備の他に、車を洗いに行ったり、車のオイルチェンジに行ったり。
そして着物の整理。
五日前に知らない人から私の携帯に電話がかかって来たの。「日米協会からあなたの電話番号を教えてもらいました。実はお茶会をしてもらいたいし、生け花もして欲しい。そしてもし着物を持っていたら着物を私と娘に着せて欲しいんですけど。もちろんあなたも着物を着てくださいませんか?」
「いいですよ。どちらに何時に行けばいいのでしょう?その前に打ち合わせしませんか?」
今までボランテイアを何度してきたかなぁ。アメリカにお世話になっているから「お礼」「ご恩返し」
彼女は自分は日本人だと言う。カタコトの日本語が話せる。でも英語もちょっと訛があるので電話では意志の疎通が出来ない。
打ち合わせの為に実際に先週の金曜日に逢うことになった。なんと彼女、顔はまるっきり日本人!!!!日系人。
彼女のおじいさんお婆さんは沖縄の人。日本人。お母さんももちろん日本人。でもお父さんの仕事の都合でペルーで生まれたんだって。そしてアメリカ人と結婚。
驚いたのは、彼女はペルーで弁護士の資格を取っていて、英語が全然出来なかったけど、アメリカに来て、アメリカ人の旦那さんに応援してもらってアメリカの弁護士の資格も取ったんだって!
打ち合わせだけじゃどんな物を持って来ていいか分からないので、うちに来てもらって色々な物を実際に見てもらって。
そして、いよいよ、本日は3時半から準備。
日本の武者人形やおひな様15人飾ったり日本のおもちゃ本など飾りつけをして夜の6時からスタートなので、娘や自分の着付け、そして彼女と彼女の娘さんに着物を着せて汗かきながら・・・大慌てで準備。
お茶会も意外と大変なんだ。だって茶釜のお湯を沸かさなきゃ行けないし。茶釜一つ運ぶのも重いしね。また後片付けも大変。いつもなら畳も運ぶけど今回はカフエテリアの舞台でのデモンストレーションなのでござマットで代用。
私の友人で沖縄出身の人も生け花のデモンストレーションしてくれて、お茶会も無事終了。
すごいよね。彼女が沖縄の同郷だっていうと聞くと忙しいのに来てくれたんだ。
お互い助け合うんだね。優しいね。
ほっとしたのもつかの間。外がすごいことになっている。
車が!!!氷で覆われている!ドアの鍵穴が氷で塞がっていて鍵が入らない!ドアもあけられない状態。必死で開ける。エンジンをかける。デフロスターをつけるけど凍っているのなんと氷の厚さ約4ミリ。いやもっとかも!窓ガラス開かない。何度か上下してやっと氷をはがそうとした。ガラスのコップより分厚いからやはり4ミリ以上はある。
しまった!!!!スクレーパー持ってこなかった!この季節は窓ガラスが凍るときがあるのでスクレーパーと言ってガラスをゴリゴリこするのを車の中に入れておくのが常識なのに。
ワイパーは氷で覆われてガラスにくっついているの。ここで我慢出来ずにワイパーを動かすと約250ドルの修理費が掛かるので(昔ミズーリー州に住んでいた時失敗した)ここはワイパーを動かさず氷が溶けるのをじっと我慢する。普通なら溶けるのにダメだ。どんどん氷が降って来て窓ガラスに凍り付く。だからスクレーパーが必要だったのになあ。
車を停めた駐車場から学校の入口までお茶釜やら人形やらぎっしりの荷物を運ぶの。氷の雨というか、氷が降っているところを。
道路はスケート場!やっと家に無事に帰ってほっとした。
ニュースを調べると今晩、もっともっと氷におおわれるらしい。
今日は電気がもしかしたら切れるかもしれないんだって。電線も氷に覆われているのでインターネットも切れるかもしれないしお水もガスもダメになるかもしれないのでお水を溜めておきなさいとお天気おねえさんのお話。
学校は娘の学校も私の働いている小学校、中学校、高校全部お休み!!!ということがわかった。
明日はお休みでも氷の世界だから外に遊びに行けないなあ。残念。