では、村八分社会をビジネスモデルで克服する方法についてですが。

その前に、簡単にではありますが村八分の手口について説明しておきます。

 

前回の記事の、村八分にあった農家の奥さんのケースで説明しておきますと。

まず最初に、被害者である農家の奥さんの近所の奥さんが「あそこの奥さん浮気をしてるのよ。」と嘘の話をでっち上げ広めました。そしてその嘘話を信じた近所の人々が様々な嫌がらせをしていったわけです。

この場合、最初に噂話を広げた近所の奥さんは村八分の直接的な嫌がらせには参加しません。

なぜならば、最初に不倫をしているという噂話をした奥さんは、自分が嘘をついていることを知っていますから。嘘がバレて相手に反撃されると困るので、直接的な嫌がらせには参加しないのです。村八分は名誉毀損罪や、侮辱罪、ストーキング行為などの犯罪行為ですので、嘘をついているのがバレれば相手に告訴される恐れがあるため、最初に嘘をついている人間は表には出てこず、他の者にやらせようとするのです。

ところが、嘘情報とも知らず村八分に直接的に参加している者も、そのうちにこのままやっていれば自分が訴えられるかもしれないと思い始めるのです。

しかし、村八分を止めようとか、抜けるとか言い出すと、裏切り者として自分も一緒に村八分に合うかもしれないとかんぐります。

そこで、村八分を積極的に広めていた人物などは一番告訴される危険性があるわけですから、そこから抜けたいと思い自分の身代わりを作ろうとするのです。

例えば、被害者に村八分を仕掛けていた加害者の一人をターゲットにして、その家の鉢植えを夜中にこっそり割ったりとか、郵便受けに鳥の死骸を投函したりするのです。

そして、そのターゲットにした相手にこう言うのです。

「あの不倫をしている奥さんが夜中にあなたの家の方にコソコソと歩いて行っているのを見たって言う人がいるのよ。この間、あなたがあの人の不倫について陰口を叩いているのを聞いていたから。仕返しにやっているのよ。自分が不倫をしたから言われているのに、酷いわね。やられたら、やり返した方がいいわよ。私は、あなたの味方だから。応援してあげるから、やり返しなさいよ。」

こうやって何も知らない奥さんは、被害者から攻撃を受けたからやり返してやると思い込み、更に酷い村八分を先導を切ってやり始めるのです。

 

おおむね村八分の手口とはこういったものになります。

村八分を積極的にやっている者達というのは、結局は裏から操られ、ピエロのようにダンスを踊っているだけにすぎず。村八分を仕掛けた黒幕は、裏でその様子を高みの見物で、ニヤニヤと笑いながら楽しんでいるというわけです。

こんなものは、村八分を直接的にやっている者も騙されて踊らされている被害者であり。加害者も被害者も誰も得をしないというのが、村八分なのです。


 

それでは、具体的なビジネスモデルの説明をします。

 

まず、宗教の道徳教育をビジネスにスライドさせるわけですが。

宗教には、神の教えと、天国、地獄があります。

神の教えと、天国については後で説明するとして、まずは地獄の説明をしたいと思います。

(道徳がどのようなものかについては、このブログの(本編 道徳の構造について)をお読み下さい。)

まずは、地獄(罰則)を2つ作ります。

 

1つ目の地獄は、法律になります。

村八分でよく行われる違法行為としては、名誉毀損罪や侮辱罪などがあげられます。

もちろんこれらの法律は昔からありましたから、今更何を言っているんだとなりますが。

ところが、実際に告訴をしようとすると弁護士費用など100万円ほどかかるとか、判決が出るまでに1年ほど時間がかかるとかの問題が出てきてしまうのです。

このままでは、罰則としての効果があまり期待できませんので。

この裁判にかかる負担を軽減するためのビジネスを展開します。

例えば、道徳保険というものを作り。

不徳を行った者を、法律で裁きやすくするために。悪質な村八分を受けた者には、裁判にかかった費用を保険で負担できるようにしたりとか。

保険の費用を抑えたい者には、弁護士無しでも裁判が出来るようにマニュアルを作り、ネットや電話でレクチャー出来るようにして、裁判費用を出来る限り抑え、加害者に罰則を与えやすくします。

また、犯罪が行われているにも関わらず罰則が適用されにくい社会というのは、村八分を社会として容認してしまうことになりますので。道徳保険に入って下さった、利用者の生活を守るために、裁判にかかった費用の加害者負担や、裁判の簡略化などの時間短縮の法改正なども求めて行きます。

また、名誉毀損罪や侮辱罪は本人が直接告訴する必要がありますので、ネット上で利用者の悪評や成り済まし情報などを見付けた場合には、本人に報告し告訴のご案内をするというサービスもします。

こうすることによって、村八分の被害者救済と犯罪の抑止を進めてゆきます。

 

2つ目の地獄は、会社の解雇になります。

ようは、村八分を行った者は問答無用で解雇するというものです。

ただ、ビジネスモデルとしてやるわけですから、村八分を行ったからただ単に解雇するといった内容ではありません。

まず最初に道徳協会といったものを作ります。

この協会は、道徳教育を積極的に行った会社に対して道徳マークというものを発行します。

考え方としては、エコマークと同じです。

エコマークが付いた製品は地球環境に優しく、自分達の未来の生活の役に立っていると思い購入したくなります。

エコマークと同じで、道徳マークが付いた製品の会社は道徳教育に熱心で。村八分の被害をなくしてくれますから、そういった会社の従業員の家庭では「いじめを見かけたら一緒にいじめときなさい。」と教えてはいないだろうから、子供達の未来のためにもそういった会社の製品を買いたいと思うわけです。

では、具体的に何をするのかというと村八分の代表的な手法としては、本人に反論させないような方法で一方的に非難するといった方法がとられます。

例えば少し離れた所で本人の陰口を叩くとかです。

そもそもこれはただの悪口ですから、名誉毀損罪や、侮辱罪などの違法行為になります。

このような違法行為を社内ですることは一切認めません。

何度注意しても改善されないようであれば解雇します。

他にも、本人のいない所で、悪評をたてる行為も禁止します。

例えば昨今はネット社会ですから、ネットの噂話を元に悪評をたてるケースも。自分が言ったわけではない、ネットで言ってたことだというのも、違法行為ですので処罰します。

またネット社会では本人に成りすまして悪評をたてるケースもありすので、そういった情報を流布した場合も処罰します。

もちろん社内の出来事をネットに流し、他の社員の悪評を流した場合も解雇します。

また、特定の者を不当に無視したり、気に入らないから落とし入れてやろうと他の者に呼びかけたりした場合も処罰します。

またこれらの行為が社内や社外でも行われていることを知った場合には会社に報告する義務を設けます。この報告を怠った者は、村八分を隠蔽した行為とみなして処罰します。

あと、会社に他者に対する異議申し立てがあれば、必ず訴えられた者に対して情報を提供します。訴えられた者に内容を伝えなければ、反論もできませんし誤解も解けず和解もできません。相手に反論させないように非難するのは村八分の手口になりますので、相手に情報を提示しなければ会社が村八分の協力をしていると取られかねませんので、必ずその異議申し立てを伝えるようにします。

そもそもここに書いてあるものは、小学校の先生が子供達に言い聞かせている道徳教育の内容レベルのものです。小学校の子供達が守らなければいけない道徳すら、大の大人の社会人が守れないというのでは、会社勤めする資格がないといえます。たかだかこの程度の道徳さえ守れないのでは、会社がそのような労働者を雇っておく理由などないといえるのです。

 

また、1つ目と2つ目の対処を連動させ、道徳保険に入って下さった顧客が自社の社員の悪口により被害を受けたとなった場合にも、その社員は解雇します。

 

道徳保険と道徳マークは、同じ一つの道徳販売のセットとして、宣伝広告し販売をしてゆきます。

 

道徳マークは雇用にも有利に働きます。

そもそも、村八分が横行しているような企業では誰も働きたくないと思うのが普通です。

道徳マークを貼り、道徳が担保されている企業と、道徳に無頓着で村八分が頻繁に行われている企業とどちらに行きたいですかと、新卒に尋ねれば間違いなく道徳の担保されている企業に行きたいとなります。

ようは、道徳マークを貼った企業には優秀な人材が集まり、貼らなかった企業には不道徳な村八分をして楽しみたいというモラルハザードを社内で起こすような人材しか集まらなくなるのです。

会社というものは人が動かしていますので、人材の優劣でその会社の運命は決まってしまいます。

そういった意味でも道徳マークの利用というのは、会社の運命を決める重要なビジネスモデルだといえるのです。

 

一応断っておきますと、これはあくまで一つの例にすぎません。

ここに書かれたことをそのままやれば、全てうまくいくと言っているわけではないのです。

それぞれの会社は、それぞれに事業形態が違いますから、自分の会社に合ったやり方でやる必要があります。

とはいえ何の例も示さずに、ではやって下さいと言った所で。どうすればいいか分からないとなってしまいます。

そこで、こんなやり方もあるんじゃないですかという例をあげ。参考にしてもらえればと書いているわけですので、ご理解頂ければと思います。

 

あと、天国と神の教えについては、長くなってきましたので次回にしたいと思います。

 

 

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