イノベーションはどうやって生まれてくるのかについてですが。
それを知るには、ビジネスが何であるかを知っておく必要があります。
簡単にいえば、ビジネスとは
「足りないものを補うこと。」
となります。
といっても、難しい話しではありません。
ようは、需要と供給の話です。
商品を買いたいという人がいて需要が生まれ、それに対して生産者が商品を供給しビジネスが成立するわけです。
そして、この逆はないのです。
供給をしたら需要が生まれ、商品が売れるということはないということです。
もし供給をして需要が生まれたということなら、それは消費者が自分がその商品が欲しいことに気づいてなかっただけであり、生産者の都合で商品が売れる訳ではないのです。
あくまでもビジネスは、消費者が自分の生活で不足しているものを補うために、商品を購入することで成立するものなのです。
ただビジネスには一つだけ、どうしても守らなければならないルールがあります。
それは何かというと、「採算を取れるようにする。」ということです。
ビジネスは慈善事業ではありませんので、私財を費やして商品を提供することは出来ないのです。
ビジネスは利益を上げなければ倒産し潰れるという当たり前の話しですが、ビジネスの絶対的なルールなので記載しておきます。
ビジネスは人々が足りないものを補うのを手助けするものであり、そしてそれを継続させるために採算が合うようにするものだということは、お分かり頂けたかと思います。
それでは次に問題になるのは、人々は一体何を足りないと思っているのかということです。
食料、服、家、家電、車、など上げれば切りがないのですが。いわゆる商品と呼ばれるものは、大きく分けると二つ分けられます。
一つは生活必需品であり。それがないと生活に困る物になります。
もう一つは娯楽商品であり。それがなくても生活は困らないが、有ると余暇を楽しめるものとなります。
しかしながら、今上げたのは一般的な商品の概念にすぎづ。この概念を元にイノベーションを起こしても、出発点が同じため今までと同じゴールにしか辿りつかないといえます。
そこで人々が求めているものをもっと深く掘り下げてゆきたいと思います。
人は何を求め、何のために生きているのか?
答えは簡単で「幸せになるため」になります。
とすると次に「幸せ」とは何かという疑問が浮かび上がります。
幸せの定義は色々あるのですが、ここでは私なりの解釈で説明してゆきたいと思います。
幸せも実は大きく分けると二つに分かれます。
一つは私的な幸せで。例えば好きなアイドルのコンサートに行って幸せだったとか、競馬で万馬券を当てて幸せだ、とかになります。
その人にとっては嬉しいことでも、他人からするとどうでもいいことが、私的な幸せとなります。
もう一つは公的な幸せで。ある夫婦の間に子供が出来ましたとか、人種差別が撤廃され人々が平等になりましたとか、新薬が開発され不治の病が治るようになりましたなど、社会にとって喜ばしい出来事が公的な幸せとなります。
私的な幸せは多くの場合娯楽の分類に入るのですが、日本の世界的に有名なサブカルチャーの漫画やアニメは、それが娯楽のため利用する人々が限られ、世界的に有名でも大して儲からないそうなのです。
このためイノベーションを起こす主軸となるのは、公的な幸せの方が中心になるといえます。
では次に公的な幸福をもっと深く知るために、公的な幸福の本質とはどのようなものなのかという疑問が湧いてきます。
ただ、この問いかけの答は実にシンプルだといえます。
実はこの答え、小学生でも知っているほどの簡単なものなのです。
では、それは何かとなりますが、そちらはまた次回にしたいと思います。
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