闇バイトとは、パチンコの打ち子や、口座の名義貸し、出会い系サイトのサクラ、オレオレ詐欺の出し子や受け子など、犯罪に関わるバイトのことを指します。
一応どういった犯罪に当たるのか簡単に案内しておきますと。
パチンコの打ち子は、どのパチンコ台が出るのかをパチンコ店内の情報漏洩で知っていた場合は業務上横領罪や窃盗罪などにあたり、口座の名義貸しは詐欺罪、出会い系サイトのサクラも詐欺罪になりますし、オレオレ詐欺の出し子や受け子も詐欺罪の共犯となります。
闇バイトについては、ネットやTVの特集などで警戒を呼びかけていますので、詳しくはそちらをご覧いただくとして、このブログではその構造に注目したいと思います。
闇バイトは高収入ですが、犯罪のため当然逮捕されるリスクがあります。逮捕されますと被害者から損害賠償請求をされますし、警察に捕まり実刑判決を食らう場合もあります。
このため裏で暴力団などが手引きしている場合。警察に捕まるリスクが高い部門、先に紹介したオレオレ詐欺の出し子や受け子などは、アルバイトなどにやらせます。もちろん、このアルバイトから情報が漏れ芋づる式に捕まるリスクもありますので、SNSなどを使い証拠が残らないようにアルバイトを勧誘するそうです。
ただアルバイト側もいくら高収入だからといって、警察に逮捕されてしまったのでは稼いだお金は被害者に返さなければいけませんし、実刑を食らえば刑務所に入らなければいけません。そう考えるとあまりにもリスクが高すぎますので、こういったアルバイトをする者は、お金に困って一時的にするだけで、すぐ辞めようとするそうです。
ところが裏で金儲けがしたい暴力団側からすると、そんなすぐに辞められてしまったのでは人員不足で詐欺行為が出来なくなってしまいます。そこで一度闇バイトに手を出した者には、警察に捕まっても仕方がない行為をした者ということで、闇バイトに関わったという証拠を取るそうです。具体的には写真入りの身分書と本人の顔写真を一緒に撮らせ、闇組織の一員だという証拠を残すそうです。他にもSNSのやりとりだとか、詐欺行為の密談をした時の会話の録音や盗撮画像なども証拠として取ってあると考えられます。
このようにして、そのアルバイトが組織から抜けようとすると、「お前が闇組織の仲間だという証拠はあるんだからな、抜けたらどうなるか分かってるな。」と脅迫し抜け出せないようにするそうです。
ちょっとお金に困ったからとか、ちょっとした小遣い稼ぎだからいいだろうといった軽い気持ちでやってしまうと、闇組織に弱味を握られてしまい、そこから抜け出せなくなってしまうのです。
そしてこのような闇バイトの仕組みは、ネット上の闇バイトだけで起こるとは限らないのです。
オレオレ詐欺でお爺ちゃんお婆ちゃんが狙われるのは単に高齢で判断力が鈍っているからだけではなく、お爺ちゃんお婆ちゃんがお金を持っていることを知っているからだといえます。お爺ちゃんお婆ちゃんがお金を持っていなければ当然狙われたりしないわけです。
ようは犯罪行為で、そこから利益を得ようとする為にはお金が集まる所でなければいけないということで。私たちの社会でお金が常に集まる場所はどこかといえば、それは企業だとなります。
そういった意味では企業は犯罪組織に常に狙われる存在であり、それに対する対策も十分しておく必要があるといえます。
では具体的には、どのような手口で闇組織は企業からお金を騙し取るのでしょうか。
それについては、また次回にしたいと思います。