前回の続きで、②発見です。
イジメが学校で起きても、それを見つける事が出来なかったり。学校側が隠したりしてしまうと、イジメはそのまま放置され続ける事になってしまいます。
ただ、この問題を語る前にイジメにおける認識について確認しておきたいと思います。
もうすでに説明したように。イジメが起きる原因として、一つはストレスで、もう一つは本能があげられます。本能は人間である以上、誰にでもあるものです。という事は何もしない自然状態の場合、人間は本能に従って行動しますので。イジメが人間に興奮と快楽を与えてくれる以上、人はイジメをしたいと思うのが自然なのであり。子供たちがイジメをするのはごく自然な行為であり、おかしな行動ではないのです。もし、「わしたちの学校ではイジメなんか一切ありません、子供たちがそんな事をするはずがありません。」と言う学校があったなら、それは相当に怪しい学校だと思わなければならないという事です。
子供たちは社会のルームなど何も知らないままこの世に生み落とされる訳ですから。イジメがどういったものかも知りませんし。イジメを行う事により得られる快楽に抗う術も知りません。何もかもが初めて経験する事ばかりなのですから、イジメを全くするなという事自体が無理難題なのです。
このためイジメは必ず起きます。イジメが起きることは必然であり。もし起きないとなれば、それは子供たちの心の中から本能が無くなり、ロボットか何かになってしまったという事で、それは異常事態なのです。
このため私たちは、イジメは学校では必ず起きるものだという認識に元に対処をしなければいけないのです。
例えば、学校でのイジメの報告件数が以前に比べて増えたとなるとどう思うでしょうか?
イジメの件数が増えたから、子供たちが可哀想、学校の責任追求をしなければ。
と、思ってはいけないのです。
イジメは必ず起きるものですから、イジメが起きる事自体は一向に構わないのです。
ですから、この学校では以前よりも沢山のイジメを見つけてくれるようになったので、学校や先生方に対して、より多くのイジメを見つけてくれてありがとうと、感謝をしないといけないのです。
まずはイジメを発見しなければ、それに対する対処も出来ない訳ですから。そう考えればイジメを発見するという事が、どてほど大切で重要であるか、お分かり頂けるかと思います。
まずは、発見をする事です。そこからがスタートです。
早期に発見し、早期に対処すれば。子供たちがイジメにより、不登校になったり、自殺をする事を事前に防ぐ事ができます。
そのためには、イジメがあったからといって学校や先生をむやみに責めてはいけないのです。もちろん、イジメの隠蔽や放置が行われた場合は別ですが、イジメが起きたことを責めてはいけないのです。
イジメをする子供はおかしな子供ではなく普通の子供です。するのが当たり前なのです。
にも関わらず、イジメがあったからといって教育のせいにして、学校や先生を責めてしまうと。出来もしないことを強要される訳ですから、当然学校や先生はイジメを最初から無かった事にして隠蔽してしまうのです。そうなるとイジメは放置され、不登校や自殺をする生徒を出してしまう結果になるのです。
ですから、まずはイジメを発見してもらうためにも、私たちがイジメは有るのが当たり前だという認識を持たなければいけないのです。
イジメの発見の仕方としては、まず生徒にイジメを見かけた時の学校への報告の義務を設けます。
報告しなかった者にはイジメをした者と同罪とし罰則があると伝えます。
もちろん生徒は「友達を売れない」とか「自分もイジメられると嫌だから言えない」とか「喧嘩をしているのかイジメなのか分からない」などと言うでしょう。
ただ、これらのものは、いうならばイジメを正当化するための偽装の分類であり、必ず論破しておく必要があります。
例えば、「友達を売れない」などは友達が悪いことをしているのなら、友達のためにも止めなければいけないのであり、隠蔽などしていいはずがありません。隠蔽するという事は友達にさらに悪いことをさせ、その罪をさらに大きくしていることであり、友達を落とし入れている事に他ならないのです。このような者を通常友達とは呼ばないのです。友達なら、友達がさらに罪を重ねる前に全力で止めなければならないのです。そして、それが出来ないから先生に通報して相談をしなければいけないのです。
「自分もイジメられると嫌だから言えない」については。例えば、あなたが夜遅くコンビニに行く途中たまたま放火魔が放火をしているのを見かけたとします。すると放火魔はこう言うのです。「もし警察に通報してみろ、お前の家も放火してやるぞ。」
あなたならどうするでしょうか?
こういった場合はこう考えて下さい。もし怖くなって隠蔽するとどうなるかと。
隠蔽した場合は、放火をされた家の人は逃げ遅れ死ぬ恐れがありますし。そもそも脅迫されたからといって犯人を逃してしまったのでは、その犯人は見つかっても脅せばいいと思い次から次へと放火を繰り返し。最後にはその街は焼け野原となり多くの死傷者を出す事になるのです。
「自分もイジメられると嫌だから言えない」
が、どうなるかは、もうお分かりでしょう。
次から次へとイジメが行われ、登校拒否や自殺をする同級生を生み出しているだけに過ぎないのです。こんな言い訳は決して許してはいけません。脅迫されたのならされたで、その事も含めて報告させればいいだけなのです。脅迫した者には、さらに重い罰を与えると伝えておくべきでしょう。
「喧嘩をしているのかイジメなのか分からない」については、分からないという事はイジメの可能性があるという事なのだから、必ず報告をしばければいけないとします。ただこう言ってしまうと、だったら喧嘩はイジメではないから黙っていてもいいと、勝手に解釈されてしまいますので。他者に暴力を振るう場面を見た場合はイジメだと思わなくても報告しなさいとしておきます。その時は事情を両者に聞いて先生が判断をすればいいのであって、生徒に勝手に判断をさせてはいけないのです。そしてこのことは、目に見える暴力をだけでなく、シカトや陰口なども同じで、判断は事情を本人たちに聞いて先生がするからと、報告は必ずする様に徹底します。子供たちも人間であり完璧なロボットや天使ではないのですから、誰だって快楽を与えてくれるイジメをしたいと思います。だから、子供たちの自己判断に任せていたのでは、イジメは防ぎようがないのです。こういった場合は、必ず周りの大人が中に入り仲裁するということを普段から癖付けておかなければ、イジメは隠蔽され多くの子供たちが犠牲になるのです。
さて次は③対応ですが、こちらはまた次回にしたいと思います。