【試合結果】2014年5月17日(土)大塚プロレスバンク | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.107』
☆2014年5月17日(土)
大塚プロレスバンク
観衆41人



◆オープニング


 10日余りに渡ってタイに遠征していたさくらが無事に帰国。タイのおみやげ話を長時間しゃべった。


 さくらが歌おうとしたところで乱入してきたのは、米山、帯広、初日の出の3人。さくらからマイクを奪うと『さやか応援歌』を元気よく歌う。


 入場式の挨拶はブリバト♡の2人。ホームの大塚で、さくらとトリオが組めるのがうれしい、と挨拶すると、ブリバト♡による我闘雲舞恒例の掛け声で大会スタート。


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
△円華(時間切れ引き分け)めんそ~れ親父△


 我闘雲舞初参戦となるめんそ~れ親父。観客とハイタッチしながら入場する。


 まずはオーソドックスに腕の取り合いといった展開だったが、円華のロックアップをすかした親父が観客の拍手を煽ると、軽快な動きでドロップキックを放つ。

 水平チョップ合戦は打ち勝った円華が、場外まで親父を追い、設置してあったサンドバックに親父を投げつける。


 リング内に戻った円華は、親父の頭のソーキそばに攻撃。「ソバはダメだっ」と猛抗議する親父だったが、円華はソバに噛みつき。そして「ソーキそば、まずいぞー」と言い捨てる。

 円華は親父にコブラツイストをきめ、ゆすって絞る。なんとかエスケープする親父。


 円華のブレンバスターをこらえた親父が、逆に豪快に円華を投げ捨て攻守逆転。コーナーへのエルボー連発から、缶ビールを手にした親父がロープ渡り。「乾杯っ」の掛け声で缶ビールで円華を殴打し、リング上にビールが飛び散った。


 さらに親父は卍固めを繰り出す。ロープに歩み寄って円華が必死にエスケープ。

 キチンシンクで反撃した円華は、ブレンバスターの体勢からトップロープに親父を投げ落とすと、自分はコーナーにのぼって親父の背中にドロップキックを打ち込む。


 残り時間1分。ここで円華はエナジー・ムーンサルトを狙うが、アピールしているうちに親父にスクールボーイで切り返される。その後、回転エビ固めの切り返しあいによるフォールの応酬が延々と続くが、すべてカウント2。

 親父は親父ぬい、円華はランヒェイと互いに狙うが、どちらもきまらない。


 親父がスクールボーイにはいったところで10分時間切れのゴングが鳴らされた。決着はつかなかったが、両者、握手をかわし再戦をアピールした。


◆第2試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○帯広さやか&米山香織&初日の出仮面(11分17秒、エビ固め)さくらえみ&SAKI&MIZUKI×


 さくら&ブリバト♡は『奇蹟の扉』で踊って入場。さくらも見よう見まねで踊る。一方、スターダムで6人タッグ王座に挑戦が決まっている米山組はタオルを振りながら入場。

 帯広が先発するが、すぐにブリバト♡の連係につかまる。ここでブリバト♡がポーズをきめようとしたところ、さくらが割り込もうとしてバランスを崩して失敗。客席から「あーあ」と、ため息が漏れる。

 一方の米山たちは、「帯広、ナンバーワン」というポーズをキッチリきめた。

 初日の出vsMIZUKIとなり、初日の出がタックルからボストンクラブで攻め込む。米山と帯広も入ると、3人で太鼓の乱れ打ちなど、連携の息もあっている。


 つかまっていたMIZUKIがようやくSAKIにタッチすると、SAKIは3人を次々とタックルでたおし、2人まとめてフェースクラッシャーをみまうなど活躍。さらに重い初日の出をカンパーナで持ち上げるなどパワーも見せる。

 さくらが入ると、初日の出にさくらえみ80キロを放つ。


 初日の出は正拳突きとフロントキックで反撃し、味方の米山をかかえて相手に走りこむと、米山がクロスチョップ。そのままさくらに米山がDDTをきめ、さらに帯広がトップロープからフライングダブルチョップ。そして米山がダブルリストアームサルトと、流れるような連係でさくらを追い込み、カウント2。

 米山にケフラトーラ・コンヒーロをみまい攻守逆転のさくらは、逆エビ固め。これを帯広がドロップキックでカットすると、米山はローリングソバットをさくらに打ち込む。ダメージの残るさくらと米山が、それぞれ帯広とMIZUKIに同時にチェンジ。


 帯広がランニング・ダブルチョップを放てば、MIZUKIもコーナーからクロスボディで飛ぶなど負けていない。SAKIのリバーススプラッシュ、さくらのひねりを加えたリバーススプラッシュのフォローを受けたMIZUKIが、続けて帯広にコーナーからフットスタンプを落とすが、米山のカットが間に合い、カウント2。

 10分経過。帯広が帯広マジックをMIZUKIにきめるが、切り返したMIZUKIとフォールの応酬となる。


 ここで帯広をつかまえたMIZUKIに、さくらがトラースキックの援護射撃。ここぞと突っ込んだMIZUKIだが、帯広はカウンターで地獄突きをきめる。

 続く地獄突きはかわしたMIZUKIが帯広のバックをとったが、そのMIZUKIのバックをとった米山が、後方回転エビ固めの要領で2人まとめて投げると、帯広はバースの形に回転。


 ちょうど米山のジャーマンと帯広のバースが合体したような体勢でフォールに入り、これをMIZUKIは返せず、カウント3。

 スターダムでのタイトルマッチに向けて、まずは米山チームが好発進した。


◆第3試合 シングルマッチ 15分一本勝負
○松本浩代(8分58秒、片エビ固め)「ことり」×
※東海道落とし


 ガッチリと握手をかわしてゴング。


 浩代がパワーと体格の差で優位に立つも、「ことり」もスピードで撹乱し、一歩も引かない。


 浩代が「ことり」の髪の毛をつかんで投げ、ロープに磔にしてつっこんだが、「ことり」がかわしたため浩代が場外転落。すると「ことり」はエプロンを走って、浩代にクロスボディで飛んだ。

 リングに戻ると、やはり地力の差で浩代がすぐに「ことり」をつかまえるが、「ことり」も動きが落ちない。浩代を一本背負いで投げて「いっぽーんっ」とアピールする。


 浩代はエプロンでスタナーを放ち「一本っ」と言い返すが、反応が微妙。コーナーにのぼった浩代に、「ことり」は雪崩式の巴投げをきめ、再度「一本っ」とアピール。さらに「ことり」はトップロープからフライングボディアタックできれいに飛ぶ。

 5分経過。バードリッジをこらえた浩代は「ことり」にヘッドバットをみまう。「頭突き返してこいっ」と挑発する浩代に、なぜか「ことり」は張り手。浩代はヘッドバットを打っては「頭突きっ」というも、「ことり」は張り手で返し、最後は「日本語わかんねえのかっ」と怒って浩代がタックルをぶちこんだ。


 「ことり」のバードリッジを再びこらえた浩代は、強烈な逆エビ固めへ。「ことり」の体が折れんばかりに絞め上げられたが、「ことり」がなんとかロープに手を伸ばす。

 浩代のリバーススプラッシュをかわした「ことり」が、回転エビ固めから、とうとうバードリッジをきめてカウント2。


 さらに卍固めをきめた「ことり」は、鳥かごに入るが、浩代はうまく回転して逃げると、そのまま強引に「ことり」を抱え上げる。そして東海道落としを狙ったが、これはかわした「ことり」が強引な大外刈りを浩代にきめてどよめかせる。カウント2。

 「ことり」は走りこむところを浩代にカウンターのサイドバスターで叩きつけられる。これはなんとかカウント2で肩をあげた「ことり」だったが、浩代は満を持しての東海道落とし。


 「ことり」返せず、善戦するものの浩代の前に屈した。


◆エンディング


 ブリバト♡の2人が我闘雲舞継続参戦をアピールすると、さくらは「さくらを本当に慕ってくれていて、この2人が一番かわいい」と、23日市ヶ谷大会参戦を決定。


 米山が6人タッグ王座挑戦について話すと、帯広は「今、乗っているのです。ワンチューロ興行、アントン自主興行、パッションレッド、スターダム、DDTでアイドルなど続きまして、スケジュール帳を買おうかというくらい」とノリノリで話した。


 「ことり」は「負けたけど成長を見せられてよかった」とコメント。浩代もさくらも「負けたのに自分で成長したと言ってしまう「ことり」はすごい」と苦笑。さくらは23日に浩代vsふきんのシングルマッチを発表した。

 来週は平日の大会が続くということで、さくらが不安になっていると、いつもは里歩が言う「そんなときにピッタリの歌があるんです」という台詞を帯広が口にする。


 さくらは「『ファイト!』はセンターの里歩さんが今日いないから無理」というが、帯広は「憤慨です。中間発表1位で、暫定センターは帯広なのです」と主張。


 こうして帯広と「ことり」の2人で『ファイト!』が歌われた。