【試合結果】2014年4月27日(日)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.103』
☆2014年4月27日(日)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆44人



◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○円華(6分00秒、エビ固め)山田太郎×
※ランヒェイ


 先週、急きょ勃発したHEAT-UPとYMZの抗争。そしていきなり完全決着のため米山vs田村の頂上決戦が組まれたほか、HEAT-UPの助っ人として山田が参戦し、円華と「子分同士の試合」(byさくら)も組まれた。


 さらにさくらは、前日のHEAT-UP王子大会で自分がHEAT-UP追放となったことに立腹。田村へのやつあたりで、この日の米山vs田村も敗者追放マッチに突然決定してしまう。戸惑いながらも田村と米山は相手を追放してやるとオープニングで罵り合った。

 円華vs山田は、セコンドで田村と米山がそれぞれ見守る中、開始。円華コールが多く、落ち込む山田を慰める田村。


 まずは静かなレスリングの攻防が繰り広げられる。仕掛けたのは山田。丸め込み3連発で円華をヒヤリとさせる。

 続く山田のサムソンクラッチは、円華が側転でかわし山田の顔面にドロップキック。円華はボディスラムからムーンサルトプレスを狙うが、案の定、アピールが長すぎて、とっくに立ち上がっていた山田につかまり、変形キャメルクラッチに捕えられる。


 山田は当たりの強いエルボー連打から、ダブルニーを落とすもカウント2。

 「フィニッシュ」とつぶやいた山田の技をリバースで投げ返した円華は、今度はノーモーションでのムーンサルトプレスで飛んだが、山田はこれをかわし丸め込み、あわやのカウント2.9。


 続いてラリアットをあびせた山田は窓にのぼる。しかし、円華がハイジャンプしてフランケンシュタイナーで投げ飛ばし、さらに強烈なラリアットを叩きこむ。山田、なんとかカウント2で肩をあげる。

 ならばと円華は、ランヒェイをきめると山田は返せずカウント3。HEAT-UPとYMZの闘いは、まずはYMZに軍配。


 セコンドの米山は「次はお前だからなっ」と田村を挑発して引き上げていった。


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
△米山香織(時間切れ引き分け)田村和宏△


 先に入場した田村が米山の入場を待ち構えていると、米山は窓にまわりこんでおり、ミサイルキックの奇襲でゴング。


 米山は両手にグローブをはめていて、そのまま場外乱闘で田村にパンチをあびせる。マットに戻っても、小馬鹿にしたようなパンチで小突いた米山が「クールダウン」と田村に罵声。

 グローブを外しリバース・インディアンデスロックに入った米山はセコンドの山田を「クールダウン」と挑発。怒った山田が米山を突き飛ばすと、田村にダメージが加わってしまう。


 米山はゴムチューブを利用して鎌固めやキャメルクラッチをきめる。「あからさまに反則だろ」と山田が抗議するが、レフリーのさくらは「完全決着戦だからOK」とゴム攻撃を認める。

 米山がゆーとぴあ攻撃を狙ったところ、田村がステップを踏んで距離を縮めてボディブロー。さらに強烈なミドルキックを打ち込むと「いくぞ、太郎」と山田を呼び込む。戸惑う山田とともに田村は「ヒートアップ・トレイン」をきめた。


 米山は必死にチョップを返すが、田村は米山の腕に照準を絞ると、腕固め。何度も絞り上げて蹴り上げ、米山は悲鳴を上げる。田村のサッカーボールキック、ミドルキック連打と強烈に放たれるが、米山はなんとかカウント2で肩をあげていく。

 反撃を試みた米山のセントーンも、田村が剣山でカット。田村はドラゴンバックブリーカーからドラゴンスリーパーというドラゴン殺法で「ネバーギブアップ」と叫ぶ。


 反転してドラゴンスリーパーを切り返した米山は、窓から「クールダウン」とアピールして飛ぶも、下から田村がパンチでカット。逆に窓にのぼった田村が「ディスティニーハンマー」と叫び、タッグを組む華子を意識してヒザを落としていく。カウントは2。

 残り時間2分。田村は打撃のコンビネーションからエースクラッシャーを狙うが、ゴムチューブを利用して逃げた米山がスクールボーイ。田村が腕ひしぎ逆十字固めに入ろうとしてもゴムがからまって極まらず、やっと技に入ったと思ったら米山の腕でなくゴムを引っ張っていて失敗。


 残り時間1分。米山はローリングソバットから後方回転エビ固めに入るがカウント2。田村はスリーパーホールドから腕ひしぎ逆十字固めを極める。米山が必死に逃げると、そのままアンドレへ。米山がなんとかエスケープしたところで時間切れ引き分けとなった。

 追放マッチの結果について、レフリーのさくらは「引き分けのため、両者追放」と宣言。みんなが唖然となる中、さくらはさっさと引き上げた。


◆第3試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○「ことり」&里歩&アントーニオ本多(14分01秒、バードリッジ)さくらえみ&ワンチューロ&帯広さやか×


 会場内を駆け回る元気すぎる入場のオビチューロに、パートナーのさくらまで苦笑して「落ち着いて」。


 アントンがさしだした握手をさくらが振り払うと、アントンはほっぺたをふくらませて「激オコっ!」と怒りのパフォーマンス。「激オコいきます。なぜなら激オコだから」とアントンが先発を買ってでて、アントンvsワンチューロで試合スタート。

 ひとしきり攻防を繰り広げたあと、アントンが再び激オコのポーズをとると、ワンチューロも真似してポーズをとる。これがお客さんにウケたので、アントンは「面白いなっ、くそー」とワンチューロに嫉妬する。


 さくらと「ことり」にタッチ。「ことり」がいきなりさくらに一本背負いをきめて「いっぽーんっ!」とアピールして、すぐタッチしてしまう。

 里歩が帯広をつかまえると、里歩、「ことり」、アントンでトレイン攻撃。アントンは後転で帯広の上を転がりダメージを与える。


 アントンは早くも「終わらせてもらいます」とダスティを狙って帯広にナックルを打ち込んでいくが、帯広がかわし地獄突き。ワンチューロも入り、2人でアントンの喉元に地獄突きの乱れ打ちを放つ。

 さくらはアントンに「さくらえみ80キロ」と増量してぶつかっていく。さらにアントンの髪の毛を一本引き抜いて「いっぽーんっ!」と「ことり」に向かって先ほどのお返しアピール。アントンが思わず「ギブ」と口走り、里歩と「ことり」があわててレフリーをごまかす。


 さくら、帯広、ワンチューロは早いタッチワークでアントンをつかまえる。帯広の地獄突き、さくらのチョークスリーパーなどで喉を攻められたアントンは、思わず窓の外まで逃げてしまう。さくらはアントンの喉をスタナーで窓枠に叩きつける。


 するとさくらは「歌を忘れたカナリヤは~♪ お前の喉はもう終わり~♪」と突然歌いだす。「アントン。もう歌えなくなったんじゃないの?」とさくらが訊くと、喉がつぶれて声の出ないアントン。「こ、声がっっ」と慌てる里歩。

 さくらはこれみよがしに「ららら~♪」と歌いながらアントンに攻撃。しかし反撃したアントンは「あーーっっ♪」と発声に成功して大歓声。「スコーピオン・デスドロップ~♪」と歌いながらリバースDDTを放つと「里歩ちゃーん♪ タッチ~♪」と歌って里歩にタッチする。


 里歩vsワンチューロになり、DDTなどでワンチューロが攻め込む。替わった帯広もハーフハッチで里歩を投げる。


 里歩は帯広にランニング・サッカーボールキックを打ち返すとノーザンライト・スープレックスで投げカウント2。チェンジした「ことり」も帯広に向かって窓からボディアタックで飛ぶ。

 アントンがダウンした帯広とワンチューロにまとめて上から地獄突きを打ち込み、そこに里歩と「ことり」がトランスフォーマー。


 残り時間が少なくなり、「ことり」が帯広に卍固めをきめるも、これはさくらがカットに入る。すると、アントン、里歩、「ことり」は、3人同時にバイオニックエルボーをきめて場内大きな拍手。

 ここで6選手が入り乱れる展開となり、「ことり」が帯広にスクールボーイで丸め込み、カウント2。


 続く「ことり」のバードリッジはこらえた帯広が、帯広マジックに切り返そうとするが、それをこらえた「ことり」が、今度はバッチリとバードリッジをきめるとカウント3。


 「ことり」が帯広から初勝利をあげた。


◆エンディング


 追放処分となった田村が「5月3日だって華子とのチームでトーナメントの試合が決まっているのに」と抗議。さくらは「どうしても追放をといてほしかったら、私のHEAT-UP追放も取り消せ」と交換条件を出す。


 「きのうの今日だし…」と渋る田村だったが、さくらに迫られ、6月のHEAT-UP新百合ヶ丘に我闘雲舞4選手が出場することになった。


 もう一方の追放の米山も、さくらが「かわいいから」という理由で追放解除。さくらは「誰も追放しないのもよくないので、今日、負けた山田さんが追放」と、いきなり山田を追放にしてしまう。


 猛抗議の山田は「我闘雲舞のレフリーはどうするんですかっ」とアピールすると「そうね」とさくらが納得し、レフリーとして追放解除となった。

 里歩は「去年、タッグトーナメント優勝のアントンさんと今日、組んで勝ちました。今からパートナーをアントンさんに変えてもらえないでしょうか」と懇願したが、さくらは「変更は一切認めません」と却下。予定通り佐藤光留と組むことになる。


 アントンも「去年、里歩ちゃんとのマイルウォーカーズで見事優勝したのに、強すぎるからか、何者かの権力によって、今年は里歩ちゃんは明らかにチームワークに劣るパートナーと組まされ、そして私は5月3日は試合が組まれず、家で留守番ですかっ」と抗議する。


 するとさくらは、5月3日はアントンには別のカードを用意していると、アントンvs北沢ふきんのシングルマッチを発表。アントンは「お留守番はやめた。みなさんも5月3日は家でお留守番している場合じゃないですよ。板橋で俺と一緒にお留守番しましょう」と機嫌を直した。

 そして5月3日のトーナメントの抽選会に。カードで1番を引いた人からトーナメント表に名前を書きこんでいく。


 1番を引いた里歩だったが、さっさと1回戦で負けたい気持ちからか、あえてシードは選ばず。


 2番の米山は、逆に優勝するためのシード枠。勝ちあがっても仲が悪そうと、あえての里歩&光留側のシードを選ぶ。


 3番の「ことり」は、大鷲とのタッグでいろいろな人と試合をしたいと、こちらも一回戦からの枠。


 4番の田村が、遺恨の深まるYMZをつぶすとYMZ側の山を選び、一回戦は里歩&光留とに決定。田村&華子のチーム名は、情熱楽園と書いてヒートアップ・パラダイスと発表されたが、さっそく米山に「だっせー」とからかわれて、またも田村が怒っていた。


 5番の帯広も「ワンチューロはチリに帰ってしまう。最後にたくさん試合をしたい」と一回戦からの試合を希望したため、オビチューロvs「ことり」と「とおる」が決定。

 最後を引いたさくらだったが、シードが残っていて「ラッキー」と喜んだ。


 そして4月29日と5月3日に向けて、いつものように『ファイト!』が歌われた後、デビュー4周年を迎えた帯広のサプライズケーキが贈呈された。