【試合結果】2013年11月17日(日)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.73』


☆2013年11月8日(日)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆51人(満員)



◆オープニング


 前日のIWAジャパン新宿大会で、杏仁師範を破りIWA三冠統一王座となったさくらが、さっそく三本のベルトを巻いて入場。客席は三冠コールで祝福する。
    わふーでよよよ  
 IWAヘビーのベルトは、ディック・スレーター、ダグ・ギルバート、ジム・ドゥガンらが巻いたということで、さくらは「18歳のころ、制服姿で会場に行っていた私からは考えられないことで、中牧さんとかが知ったらびっくりするでしょう」と言いながら「歴史を引き継ぎ、そして止めます」「とにかくベルトが重いので、新宿FACEからの帰り道、もう銀だこのあたりで荷物を置いて帰りたくなった」など無礼なことを口にした。


 さくらが「ノリノリの歌」を歌おうとすると、ウクレレを手にした円華が登場。『ゴム人間のうた』を歌おうとすると、いつもは拒む姿勢を見せるさくらが「どうせ今日の試合でワンチューロが勝つから歌えるのも最後」とあっさり引き下がり、逆に円華を困惑させて悔しがらせた。
    わふーでよよよ  


◆第1試合『ゴム人間のうた』争奪戦シングルマッチ 10分一本勝負
△円華(6分22秒、両者窓枠アウト)ワンチューロ△
※引き分けのため『ゴム人間のうた』を歌う権利は作詞作曲をしたさくらえみのものとなる。


 勝者が『ゴム人間のうた』を歌う権利を得るという試合。ワンチューロを応援したいさくらにより、窓枠から相手を落としても勝利というオーバー・ザ・窓枠ルールも追加された。ちなみに昼のDDT後楽園ホール大会のバトルロイヤルでは、ワンチューロは佐藤光留からオーバー・ザ・トップロープで優勝している。


 先に入場のワンチューロは客席の中に身をひそめる。後から円華が入ってくるがワンチューロの姿を見つけられない。円華が戸惑う中、コールもおこなわれ、ゴングが鳴らされる。円華がレフリーのさくらに「ワンチューロいないじゃないか」と訊いている中、ワンチューロがマットに飛び込み奇襲。スクールボーイなど丸め込み技を連発したが、いずれもカウント2。


 「あなたはゴム人間ですか?」と円華に聞きながら耳をつかんだり鼻をかんだりするワンチューロ。フルネルソンに円華をとらえると、円華はワンチューロを壁にぶつけて脱出しようとする。しかし、ワンチューロは「ゴム人間のうた、歌いたいですっ」とフルネルソンを外そうとせず、DDTを円華に見舞った。
    わふーでよよよ  
 その後も脛にかみつくなどのワンチューロのトリッキーな攻撃が続く。しかし、ワンチューロが円華を窓から落とそうと試み、窓際の攻防となったところで、円華がスイングDDTをきめて反撃。円華の壁ラリアット、ブルドッキング・ヘッドロックがきまる。


 円華が鉄骨を利用したウラカンラナを狙うが、ワンチューロがキャッチして窓から落とそうとする。なんとかこらえた円華は回転エビ固めに入るも、さらにワンチューロが切り返す。
    わふーでよよよ  
 ワンチューロは壁に回転エビ固めの要領で円華をぶつけ、リバース・カンパーナに移行。「わたしはゴム人間~♪」と歌ってみせる。


 円華を窓から落とそうとするワンチューロ。円華がこらえて窓枠に立つと、ワンチューロも自ら窓枠にのぼり、パンチ合戦。パンチのたびにどちらかが落ちそうになるスリリングな展開に。
    わふーでよよよ  
 ここで円華がワンチューロを蹴り落とそうと足を出すと、ワンチューロはその足をつかむが、両者バランスを崩して同体で場外に転落。


 ゴングが鳴らされ、両者窓枠アウトによるドローという結果となった。


 「で、『ゴム人間のうた』の行方はどうなるの?」という円華と観客の疑問に対し、レフリーのさくらは「あとで考える」と思考放棄し、次の試合のレフリーを円華にまかせてさっさと帰っていった。
    わふーでよよよ  
 円華は納得いかない様子も、次の試合のニラがさっさと入場してきてしまったため、結局、そのままレフリーに。
    わふーでよよよ  


◆第2試合3WAYマッチ 15分一本勝負
○CHANGO(1分22秒、片エビ固め)DJニラ×
※デッドリードライブ。もう一人は帯広さやか。


 ゴングと同時に、ニラは窓にのぼり「お前ら2人の闘いをとくと見させてもらう」と高見の見物に入る。
    わふーでよよよ  
 帯広とCHANGOは、腕の取り合いからルチャの攻防。帯広が巻き投げを連発したが、CHANGOの強烈なトラースキックが帯広の顎にヒット。


 ここでCHANGOは、窓にいるニラをデッドリードライブで投げて押さえると、あっさりカウントスリー。


 客席から「ええええええええーーーーーーーっ」という声がおこる中、3人とも引き上げていった。
    わふーでよよよ  


◆再試合
○CHANGO(7分10秒、片エビ固め)帯広さやか×
※ニラのロケットパンチからおさえこむ。もう一人はDJニラ。


 レフリーの円華が戸惑う中、ニラが「おまえら、こんな試合で満足してるのかっ」と再入場。


 「このままメインを始めさせるわけにはいかない、俺はストライキをおこす。テコでも動かないぞ」とマット中央に座り込むニラ。しかし、円華がテコの要領で動かした。
    わふーでよよよ  
 「痛い、痛い、俺はここにいたーい」などニラが騒ぐ中、CHANGOと帯広も入ってくる。ニラは「こいつら観客の再試合を見たいというよこしまな欲望をかなえてやる」と言うと、円華にロケットパンチを放ち「ゴングを鳴らせっ」と自分でゴングを鳴らし再試合となる。


 ゴングと同時に、ニラは再び窓にのぼり、高見の見物に入る。
    わふーでよよよ  
 帯広とCHANGOは、チョップ合戦からルチャの攻防。帯広が巻き投げを連発したが、CHANGOの強烈なトラースキックが帯広の顎にヒット。


 ここでCHANGOは、窓にいるニラをデッドリードライブで投げて押さえるが、帯広がカットに入り、カウント2。客席から「おーっ」と拍手が起きる。


 しかしニラは「よけいなマネするんじゃねえ。これじゃまるで3WAYマッチじゃねえかっ」と帯広を怒る。「3WAYマッチやってんだろ」とつっこむCHANGO。CHANGOが主導権を握り、DDTでニラを叩きつけると、帯広もとらえ、帯広の足をニラの足に絡めてデスロックにとり、自らは帯広にドラゴンスリーパー。さらにそのまま帯広をニラの体に叩きつけるようにDDT。
    わふーでよよよ  
 CHANGOがニラにブレンバスターに入ろうとすると、帯広がCHANGOに回転エビ固めをしかけ、ブレンバスターが同時にきまるという3WAYならではの攻防。ここで帯広が2人をまとめてシザース攻撃で投げようとするが失敗し、2人に窓の外に落とされてしまう。
    わふーでよよよ  
 「じゃまものはいなくなったようだな、決着だ」というニラ。しかしCHANGOと「かかってこいよ」「お前がこいよ」「どうする」「じゃあ俺からいくよ」「いや、だめだ」などとどちらが先に仕掛けるかでもめる。


 CHANGOがスタンディングのギロチンをニラの後頭部に落としてフォールにいくと、窓から帯広がどびこみカット。帯広は地獄突きを乱打して、再び2人をまとめてシザース攻撃の形となり、今度は成功。


 しかし、これで壁に逆さに貼りついたニラとCHANGO。戸惑う帯広に対して、ニラは「我々は見ての通り、柱の男たちだ。なぜか我闘雲舞を制圧するために2人は参上した。柱の男たちよ、かかれ」としゃべると、柱の男たちのニラとCHANGOが帯広に襲い掛かる。
    わふーでよよよ  
 ニラは帯広の側頭部めがけたキラーなロケットパンチ。CHANGOと2人で帯広をダブルブレンバスターで投げたニラは「さあ、何度か試した練習の成果を出す時が来たようだな。あれいくぞっ。あやうく秘密のままに終わりそうになったデッドリー・オーバー・ドライブをな」と窓に上る。


 そしてCHANGOがデッドリードライブでニラの体を帯広にたたきつけようとしたが、帯広がかわしてニラはマットに叩きつけられた。


 この隙に、帯広はCHANGOに丸め込み技を連発。そして帯広マジックの形に入る。ニラがロケットパンチをCHANGOに放つアシストをしようとしたが、CHANGOがかわして帯広の腹に命中。
    わふーでよよよ  
 ここでCHANGOがすかさず帯広をおさえるとカウントスリーが入った。


 勝ったCHANGOは「なんだこりゃー」と頭をかかえて、ニラワールドと帯広ワールドの洗礼を実感していた。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
△さくらえみ&マサ高梨(時間切れ引き分け)里歩&「ことり」△


 三冠王者のさくらはベルトを誇らしげに持って入場する。


 先発は高梨と「ことり」。「ことり」がことりコールをあおると、会場は大きなことりコール。さくらもなぜか一緒にことりコール。レスリングの攻防から、「ことり」が華麗な巻き投げをきめると、さくらも「すごーい」と称賛する。


 さくらと高梨が、対角線から里歩と「ことり」を投げてぶつけようとするが、ジャンプした里歩の下を「ことり」が前転するとっさのコンビネーションでかわす。今度は逆に里歩と「ことり」が、対角線からさくらと高梨をスロー。さくらと高梨もさっきの里歩たちのようによけようとするが、2人そろって前転したため結局激突という、あいかわらずのチグハグぶり。
    わふーでよよよ  
 里歩と「ことり」はガトムートレイン。さらに肩車で合体して前転する“トランスフォーマー”もきめ、2人でニコニコ印。
    わふーでよよよ  
 「ことり」は高梨が一本背負いをこらえると出足払で倒すという柔道の連係技を見せ、グランドでは腕ひしぎ逆十字固めもきめる。そして高梨を見事に一本背負いで投げ「いっぽーんっ」とアピールした。


 里歩と「ことり」の素早い連係にたじたじとなる場面が続いた高梨だったが、「ことり」にニークラッシャーをきめて、ようやくさくらにタッチ。さくらは「いち、にー、三冠! にー、にー、三冠! さん、にー、三冠!」とチョップを放つと、「ことり」に熟女式グラビア固め。


 さくらが「ことり」をロメロスペシャルで固めたあたりで試合時間は10分経過。高梨は、里歩と「ことり」の体をうまく絡め合わせると、2人をまとめて絞るような形のSTFをきめる。
    わふーでよよよ  
 ここでさくらが「私もトランスフォーマーをやりたい」と高梨に要求。高梨がさくらを肩車しようとするが、みんなの予想通り、さくらの重量でふらつく高梨。里歩と「ことり」は、すかさずさくらをダブルブレンバスターで投げ飛ばす。
    わふーでよよよ  
 残り時間が3分となり、両チームとも動いて、めまぐるしい展開となる。里歩と「ことり」がパロスペシャルと卍固めの合体連係。さくらは里歩にダブルアーム式背骨折り。


 さくらが里歩をおさえ高梨のトラースキック。もちろん誤爆と思いきや、さくらもかわして回避。里歩のダイビング・フットスタンプが高梨にきまるがカウント2。
    わふーでよよよ  
 残り時間1分。再びさくらが里歩をおさえ高梨のトラースキック。今度はしっかりさくらに誤爆する。里歩と「ことり」がさくらに中学生クラッチをきめるが、高梨のカットが間に合い、カウント2。高梨が「ガトムードライバー91っ」とアピールしてさくらと2人で何やら狙い客席がざわつくが「ことり」がクロスボディでカット。
    わふーでよよよ  
 最後はさくらvs里歩となり、里歩のそうまとう、さくらのタイガードライバーなどが繰り出されるも、決め手とならず時間切れ引き分けのゴング。


 先週のリセットvs里歩&飯田に続いて、メインはドローとなった。
    わふーでよよよ  


◆エンディング


 さっそく円華が、引き分けとなった『ゴム人間のうた』争奪戦について、さくらに食ってかかる。


 「チャンピオンベルトと一緒で、引き分けなら防衛と言うことで『ゴム人間のうた』は、よねやまどかがそのまま歌っていいですよね」という円華の主張を、さくらは却下。


 「引き分けということは、よねやまどかのものでも、ワンチューロのものでもない、いわば空位。であるならば、これは作詞作曲をしたさくらのもの」というさくらの決定により、『ゴム人間のうた』はさくら預かりとなってしまった。


 取り戻したければさくらに勝てばいいということだが、次回の24日市ヶ谷大会は円華は出場できないため、米山をさくらと闘わせてほしいと円華はアピール。米山がさくらに勝てば、よねやまどかに『ゴム人間のうた』は戻る様子。


 なお、24日より前によねやまどかが『ゴム人間のうた』を歌う場合は、さくらに使用料を収める義務が生じるとのこと。金額について、さくらは「円華の市ヶ谷でのギャラくらい」というと、円華は「安いっ」と思わずもらして、さくらを怒らせた。
    わふーでよよよ  
 一方、同じく『ゴム人間のうた』を奪うことができなかったワンチューロだったが、昼のDDT後楽園ホールのバトルロイヤルで優勝して、24日DDT仙台大会でHARASHIMAの持つアイアンマンヘビーメタルのベルト挑戦が決定したことを報告。「ベルトをここ(市ヶ谷)に持ってきます」と力強く宣言する。


 そんなワンチューロに、さくらは「ぜひ24日にベルトをとってきてほしいので、30日の我闘雲舞の王子大会では対戦相手として大物選手を用意しました」と、なんと豊田真奈美vsワンチューロのシングルマッチを発表。


 「うそ、うそ、うそ」と大喜びするワンチューロ。豊田真奈美のことはもちろん知っていて、チカラプロでのアメリカ遠征の試合を見たことがあるという。
    わふーでよよよ  
 続いて帯広は、「さくらさんが三冠のチャンピオンになった。自分は何を目指せばいいのかと言うと、ここはやはりプロレス界のちゃんこのチャンピオンを目指したい」と方向性(?)を語る。


 さくらは「プロレス界でちゃんこがうまい人はいっぱいいる。そういう人たちと、帯広は闘う気持ちはあるの?」ときくと、帯広は「ちゃんこチャンピオンのためなら誰とでも闘います」と返答。


 そこでさくらは次回、24日市ヶ谷大会に、ちゃんこ店を開いているプロレスラーを呼ぶと発表する。その選手は、飯田橋で店をやっている・・・ザ・グレート・カブキ。まさかの東洋の神秘に会場内、騒然。


 IWA三冠王者となったさくらが、IWAジャパン時代の師匠であるカブキと師弟タッグを組みたいと言うことで、24日の市ヶ谷では、さくら&カブキのタッグが結成される。相手は帯広と、もう一人は『ゴム人間のうた』を取り戻したい米山に決定した。
    わふーでよよよ  
 続いて里歩が「前回の米山&さくらvs里歩&飯田もドローで、今日も高梨&さくらvs里歩&「ことり」でドローでした。王子大会で、決着をつけたい」とアピールすると、さくらは「ならば、さくら&米山&高梨の3人で組むので、6人タッグでまとめて決着をつけましょう」と応える。


 さくら&米山&高梨と闘うのは、里歩&「ことり」、そしてもう一人「1年ぶりに我闘雲舞に参戦する選手になります」というさくらが発表したのは、南野タケシ。


 1年前の市ヶ谷で、南野とシングルマッチで激闘を展開している高梨は「これはとても楽しみ、自分とタケシの間で決着をつけたい」と意気込んだ。


 最後は、アイアンマンに挑戦するワンチューロにエールをこめて『ガンバレ! 2013』。今日は里歩の提案により、コールはすべて「ワンチューロ」となった。
    わふーでよよよ