【試合結果】2013年9月20日(金)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.63』


☆2013年9月20日(金)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆49人



◆オープニング


 10月10日にニューシングル『さくらえびちゅ2013』が発売されるが、そのカップリング曲として『のりのりの歌』という新曲を作ったというさくらが、さっそくそれを披露。しかし、暗い曲調のため、歌い終わった後に「みなさんの前で歌うのは今日が最後ですね」と自分で見切りをつけていた。


 今日の大会は、先週、さくらが円華にチケット作成のお手伝いを頼んだところ、円華がまちがえて66枚も作ってしまい、「66人のお客さんが来なかったら、残りは円華さんに買い取ってもらいます」と前もって予告されていた。結果、20人ほど及ばず。


 そんな円華のことを、さくらは「タイでは本当に人気がすごくて、タイではスターなんです。日本とは全然ちがうんですよ。だって円華さんって日本では人気ないですよね」と毒を吐いたところ、客席から非難の声。「え、だったら入場式で円華さんが入ってきたら、すごい声援を送ってみて下さいよ。そこで人気があったら日本でもすごいって認めます」と言ったところで入場式へ。


 そして円華が入ってくると大声援、そして大きな円華コールがおこる。これに円華も、すっかりスター気取り。挨拶も円華。「66人には及ばなかったけど、今日、素晴らしい試合をして、次回以降、お客さんが増えるから今日の結果は関係ない」というと、なんと観客全員を起立させ、もうエンディングかのようなノリで掛け声。


 スター円華の妙なノリのまま大会がスタートした。
    わふーでよよよ  


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○さくらえみ(6分30秒、ラ・マヒストラル)帯広さやか×


 我闘雲舞では初となるシングルマッチ。前説の時、さくらが「ドロップキックで奇襲する」と予告していたが、さくらが入場すると、逆に帯広がドロップキックの奇襲をかけてゴング。
    わふーでよよよ  
 髪の毛をつかんでさくらを投げ飛ばす帯広に対して、さくらはロメロスペシャルで反撃すると、さくらえみ70キロをみまい、ペースを握っていく。


 さくらの重いクロスボディをキャッチしてこらえた帯広は、地獄突き一発から窓にのぼる。しかし、さくらの人を食ったようなスローな地獄突きで場外に落とされてしまった。


 帯広の窓際の回転エビ固めをさくらはこらえると「よいしょ」とそのまま足を持って変な形の逆エビ固めに入る。帯広がはって逃げると、さくらは「カメラの準備をしろ」と煽って熟女式グラビア固め。
    わふーでよよよ  
 水平チョップ合戦となり、帯広が気合いのダブルチョップでさくらを倒しカウント2。


 さくらの逆エビ固め狙いを、ぴちぴちと跳ねて防ぐ帯広が、そのまま体をひねり、一瞬斬新な逃げ方をしたかと思いきや、自分から逆エビ固めにかかっていた。なんとかエスケープすると、さくらが窓からローリングセントーンを帯広の腰に落とす。
    わふーでよよよ  
 帯広は帯広マジックの形から地獄突きをはさみ、そして帯広マジックへ。続けて帯広がバースを狙ったが、さくらがラ・マヒストラルに切り返すと、カウント3。


 さくらが得意技一発で余裕の勝利をおさめると、一度帰ったと思わせてドロップキック。予告してできなかった奇襲を最後に成功させて、鬱憤を晴らしていた。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○趙雲子龍(7分29秒、カンガルー・クラッチ)ワンチューロ×


 チリvs中国というシングルマッチ。趙雲の中国式おじぎにワンチューロも応えてゴング。


 ワンチューロも積極的に技を出していくが、趙雲がインサイドワークで一枚上手のところを見せる展開。チャイニーズストレッチからおじぎと余裕を見せる。
    わふーでよよよ  
 ワンチューロは入り口のドアから会場外まで走って、窓からチョップを趙雲の脳天におみまいすると「サブミッションタイム」と叫んでジャベへ。リバース・インディアンデスロックから相手の腕も取り、さらに反転してフォールと器用な攻撃を仕掛けていく。
    わふーでよよよ  
 ワンチューロは「セントーン」と予告して窓にのぼるが、これは趙雲が倒立式のフランケンシュタイナーで切り返し、さらに619。そして窓の外から跳躍しての飛び蹴りを鮮やかに放ってカウント2。


 趙雲はリバース・ゴリースペシャルを狙うが、これはワンチューロが回転エビ固めで壁に趙雲を叩きつけて脱出。ボストンクラブに趙雲をとらえたワンチューロは、そのままリバース・カンパーナに移行する。
    わふーでよよよ  
 ワンチューロは首固めをはさみ、趙雲をデスバレーボムの形にかつぎあげるが、切り返した趙雲がリバース・ゴリースペシャルの形から、ワンチューロを壁にぶつけていく。


 さらに趙雲は、そのままカンガルー・クラッチに入り絞り上げると、身動きのとれないワンチューロが「ギブアップ」と叫んで、試合終了のゴング。


 見事勝利の趙雲は「チャイナ、ウインっ」と勝ち誇った。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○米山香織&円華&マサ高梨(9分55秒、タイ式後方回転エビ固め)松本浩代&里歩&「ことり」×


 タイのスタートリオの入場ではスターウォーズの曲がかかる。高梨と米山の煽る中、サングラスをつけたスター、円華が悠然と登場。ハンサムJOEとも、レインメーカーともとれるポーズをとる円華。これがスターのポーズらしい。
    わふーでよよよ  
 円華がコールされると、高梨がコールドスプレーでスモークを演出するという懲りっぷり。客席からも、円華に「スター」という掛け声がとびまくる。
    わふーでよよよ  
 試合開始と同時にスタートリオが浩代をとらえ、スタートレイン。円華が鮮やかな側転から、ムーンサルトプレスをきめて、スターぶりを存分に見せる。


 エストレージャの形になると、もちろん中央はスターの円華。里歩にコブラツイストをきめてスターのポーズ。
    わふーでよよよ  
 浩代vs高梨になると、浩代が「私はアイドルー」と言いながらエルボー。高梨が「里歩や「ことり」はまだしもお前はアイドルじゃないだろー」と打ち返すが、浩代は「あなたの、あなたの、みーんなのアイドルー」と言いながらのエルボーで高梨を倒し、さらに「アイドル30キロー」とダブルニーを落とす。


 「ことり」が入ると、高梨に積極的に攻めていき、フロント・ヘッドロックへ。米山がゴムチューブを投げてエスケープさせようとすると、レフリーのさくらがゴムを蹴飛ばし、米山に直撃してしまう。


 続いて入った里歩は、高梨を巧みに誤爆させながらコーナーの円華を狙っていく。ややたじろいだ円華だったが、タックルで里歩を倒すと、客席にハイタッチ。さらに観客のロープワークのアシストをうけて、ピープルズエルボー。いろんなスターっぽい人たちが混じっている。
    わふーでよよよ  
 浩代に対して、先に東海道落としを見舞った円華だったが、浩代が3人まとめて壁アタックをみまうと、アイドルトリオは、「スーパーアイドルトレイン」と叫んで3人がかりの前転を披露。


 乱戦の中、米山が浩代をとらえると、高梨がトラースキック。誤爆率99%のこの技が見事にきまり、放った高梨も驚く。しかし、続く円華のラリアットは立ち続けに誤爆。スターらしからぬミス。ここで里歩がラリアットで円華を打ち倒す。アイドルトリオは、浩代に里歩と「ことり」が飛び乗り、3人の体重で浩代のダブルニーを米山に落とす。
    わふーでよよよ  
 米山が「ことり」をX固めにとらえると、円華のクロスフェースと、高梨のコブラツイストも同時にきまる三重奏。しかし、「ことり」は卍固め、里歩はパロスペシャルに切り返し、さらに里歩と「ことり」のパロ卍が合体して、逆にアイドルトリオの見せ場に。アイドルトリオは3人同時に回転エビ固めをきめるというルチャっぽい攻撃も見せて沸かせる。
    わふーでよよよ  
 しかし、試合権利のある米山と「ことり」になると、米山がタイ式後方回転エビ固めをきめてフィニッシュ。4日前の自主興行に続き、米山が「ことり」からフォールを奪い、勝利を飾った。


 自分がフォールをとれなかったことに不満そうなスターの円華に対し、米山と高梨は円華コールでスターを持ち上げてご機嫌をとった。
    わふーでよよよ  


◆エンディング


 来週の蕨大会と、10月10日新木場大会のカードが次々と発表されていく。


 まず蕨大会では、「今日もチリが中国に負けて悔しいです」というワンチューロに、三ヶ国対抗3WAYマッチが用意される。日本vsチリvsパキスタンで、帯広vsワンチューロvsペールワン。「オビヒロとはアミーゴだから闘えない」というワンチューロだったが「3WAYだから結託すればいいよ」というさくらに、なるほどと笑顔を見せるオビチューロの2人。
    わふーでよよよ  
 「『よねやマニア』でも、そして今日も米山さんにフォールをとられて悔しい」という「ことり」は、蕨で米山vs「ことり」のシングルマッチ。「絶対に勝つぞー」という「ことり」に対して、米山は「下積みの苦労を知らないやつに負けないんだよ」と言い返す。さらに米山は、年内の『よねやマニア』開催と、来週の“よねやまどかゲリラライブ”を予告した。


 浩代は新木場で、アントンと初シングルが発表される。里歩が新木場でのブルー・ロータスとの日タイ10代コンビでの試合の意気込みを述べると、さくらからロータスのほかに、バギーも再来日することが発表された。


 そして高梨はデビュー10周年ということで、10という数字が並ぶ10月10日に10周年記念試合がおこなわれることに。相手が趙雲子龍と発表されると、大きな歓声。高梨も「この2人の試合に言葉はいらない」とコメント。
    わふーでよよよ  
 また、そんな高梨と趙雲は、蕨ではタッグマッチで前哨戦をすることに。それはいいとして、突然「世は戦国」と言い出すさくらにざわつく場内。前回の板橋大会における戦国デスマッチで、日本は天下統一されたが、今度は中国から攻め込んできたということらしい。「頭、大丈夫ですか?」とさくらを心配する高梨。とりあえず、戦国vs中国ということで、高梨某&里歩姫vs趙雲&ナカモ・リーというタッグマッチが蕨で組まれた。初登場のナカモ・リーは、趙雲曰く「残酷チャイニーズと呼ばれ、三度の飯より蹴りが好き」という女子プロレスラーらしい。


 また、蕨でのさくらは、福田洋とシングルマッチ。前回の板橋で「さくらよりうまく歌ってはいけないという我闘雲舞の暗黙のルールを福田が破った」ということに対して、さくらは怒りを覚えているとのこと。そしてこの試合は、大変な試合になるため凡人では裁けないということで、特別レフリーとしてUMA軍のハル・ミヤコが用意された。


 そんな中、スターの円華は「自分がいれば我闘雲舞は大丈夫」と豪語したわりに、スケジュールの都合でしばらく参戦がないということに。


 そして最後は、蕨、新木場、そして翌日の名古屋大会に向けて、『ガンバレ! 2013』が歌われ、大会がしめくくられた。
    わふーでよよよ