【試合結果】2013年7月27日(土)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

我闘雲舞の公式ブログです。

『Gatoh-Move Japan Tour.53』


☆2013年7月27日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆41人



◆オープニング


 前売券があまり売れていなかったので、窓を閉め切り、冷房をつけて大会をおこなうという初めての試みでおこなわれた。


 挨拶は、大日本プロレスで関本大介選手の保持するBJW認定世界ストロングヘビー級王座への挑戦が、昨日、決定となった円華。


 ベルトを市ヶ谷に持ってくると宣言し、恒例の掛け声で大会スタート。
    わふーでよよよ  


◆第1試合シングルマッチ 10分一本勝負
○円華(5分38秒、コブラツイスト)「ことり」×


 BJW認定世界ストロングヘビー級王座挑戦者の円華に対して、「ことり」は「仮想関本」とコールされる。客席から「ことり」に、「せきもとー」の声援が飛ぶ。


 まずはロックアップから、円華が「ことり」を吹っ飛ばしてパワーの差を見せつける。


 すると「ことり」は、力比べに挑むと見せかけて、円華の手を踏みつける頭脳作戦。その後も天井を利用したフライングメイヤー、ドロップキックなどで、体格差のある円華に渡り合っていく。


 「ことり」がエルボーを円華の胸板に叩きこんでいくが、円華は「もっと打ってみろ」と膝立ちになって受けると、水平チョップ一発で逆転。シュミット式バックブリーカーで「ことり」の背中を絞り上げる。
    わふーでよよよ  
    わふーでよよよ  
 「ことり」をボディスラムで思い切り叩きつけた円華は「終わりっ」とアピールして、窓を開けて上る。(この日は前述通り窓を閉めて冷房をつけているため)。しかし、「ことり」が雪崩式巴投げで円華を落として、ガッチリとフロント・ヘッドロックに。


 今度は「ことり」が窓を開けてのぼると、立ち上がった円華の上に肩車の形となる。ここで「ことり」は「わーっ」と叫ぶと、なぜか窓に戻り、冷気を逃さないよう窓を丁寧に閉めてから、回転エビ固め。「ことり」のムープに客席大笑い。
    わふーでよよよ  
 勢いに乗った「ことり」は、大外刈りからのエビ固め、ボディスラムを切り返しての回転エビ固めと一気に攻勢へ。


 さらに「ことり」は、なんと関本大介流のぶっこぬきジャーマンの体勢に入り沸かせる。
    わふーでよよよ  
 しかし円華はこれをこらえると、スリーパー・ホールドから、コブラツイストに移行。


 拷問コブラ式に「ことり」を体をひねり上げて、ギブアップを奪い、仮想関本を円華が撃破した。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○マサ高梨(8分25秒、横十字固め)山田太郎×


 2月23日、マットでの板橋大会以来、2回目となるシングルマッチ。がっちりと握手をかわしてゴング。


 両者、探り合うように手を差し出しながら、腕の取り合い、バックの取り合いに。一度、組み合うと、ねちっこく絡み合い、密着したまま離れない両者。ブレイクしたところで、息をのんで見守っていた客席から拍手がおこる。
    わふーでよよよ  
 山田のスリーパーホールドを、高梨が手品のように切り返して腕をとると、思わず観客が感嘆のため息。山田のヘッドシザースを高梨が反転して足を取り返したところで、山田がこの試合初のエスケープ。


 山田が相手の両腕を交差させて絞め上げる。スタンドでの極楽固めのような形。高梨は、これはパワーで強引に返して、同じ技に入ると、後ろに倒れこんで絞る。ブラディEXのような形。しかし山田が反転して、さらに同じ技に入るという合わせ鏡のような攻防。さらに高梨は体をくねくねとひねって技を抜け出すという妙技を見せた。
    わふーでよよよ  
 高梨が山田の腕を絞め、この試合初のフォールの体勢。カウント1で山田が返す。


 山田が高梨の腕をハンマーロック。高梨の表情がゆがむ。高梨が腕をふりかぶって打撃を狙うが、山田がかわしてフルネルソンから再びハンマーロック。
    わふーでよよよ  
 あっという間に残り時間3分。高梨は、また絶妙な返し方でハンマーロックを抜けると、アマレスの飛行機投げのような形で山田を投げるが、逆に山田がフォールの形に入り、この試合初のカウント2。


 山田がデスロックの形に入ると、高梨がエスケープ。山田が中央に引きづり戻し、もう一度デスロックを狙ったところを高梨が首固めに入り、カウント2。


 両者立ち上がったところに高梨のトラースキックがヒット。この試合で初の打撃系の技。


 すると山田もすかさずエルボーを高梨の胸に打ち返す。
    わふーでよよよ  
 しかし、ここで一瞬のすきをついた高梨が横十字固めでフォールの形に入り、体重をあびせるとカウントスリー。


 打撃、フォールといった攻防を排除したレスリング絶一門といった感じのマスター同士の試合は、高梨が前回に続いての連勝をおさめた。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○里歩&モーリー&中森華子(11分54秒、片エビ固め)さくらえみ&松本浩代&帯広さやか×
※そうまとう


 板橋大会での里歩vs浩代、チーム遠藤vsハートムーブというふたつの試合の前哨戦となるタッグマッチ。世界水泳に影響を受けているというさくらは「マーメイド」とコールされ、試合前から満足げな表情。


 先発は、里歩と浩代。お互い素早い攻防で沸かせる。帯広とモーリーにチェンジすると、さっそく激しいチョップ合戦で意地をむき出しに。


 しかし、さくらと華子にチェンジすると、板橋の前哨戦の様相は一転。さくらが「ミュージックスタート」というと、世界水泳のテーマ曲が流れる。音楽が流れる中で試合という意味不明な展開の中、さくらが水泳っぽいムーブを見せようとするが、結局、華子のキックに沈んだ。
    わふーでよよよ  
 そのあとも、モーリー、そして里歩がさくらを攻め込むと、浩代がマーメイドコールを客席に煽るが、反応は鈍い。さくらも「市ヶ谷のマーメイドいきますっ」と窓から弱々しく飛ぶが、自爆。


 さくらがモーリーと華子にまとめてさくらえみ70キロを放ち、ようやく反撃してから帯広にタッチ。帯広は、水泳の飛び込みさながらに勢いよく入ってくると、モーリーと華子に地獄突きの乱れ打ちを見舞い、華子を逆エビ固めで絞めあげる。
    わふーでよよよ  
 再び里歩vs浩代になると、浩代のブレンバスターをかわした里歩が至近距離からのそうまとうをぶち込む。さらに窓に上った里歩が「マーメイドっ」と言いながらフットスタンプを浩代に落とすが、これは「ふざけんなっ」とさくらがむきになって怒りながらカット。


 浩代が里歩をアルゼンチン・バックブリーカーにかつぎあげるが、里歩が切り返してエビ固めに入ると、そうまとうへ。しかし、浩代がかわすと、そこにさくらが強烈な張り手。しかし、里歩がもう一度、そうまとうに。また浩代がかわすと、今度はそうまとうはさくらに直撃した。


 浩代が里歩に東海道落としをきめるが、これはモーリーと華子が飛び込みカット。ここで浩代は帯広にタッチすると、帯広が里歩に、ドロップキック、ハーフハッチと攻め込んでいく。
    わふーでよよよ  
 里歩のフットスタンプをかわした帯広は首固め。さらに帯広マジックもきめてカウント2.9。しかし、バースはモーリーのカットで未遂に終わると、里歩が横十字固め。


 そして里歩がそうまとうで走りこむが、そこに浩代がカウンターで体をぶちかましてカットすると、里歩と浩代が激しいエルボー打ち合いに。
    わふーでよよよ  
 浩代が里歩に壁アタックを狙ったところ、里歩が帯広と体をいれかえ、浩代の攻撃は帯広に誤爆。チェンジ権のある帯広に里歩がそうまとうを叩きこみ、カウントスリー。


 最後まで冷静に局面を読んだ里歩が勝利を拾った。
    わふーでよよよ  


◆8月10日板橋の追加カード決定


 いよいよ2週間後に迫った8月10日板橋大会の追加カードが発表。まずは「ことり」vsチェリーのシングルマッチ。「ことり」は、「板橋大会前に柔道の県大会があるので、そこで優勝して、はずみでチェリーさんにも勝ちたい」と抱負を述べた。


 そして、またもUMA軍団から、河童小町と河童小鉢の河童姉妹の参戦決定。さくらが「河童と聞くと、もうよねの顔しか浮かばない」「足のリハビリでプールに通い、きゅーきゅー言い出している」ということで、足の負傷で欠場中の米山が復帰戦で相手をつとめることになった。


 さらに今回は、河童姉妹のセコンドとして、5年ぶりにプロレス界登場という杏仁師範が来ることも発表となる。なぜか高梨が杏仁師範に目を輝かせて食いつく中、さくらが、ハル・ミヤコから届いたという手紙を読み上げる。
    わふーでよよよ  
 「彼の名は、杏仁師範。カンフータイガーと呼ばれる河童小僧の師匠だ。打倒、米山香織のため、河童小町と河童小鉢の河童姉妹に、必殺技、胡瓜竜巻(きゅうりハリケーン)を伝授した。ミス米山の復帰祝いに、師範自ら板橋グリーンホールに参上する。彼の左手には、血に飢えたサーベルタイガー。」


 相手にカンフーの達人、杏仁師範がつくことが分かったため、米山のパートナーも対抗して趙雲子龍になることが決まる。米山香織&趙雲子龍vs河童小町&河童小鉢withハル・ミヤコ&杏仁師範というカードとなった。また、ここで華子が「それは、私が足立区で見た河童なのか」などと河童に異常に食いついてきたが、さくらにたしなめられた。
    わふーでよよよ  
 板橋のカードもほぼ決まり、残りはさくらのカード、というところで「自分のカードもまだ…」と山田が名乗り上げるが、山田はレフリーに任命された。



◆8月3日市ヶ谷のカード決定


 続いて帯広が「今日、負けたのも、正パートナーの遠藤さんじゃないから」と敗因をコメントすると、さくらが「来週だって遠藤さんは呼べないし、毎回、パートナーのせいにするんじゃない」と注意。


 すると帯広は「遠藤さんがいないんだったら、来週の市谷は、モーリーさんとシングルをしたい」と希望。これにモーリーが応えると、さくらは来週、8月3日市ヶ谷大会のメインで2人のシングルマッチをおこなうことを決めた。
    わふーでよよよ  
 また、さくらから「来週から一ヶ月間、イギリスから女子選手が我闘雲舞に留学参戦することになりました。」と発表される。


 名前はポリアンナ・ペッパーズ。170センチ、70キロ。24歳。しかし、さくらも逢ったことがなく、情報はそれだけ。


 そこで検索して調べたところ、ポリアンナは「世界的に有名なレスリングアカデミー、我闘雲舞でトレーニングをする。そこでは日本とイギリスを往復する優秀なトレーナー、さくらえみによる毎日数時間に及ぶハードなトレーニングがおこなわれている」というコメントをしていて、さくらは「彼女は大きな勘違いをしている」と断言。


 しかし、半年前から参戦を熱望している彼女の夢を壊したくないということで、さくらは「私は演じる覚悟があります。だからファンのみなさんも一ヶ月間、演じてもらわないと困る。彼女の夢を壊さないために、一ヶ月間、我闘雲舞は世界で有名なプロレス学校ということで話を合わせてください」とコメント。


 とりあえず、8月3日は、ポリアンナとさくらがタッグマッチで対戦する。


 また、10月10日の木曜日に、我闘雲舞初の新木場1stRING大会が発表され、さくらは「とうとう新木場、決戦は木曜日」と観客に復唱させる。


 そして最後は、モーリーと華子の応援つきの『ガンバレ! 2013』から、恒例の掛け声で締めくくられた。
    わふーでよよよ