【試合結果】2013年5月11日(土)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.40』


☆2013年5月11日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆59人(超満員)



◆オープニング


 総選挙真っ只中の我闘雲舞だが、「ことり」にライバル心を燃やす帯広。今日は、その「ことり」が柔道の大会のため欠席と言うことで、帯広はここぞとばかり総選挙をアピール。


 入場式の挨拶で、帯広は「みなさん、何も考えずに復唱してください」と観客に求めると「野球大好き、帯広さやか」「プロレス大好き、帯広さやか」「清き一票、帯広さやか」と叫び、「どんなことがおこるか、楽しみですね」とニコニコ。趙雲に「全然、清くないよ」とつっこまれる。


 そのまま帯広が、恒例の掛け声をおこなって大会スタート。



◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○マサ高梨(8分41秒、片エビ固め)遠藤哲哉×
※クロスボディを切り返す


 DDTから遠藤が初参戦。対するDDTの先輩、高梨は我闘雲舞レギュラーとあり「安心クオリティ、マサ高梨」とさくらにコールされる。


 まずはチェーンレスリングの展開。互角に食いつく遠藤。


 遠藤が先制のドロップキックを放つが、高梨は強烈な水平チョップでお返し。さらに遠藤の左足を窓枠にひっかけ、その足を狙ってドロップキック。これで遠藤が左足にダメージをうけたと見るや、高梨は狙いを足に絞っていく。
    わふーでよよよ  
 遠藤のヒザを狙ったドロップキックから、マットにヒザをうちつけ、リバース・インディアンデスロックから反転して絞め上げるなど、高梨攻勢のまま5分経過。


 遠藤は延髄斬りを放ち反撃を試みるが、高梨は遠藤の足をつかむと、その足をとっさにレフリーのさくらにつかませヒザにドロップキックというトリックプレー。
    わふーでよよよ  
 さらに高梨は、遠藤の両ひざを抱えてマットに急降下直撃させると、足4の字固め。遠藤、必死にエスケープ。


 高梨のトラースキックは、遠藤が蹴り足をキャッチして防ぐと、エルボー連打で反撃開始。高梨もぐるぐるパンチを何度も打ち返そうとするが、ことごとく遠藤に読まれる。エルボーで高梨を倒した遠藤は、その場跳びのムーンサルト・プレスを鮮やかにきめてカウント2。
    わふーでよよよ  
 バックをとった遠藤が投げ技を狙うが、高梨はレフリーのさくらをつかんで逃げる。さらに、高梨はさくらを遠藤に投げつける。


 遠藤にぶつかって倒れたさくらが四つん這いになったところ、さくらを踏み台に遠藤がクロスボディ。


 しかし、これを体を入れ替えて高梨がおさえこみ、カウントスリー。インサイドワークで一枚上のところを見せた高梨が、安定の勝利をおさめた。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○松本浩代&趙雲子龍&米山香織(12分15秒、片エビ固め)マリーンズマスク&里歩&帯広さやか×
※バーニングハンマー


 帯広とマリーンズの野球チームと組むということで、里歩もユニフォーム姿で入場。かわいい。


 帯広と趙雲が先発。ハイテンションで妙な動きを垣間見せる帯広に、趙雲が「おちつけー」と叫ぶと場内からも笑いと拍手がおこる。


 米山とマリーンズにタッチすると、素早い攻防から、米山がゴムチューブを持ち出す。唐突に引っ張ったゴムを手放してマリーンズにダメージを与えた米山だったが、これは自分もうっかり手を放してしまって不本意だったようで「歌ってない」と、やり直し。「わったっしはゴム人間」と歌ってからのゴム攻撃を試みるが、マリーンズが首を下げると逆にゴムは米山を直撃した。
    わふーでよよよ  
 マリーンズは「おびりほホームラン」と米山を振ると、左右の打席に立った帯広と里歩がバッティングフォームからのダブルチョップ。しかし、続いてのマリーンズのヘッドスライディングは趙雲と浩代がキャッチすると、ダブルブレンバスターでマリーンズの腰を壁にぶつける。
    わふーでよよよ  
 ここで浩代が「5月11日は小橋の引退だっ」と叫ぶと、マリーンズにマシンガンチョップを打ち込む。これには客席から小橋コールが発生。米山と趙雲も入ると、3人でマシンガンチョップ。
    わふーでよよよ  
 趙雲は、浩代と米山に反動をつけてもらってのチャイニーズトレイン。終点ではサマーソルト・ドロップを放つ。


 マリーンズは帯広とのダブル・ドロップキックで反撃して、里歩にタッチ。里歩はニーアタックを相手3人に乱れ打つ。さらに趙雲を巴投げで投げて手のひらを踏みつけると、窓からニーアタック。趙雲がチャイニーズゴリーで壁に里歩をぶつけようと狙うと、里歩が回転エビ固めで、逆に趙雲の体を壁に打ち付けた。
    わふーでよよよ  
 趙雲が飛び蹴りから米山にタッチすると、米山は里歩にニーアタックをぶちこみ、三方に「おーおーおー」とアピール。米山と里歩は、お互いニーアタックを打ち合って、浩代と帯広にそれぞれチェンジ。


 帯広がドロップキックを3連発するが、浩代はサイドバスター、アルゼンチン・バックブリーカーと攻め返す。


 浩代は帯広、里歩、マリーンズ、さらに米山と壁に投げ重ねると、最後は趙雲が「わかってまーす…」と、あきらめ顔で投げられる。5人まとめての壁アタックを浩代が狙うが、趙雲と米山の味方二人だけに直撃した。
    わふーでよよよ  
 マリーンズのスイングDDTのフォローを受けて、帯広が浩代にミサイルキック。さらに浩代を壁においつめて、満を持しての地獄突きを放つが、浩代にかわされ指先が壁に自爆してしまう。


 浩代は趙雲と米山を担いでのニードロップを狙うが、帯広にかわされる。マリーンズが浩代に延髄斬りをうつと、帯広は奇声からの地獄突きを浩代に連発し、首固めにつないでカウント2。
    わふーでよよよ  
 マリーンズが浩代と趙雲をおさえ、帯広がもう一度、地獄突きを打ち込もうとするが、マリーンズに誤爆。


 すると、ここで浩代は「こばしーっ」と叫びながら、帯広に剛腕ラリアットをぶち込む。


 そして浩代が帯広にアルゼンチン・バックブリーカー。普段なら東海道落としか、ひろよストーンの場面だが、そのまま後頭部から帯広を投げ落とす、バーニングハンマー。


 見事にきまり、浩代がカウントスリーを奪うと、市ヶ谷チョコレート広場に、小橋コールが爆発した。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 シングルマッチ 時間無制限一本勝負
○さくらえみ(12分6秒、ラ・マヒストラル)DJニラ×


 ニラが保持するKO-D無差別級王座への“いつでもどこでも挑戦権”を狙って、さくらが組んだシングルマッチ。


 ニラはさくらのテーマ曲の中「申し訳ない」と言いながら先に入場。さくらが入ると、KO-D挑戦への期待感からか、さくらに声援が集まり「こんなのなかなかない」とさくらは上機嫌。


 序盤は、ニラがマットをはがすと戻し、レフリーの高梨を外に連れ出すと中に入るなど、まったく無意味な行動を続ける。


 窓から勝手に落ちて勝手にヒザを痛めたニラに、さくらが「おきろー」と叫んで起こそうとすると「そういって起きなかったらどうする?」と、ニラは横になったまま硬直してさくらを困らせる。
    わふーでよよよ  
 さくらはモンゴリアンチョップから、奇声を発してのヘア投げ、お客さんに反動をつけてもらってのエルボードロップと攻勢。


 しかし、ニラがポケットに入れていたサングラスをさくらが割ってしまう。客席から「あーあ」とため息がもれるが、さくらはそのサングラスを真っ二つに折ると「おーほっほっほっ」と高笑いをした。
    わふーでよよよ  
 続いてさくらがロメロスペシャルをきめる。ダメージのニラは、控室に帰ろうとするが、さくらが「ニラさん、帰っちゃダメ。試合するよ」と連れ戻す。


 するとニラは“いつでもどこでも挑戦権”を手にして「お前、あからさまにこれを狙って俺とシングルマッチを組んだろ。そんなに欲しいっていうなら、いいよ、闘わなくてもくれてやるよ」と放り投げる。さくらがキャッチしようとした隙に、ロケットパンチ。


 「欲深い女だ、お前は」と叫んだニラは、レインメーカーのポーズから、レインメーカーの体勢に入るが、そのままさくらの手を取り、換気扇に直行。換気扇にさくらの指をつっこむと、客席は“若王子コール”がおこる。
    わふーでよよよ  
 その後も、ニラの不思議なモーションのエビ固めや首4の字固めがきまり、気が付くと、いつのまにかさくらがピンチに。


 ニラを壁にぶつけて首4の字を逃れたさくらは、さくらえみ70キロを3連発して反撃。しかし、倒れこんだニラにさくらがフォールにいこうとすると、ニラは体を入れ替えて逆にフォールにいくなど、まだまだニラも死んだふりで底を見せない。


 ニラは市ヶ谷では初のDJタイムを狙う。これはさくらがガードすると、ニラはジャンピング・ローキック。
    わふーでよよよ  
 さくらはダブルアーム式背骨折りにニラを捕えると、タイガードライバーでカウント2。


 ここでさくらは窓からの冷蔵庫爆弾で飛ぶが、ニラがかわして自爆。ニラは「このときを待っていた」と叫んでマヒストラルにいくが、さくらが回転を途中でつぶし逆にフォール。カウント2。


 「マヒストラルは私の技だー」とさくらはマヒストラル狙い。ニラは必死に逃げようともがくが、強引にさくらがつかまえて、マヒストラル。


 この一発でカウントスリーが叩かれる。粘るニラをしとめたさくらがフォール勝ち。


 “いつでもどこでも挑戦権”は、さくらに移動となった。
    わふーでよよよ  


◆さくらが遠藤にダメだし連発


 座談会で、初参戦の遠藤が「小さい会場だけどあたたかい会場でした。また機会があれば参戦させて下さい」と真面目にコメントすると、さくらは「感想がつまらない」と、早くもダメだし。


 浩代が「初めて生で観戦したプロレスが、ノアの東京ドームの小橋vs健介だった」という話をしていると、さくらは「せっかくのいい話を、無表情で聞いているやつがひとりいる」と遠藤を名指しして「雰囲気を壊す」と怒る。


 「プロレスだって接客業と同じなんだよ。接客業とかやったことないの?」とさくらが尋ねると、遠藤は牛丼屋で2年間バイトをしていたという。


 そこで浩代を客と見立て、遠藤が牛丼屋の店員を演じさせられるが、またも「マニュアル通りすぎてつまらない」とダメだしされる。


 今度は里歩が店員をやると「かわいい~」とさくらは喜び、趙雲がやるとさすがすぎる接客を演じる。


 それをふまえて遠藤がもう一度、牛丼屋を演じるが、やはりマニュアル通りにこなすだけなので、さくらは「お前はもういいっ」と罵った。
    わふーでよよよ  


◆次回の大会で、さくら&高梨vs帯広&遠藤が決定!


 さくらは気を取り直して、いつでもどこでも挑戦権の獲得を喜ぶ。


 「私は映画が好きなので、映画の試写会のコメントっぽく、みなさんでひとことずつ私を褒めてください」と注文。最初に高梨が「おめでとうございます。いつかパートナーの自分が挑戦するまで、防衛を続けてくださいね」とコメントすると、「さくらさん、市ヶ谷でベルト待ってます」「さくらさん万歳」などとみんなが続く。


 しかし、最後に立ち上がった遠藤が「ていうか、それDDTの挑戦権で、自分はDDTの人間なので、正直、あんまり喜べないです」と発言して水を差してしまう。


 遠藤は「DDTのみんなが、それを目指して頑張ってるんですよ。っていうか、高梨さんは悔しくないんですか?」と先輩の高梨に問い詰めると、高梨は「雰囲気に流されて…」と言い訳。


 「だってさー、悔しいじゃないですか。高梨さんは取り返そうとしないんですか。いいですよ。だったら僕が獲りにいきます。高梨さんが、さくらさんの側の人間だというなら、なんだったら高梨&さくらと1vs2ハンディキャップマッチだっていいですよ」と高梨にまで怒りをぶつけた遠藤が、さくらに流出した挑戦権を取り戻すため対戦表明。


 すると、ここで帯広が立ち上がる。「自分は、遠藤さんの団体愛に感動したのです。自分も我闘雲舞という団体を愛しているので、遠藤さんのDDT愛に共鳴します!」と、遠藤にタッグ結成を要請する。
    わふーでよよよ  
 さくらは「帯広は総選挙のために、なにか目立とうとしているだけだろ」とつっこんで帯広を慌てさせると、遠藤にも「おめえ、また我闘雲舞にあがろうと思ってるのか。つまんないコメントしか出せないようなやつは、我闘雲舞のお客さんは求めてないんだよっ」と詰め寄り、「遠藤選手の試合をまた見たいというお客さんは拍手をしてみて下さい」と、観客に参戦のジャッジを委ねる。


 すると超満員の観客は、なんと、スタンディング・オベーションと遠藤コール。
    わふーでよよよ  
 この光景にさくらも折れ、5月17日(金)市ヶ谷チョコレート広場大会で、さくらえみ&マサ高梨vs遠藤哲哉&帯広さやかというタッグマッチが決定した。


 最後に米山が「遠藤選手のために、我闘雲舞を紹介する替え歌を作ってきました」と、『ゴム人間のうた』の替え歌を歌う。


 「ガトームーブさくらえみ。帯広さやか、ことり、りほ♪ 高梨、趙雲も乗りかかった船ですよ♪ あー、リングがないよ。ロープは手動、背中押し♪ あー、資金不足で、このままタイに行けないのか♪ そんなの嫌だ。だってガトムー、ガトムー、ガトムー・・・・ガトームーブ市ヶ谷は、みんなに笑顔を届けます♪ 新入りも大歓迎♪ みんなで洗脳されちゃおう♪ えんどー!」


 さくらも「これからも、みんな洗脳しちゃうぞー」と、遠藤に洗脳宣言をおこない、恒例の掛け声でしめくくった。
    わふーでよよよ