【試合結果】2012年12月29日(土)市ヶ谷南海記念診療所 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.14』


☆2012年12月29日(土)
市ヶ谷南海記念診療所
観衆40人



◆オープニング


 客席にはイギリスから来たというファンの姿も。11月にさくらがイギリス遠征した時に出会った人とのこと。さくらも「テディベアをくれた人だ」と感激。


 さくらは今日も『限界のうた』を歌詞を忘れずに歌い切ろうとチャレンジしたが、やはり途中で「ららら♪」になってしまい、客席は大きなため息に包まれた。


 入場式のあいさつでは大家がいつもの勢いで怒鳴り始める。第1試合は高梨とのタッグでチョコレート広場軍として登場し、山田アリーナ軍のヤマダハナコと会場のネーミングを賭けて対戦する大家だったが「太古の昔から、ここは獅子パレスだったんだよ。」と獅子パレスを主張。チョコレート広場軍として雇ったさくらの意向を無視する。


 会場も獅子パレスコールで後押しすると、大家は観戦中のフリーライターの須山浩継氏にも「須山、お前は獅子パレスが見たいかっ」とからみはじめ、チョコレート広場vs山田アリーナのはずの第1試合が、なんとなく獅子パレスvs山田アリーナの流れになったところで、大家が「リャオサーイ?」「メシャーイ!」「リャオカー?」「メシャーイ!」「トンパーイ?」「シャーイ!」「レッツゴー」「ガトームーブ!」と叫んだ。



◆第1試合 タッグマッチ15分一本勝負
○中森華子&山田太郎(10分8秒、路上)マサ高梨&大家健×


    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  

 初タッグ結成の華子と山田は「ヤマダハナコ」と書かれたおそろいのタスキで入場。高梨と大家は、レフリー&リングアナのさくらに「チョコレート広場軍」とコールされると、抗議してコールをさえぎり、高梨が自ら「獅子パレスの主。獅子王、大家健」と大家をコールした。


 ヤマダハナコが奇襲してゴングが鳴る。「華子、アレいくぞ」と山田が指示してダブル攻撃を狙うが、ちがう技を狙ってしまい息の合わないヤマダハナコ。一方の高梨&大家は、早いタッチワークによる連係で上回り、山田のローンバトルが続く。


 山田がようやくバックドロップを放ち華子にタッチすると、高梨に対し、山田が背中にエルボー、華子が前からミドルキックというサンドイッチ攻撃を「山田!」「華子!」と叫びながら乱れ打ち。さらに華子はフィッシャーマン・スープレックス、シャイニング・ウィザードで高梨を追い込む。


 山田が「山田アリーナにしてやる」と山田コールを叫びながら入ってくると、大家も獅子パレスコールを叫びながら入ってきて「山田アリーナっ」「獅子パレスっ」とお互い叫びながらエルボーの打ち合い。これは大家が「獅子パレスっ」と叫んでの頭突きで打ち勝つと、カミカゼをきめ、ダウンする山田の上にパートナーの高梨の体をパワーボムで叩きつける。


 さらに大家が山田をコブラツイストにとらえると、高梨が「獅子パレスと認めちまえ」と山田にせまるが、山田は「この会場は…この会場は…山田アリーナだっ」と叫ぶと、グランドコブラツイストで切り返して華子にタッチ。


 大家は華子にアバランシュホールドを繰り出すが、炎のスピアーはかわされる。さらに高梨のトラースキックが大家に誤爆したところを、華子がバズソーキック気味に大家の頭を蹴り、すかさず路上で丸め込むとカウントスリー。ヤマダハナコの山田アリーナ軍勝利となった。


 敗れた大家が「ここは獅子パレスじゃなくて、リキパレスなんじゃねえか」と言い始めると、高梨が「テンパって適当なこというんじゃねえ」と大家にストンピング乱れ打ち。 


 「須山、お前は山田アリーナが見たいか」と大家が叫ぶと、大家と山田の2人がパンパンパンとマットを叩き始め、最後はなぜか2人とも大仁田厚状態になって退場していった。



◆第2試合 シングルマッチ10分一本勝負
○米山香織(4分49秒、回転エビ固め)ケイ・リー・レイ×

    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  

 立ち上がりはロックアップから腕の取り合いと教科書通りの攻防をお互いが見せる。


 手四つは、長身のケイ・リー・レイに対し、米山の手が届かないと、米山は窓に上って対抗。これはケイ・リー・レイがデッドリードライブで投げ落とすが、直後のドロップキックは相打ち。


 フロントキックの打ち合いは、もろに足の長さの差が出てしまい、米山の足は届かず、ケイ・リー・レイが蹴り倒す。米山がゴム人間らしくブリッジでフォールを抜けるなどの体のやわらかなところを見せるが、ケイ・リー・レイもパンチをブリッジでかわすなど、負けじと体のやわらかさをアピール。


 米山が「ジャパニーズ・ダブルリストアームサルト」、ケイ・リー・レイが「スコティッシュ・ノーザンライト」と叫びながらのスープレックス狙いはどちらも不発に終わると、米山はローリングソバットからエルボーで倒してカウント2。さらにDDT、リバース・スプラッシュと続ける。


 ケイ・リー・レイはウラカンラナで反撃し、窓からのフライング・ボディアタック。しかし、クリストが崩れると、米山が首固め。


 ケイ・リー・レイは長い脚を生かした延髄斬りから、スコティッシュ・ノーザンライト・スープレックスを狙ったが、米山が回転エビ固めで切り返し、がっちりおさえこんでカウントスリーを奪った。



◆第3試合 タッグマッチ15分一本勝負
○里歩&モーリー(12分9秒、エビ固め)松本浩代&さくらえみ×
※そうまとう

    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  

 板橋のシングルマッチがハードだったために「これからは浩代とは闘うのでなく仲良くしようと思う」というさくらの意向でタッグ結成となった浩代&さくら。浩代に気に入られようと、「先、行きまーす」とはきはきした態度で先発を買って出る今日のさくらは、場内が里歩コールになっても「いいよ、いいよ」とあくまでさわやかだったが、いきなり里歩にあわやカウントスリーをとられそうになり、あわてて浩代にタッチ。


 里歩が浩代に容赦なしの顔面キックを何発も打ち込んで浩代の心を折ると、さくらが入ってきて浩代と「キューティートレイン」と叫ぶが、客席ブーイング。さくらと浩代のニコニコ印にもブーイング。


 さくらと里歩の張り手合戦は、さくらが打ち負け「ごめん」とあやまるが、その後は浩代が里歩をドロップキックでふっとばし、さくらもロメロスペシャルにとらえるなど、里歩のピンチが続く。


 里歩はようやく、浩代の壁アタックをかわしてモーリーにタッチ。モーリーと浩代は迫力満点のタックル合戦でぶつかりあうが、モーリーが打ち勝った。


 今度は浩代が、モーリーと里歩の2人にまとめて「市ヶ谷ぶっ壊すぞ」と壁アタックをきめると、さくらもさくらえみ70キロで続く。


 さらにさくらはモーリーに助走をつけてのドロップキックから、「冷蔵庫爆弾」と叫んで窓からボディプレス。モーリーは水平チョップ連打で反撃すると、壁にさくらをうちつけるSTOから、続けて正調STOでカウント2を奪い、里歩にチェンジ。


 里歩は椅子からのニーアタック、壁に打ち付けてのニーアタック、窓からの飛びつきウラカンラナ。


 さくらは負けじと、ケフラトーラ・コンヒーロ、ダブルアーム式背骨折り。さらに浩代が東海道落としでアシストすると、さくらはエグい角度の逆エビ固めに里歩をとらえるが、これはモーリーのカットが間に合った。


 里歩はジャックナイフ固め、ダイビングフットスタンプでさくらを追い込むが、浩代がバックエルボーを里歩にきめてさくらをフォローすると、さくらは人間風車の形に里歩を持ち上げて前に落とすフェースクラッシャー。そして窓からのローリング・セントーンを里歩にきめるが、これもモーリーがなんとかカット。


 ダウンする里歩に、さくらがムーンサルト狙いで窓にのぼると、浩代がさくらをパワーボムの形に持ち上げて、里歩の体に叩きつけようとする。しかし、里歩がすでに逃げていたため、普通に浩代のパワーボムをくらった形になってしまったさくら。


 そこに里歩がそうまとうを放ち、そのままカウントスリー。


 パワーボム自爆のダメージが響き、さくらが里歩にフォール負けを喫した。



◆エンディング


    わふーでよよよ  

 大家は「この場所が獅子パレスであったことはまちがいないけど、先を見ないといけない。だから山田アリーナとしてがんばれよ、山田。俺は俺の獅子パレスを探しに行ってくる」と言って、そのまま姿を消す。


 山田と華子が「今日、勝って、会場の名前が、めでたく山田アリーナになりました」と喜ぶが、これにさくらがストップ。「今日は獅子パレスに勝ったにすぎない。チョコレート広場軍は、まだ闘っていない。明日こそは、本当のチョコ広軍を闘わせる」というと、明日、華子&山田vs田村和宏&米山&モーリーの2vs3のハンディキャップマッチを発表。


 「はめやがったな」と怒る山田だったが「山田アリーナ軍の勢いは止まらない。明日、勝って、今度こそ山田先生のためにも山田アリーナにする」と山田コールをおこした。


 浩代が「板橋でさくらさんに勝てなくて、私が勝つまではさくらに負けてほしくないと思ったのに、今日、あっさり里歩に先に勝たれてしまった…」というと、さくらは「負けたことについて、負けてごめんなさいとかファンの人にあやまることはありません。勝手に応援した人が悪いので。ただ・・・」と続ける。


 「今回、浩代と中島とタイトルマッチの連戦のため、普段は練習しない私が、まじめに練習して挑んだ。本当に体が大変で、24日の中島との試合が終わって25日は一日中寝ていた。26日も一日中寝ていた。27日も一日中寝ていた。そして28日も一日中寝ていた。我闘雲舞のことをすっかり忘れていて、カード発表とか遅くなり、今日が満員にならなかったのはそのせい。自分の団体をないがしろにしてしまったことを反省してます。なにが大事って、自分の団体が一番大事。まずは1月6日の板橋大会で、昼のJWPよりお客さんを入れないといけませんね。反省してます、ごめんなさい」と謝罪。


 すると、里歩が「板橋では、私と組んで2013年の明るいスタートを切りましょう」とさくらに提案。「りほー。そうよね、所属が2人だけだもんね。素敵よ。あなたを大事にするわー」とさくらも感激し、1月6日板橋大会で、さくら&里歩の師弟コンビ結成が決定。対戦相手は後日発表となる。


    わふーでよよよ  

 「もうひとつ、板橋の決定カード、米山vsゴム人間」とさくらが話していると、ここで事前の乱入予告通り、ハル・ミヤコが場内に登場。


 板橋のゴムチューブデスマッチは、お互いの両手首をゴムチューブで結び、フォール、ギブアップによる決着ではなく、先に4コーナーにタッチした選手の勝利になるというルールがさくらより発表された。


 するとハル・ミヤコは「ミス米山。新年早々負けてかわいそうだから、あなたをUMA軍のお茶汲みにしてやるわ」と挑発。すると米山は「もし、私が勝ったら、ハル・ミヤコが私と一緒に『ゴム人間のうた』を歌え。米山とハル・ミヤコで『ゴム人間のうた』をデュエットだ」と要求。


 ハル・ミヤコが「伸びては縮むゴム地獄。いいわ、完全決着よ」と応じたため、板橋のゴムチューブデスマッチは、米山が負けたらUMA軍のお茶汲み、ゴム人間が負けたらハル・ミヤコが『ゴム人間のうた』を歌うという条件が加えられた。


 そのあと、米山がいつものように『ゴム人間のうた』を熱唱すると、さくらが「さくらは忘れることもいろいろあって弱気になることもあるけど、みなさんが忘れてるよーとか教えたりして助けてください」と言ってからしめくくった。


 「リャオサーイ?」「メシャーイ!」「リャオカー?」「メシャーイ!」「トンパーイ?」「シャーイ!」「レッツゴー」「ガトームーブ!」