【物語は突然に】
どうも、GOD TV MEAT OIL'S…
ベースボーカルの…
やっちゃったコウスケです。
やっちゃった?
何を?汗
そんな求めて止まない貴方に本日のお題をお伝えしましょう…
『ついに開始⁈
フォレストコウスケ⁈の巻』
キタァァァァーーーー(>人<;)!
それでは…
『ついに開始⁈
フォレストコウスケ⁈の巻』
始まり始まり…
それは突如やって来た…
闇夜に隠れておれに近づいて来たんだ…
そして奴は耳元で囁いた…
『こうすけ…走って、
こうすけ…と…』
その夜は、かなりレアなメンツで呑んでおりました。
音楽人達…
沢山刺激を受けながら、
良い気持ちでお酒が回り
私は終電の事をかなり甘くみていたんです。
大丈夫!
終電やから数分遅れても、
まぁ~だぁだよぉ~っておれの事を待ってくれている!と…
そうしたら案の定電車はそんな僕を無視して発車していたのです。
マジか⁈汗
ごめんて!汗
しかしそんな想いも後の祭…
途中までしかいかない最終電車を発見して、家まであと6駅程の所で私は降りたのでした。
深夜01:20…
家までかなりある…
タクシー使ったら結構お金かかるやろなぁ…
でも明日も早いしはよ帰りたいなぁ…
帰りの時間ちゃんと気にするべきやったか…
その時だった…
『こうすけ…』
『⁈』
『今とちゃうんか…』
『⁈』
察しの良いおれはすぐに気付いた…
こいつ…
心の声よ…
この状況をあえてプラスに捉え、予定では明日走る事にしていたおれのランニング…
ファーストランを今から行え…
と、言っている⁈
『いや、しかし…』
ランニングの為にせっかく買ったシューズもバットマンコラボサウナスーツも持ってないぞ!汗
それやのに走るのか⁈汗
しかも酒も入っとるぞ!汗
『こうすけ…』
『⁈』
こいつ…汗
心の声よ…汗
察しがスペシャル良いおれはすぐにわかった!
ランニングシューズ?
バットマンコラボサウナスーツ?
は?
お前には100年早いんじゃ!
先ずは、着の身着のまま走らんかい!
むしろ普段通りの格好で走って沢山大変な所に気づいたら、
ちゃんとランニングする時には…
ランニングシューズすげぇ⁈
サウナスーツ最高!
って感動して続けられるやんかい!
と…
今アウェイな状態で走ることに自分の最低基準を作らんかや!
と…
『…お前…』
『…ふふっ…』
ティシャツ…
お気に入りのジャケット…
スキニージーパン…
クラークスの革靴…
ボッデガっぽい皮の編み編みの鞄…
ランナーとして程遠いな…
『だから…ロックやないか…』
気づいたらおれはジャケットを腰に巻き、鞄をリュックみたいに背負い走り出した!
GoogleMAPで道を確認する…
距離にして6.6キロ…
最初は3キロ目標にしようと思ってたのに倍…
歩けば93分…
『やったらぁーーーーーー!!』
ベルトにぶら下げたカギ達がチャリチャリと音を鳴らす!
おれは走る!
人も沢山歩いている!
みんながおれをチラ見する!
その顔に書かれているのは、
こんな時間になんで走っとんねん?
というアウェイの感情!
うぉぉ!
なんか恥ずかしい!汗
でもやるぞ!
おれはやるぞ!
途中何度も体力がもたず歩く…
はぁはぁと息を吐く…
額から吹き出る汗…
熱くなる身体…
あこの信号からまた走るぞ…
そんな風に自分を奮い立たせまた走る!
走る!
走る!
走る自転車…
途切れる事のない車…
いかつい兄ちゃん…
キャバクラからでてくるサラリーマン…
女の子…
公園に座っているなんか怖いおばさん…
こんな真夜中に犬の散歩をしてるおばあちゃん…
パトカー…警察…
何度も見かけるコンビニ…
以外に多いラーメン屋…
ゴゥゴゥと揺れる神社の木々…
静かに流れる川…
誘惑してくるタクシーの列…
一回だけすれ違った、向こうから全力で走る普段着の男の人…
彼もおれと同じか?
そんな事を想いながら…
走る!
走る!
走ってこうすけぇぇぇ!!

…
気づいたら無心で
走り続ける距離も伸びていた…
時刻は02:14…
やっと見覚えのある景色に自分がいる事に気づいた時、
すごく嬉しかった…
やっと着いた家。
『はぁはぁ…』
『おれは…』
『始まったぞ…』
フォレストガンプ…こうすけ…
『誕生じゃぁぁぁぁぁあ!』
その日は死んだように眠り、翌日目が覚めると…
右太もも付け根がすごくダルかった(笑)
でも、なんか笑えた(笑)
次はシューズとサウナスーツやな♪
楽しみだ!
待ってろよ!
東京ゴッサムシティ!
SEE YOU !!
From こうすけ