小学校6年生の三学期、2月になってからだったと思いますが、
急に引越しをしなければならなくなったことを伝えられました。
小学校卒業後に引越しをして、
4月から引越し先の中学校に行く、という予定です。
わたくしは納得出来ず、いじけてしまいました。
小学校では、「中学校に入ったら、野球部入ろうぜ」、
「卓球のほうがおもしろそうやん」とか、「でも坊主頭がいややねぇ」、
などなど中学校の話ばかりをしていた時期でした。
幼稚園から8年間生活した町、友達とお別れをしなければならないのです。
そして知り合いが誰もいない中で
中学校生活を送らなければならないのです。
家庭の事情ではあるのですが、
遠縁の親戚にあたる方の意向であるとの説明を聞き、
一層、腹が立ち、いじけ具合が強くなりました。
「勉強はしよう」、「でも友達はできなくてもいいや」、
そんな気持ちの中で中学校生活が始まりました。