ホールのゲーセン化
あるパチスロ雑誌にも特集されていましたが、 往年のスロットの名機(1号機~4号機等)を設置し、 8号営業(ゲームセンター)として展開するという ホール経営のモデルが出てきました。
特に東京都内では1円パチンコ導入のように、 8号営業スロットゲームセンターの部分的な導入のホールや、 スロット専門店が7号営業を辞め、8号営業に転換している といったような事例が確かにあります。 100台超にも関わらず、一番のピーク時での稼働率が なんと、 70%強というお店も実際にあり、他のお店のオーナー連中も かなり注目しています。
そしてこういった形式の営業形態が 新たなビジネスモデルに成る可能性があると思います。 ただもちろんこうした形式の営業方法だと デメリットも確かにあります。 マニアックな客層を狙った展開でのゲームセンターなので、 スロット自体の商圏人口の多い駅前でしか このモデルが成り立ってないという事実があります。
ただ、今後はどうなるかは分かりません。 むしろ新たなホール営業方法として 注目される可能性はあります。 例えば、郊外店などでスロットを隣に別棟で 設置してるようなホールですと、そのスロット館を 閉鎖して思い切ってこうしたゲームセンターに 改装するところも出てくるかもしれません。
なお、こうした8号営業の場合には パチンコのように景品交換ができない ということが最大のネックにもなります。 確かに最初のうちは物珍しさから集客すると思いますが 新台入替を頻繁に行って客数維持が出来るという パチンコホールのモデルではなくなるため・・・ 1年後の客数維持の確保を行うためには、8号営業のルールに 乗っ取った上で客を維持できる仕組みを作り上げる必要が出てきます。
そのために風営法のルールに乗っ取った上で 8号営業を行わなければなりません。 風営法のシステムをよく理解し、8号営業で指摘されそうな箇所 (台間サンド・獲得したメダル減算の仕組みなど)を、 上手くかわしつつ客単価をUPさせるような仕組みを 作り上げなくてはなりません。
ただ、上手くやれば今後はこうした営業形式をいち早く 取ったホールは地域でオンリーワンになれる可能性はあります。 今後、低玉貸しのニューモデルとなる1円パチンコと共に、 低スロット&8号スロットという、新低玉営業モデルが 登場する可能性があるかもしれませんね。 今後の業界の動きに注目してみましょうかね。