このご時世 ステイホームで
お家時間が増えたよね
どう過ごすかは 人それぞれ
ってことで 久しぶりに
我が家の本棚を 探索した
今日の一冊は…百人一首
お正月にかるたでやった人もいるだろう
全部覚えたって人もいるだろうね
映画『ちはやふる』で興味を抱いた人も
少なくないかもね
とりあえず 読んでみる
意味が分からなくても 読んでみる
目を閉じて 情景を頭に思い浮かべる
日本語の伝統を 感じてくるね
自然の美しさを 感じてくるね
恋をする喜びを 儚さを 感じられる
文明の利器にあふれた現代社会において
時代を越えても 詠みつがれる歌の文化
眩しく放たれた光 強さやSPEEDは
確かに必要だけど
優しさ 美しさ まどろみ ゆっくりと
そんな感覚を 忘れずに 生きていきたいね
『忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで』 平兼盛
『瀨を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ』 崇徳院
うん。幾つになっても やはり
人って 恋の歌に 惹かれるものだな
紫陽花…全てを受けとめてくれる水の器
