空中庭園 角田光代 | はっすんのつれづれ書評ブログ

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 はっすんが,読んだ本や日常生活の中で起こった出来事について感じたことや思ったことをつれづれに語ります。

 読み始める前は,短編なのかなと思っていた。


 だけど・・・


 確かに一つ一つは短編なのだか,ある家族を,その家族と家庭教師のそれぞれの目線から語ったものであった。


 それぞれの目線から語ることで,その家族の本当の姿が明らかになっていく。


 だけど,一人一人からは本当の姿は見えてこない。


 家族に限らず,組織や人間関係ってそういうものかもしれない。


 自分が見ているのは一面でしかないことを改めて感じさせてくれ,また,それをどう受けとめ,どう生きていくかを感じさせてくれた。