小さき者へ 重松清 家族をテーマとして取り上げた六つの作品。 どれも秀逸だ。 解説で華恵さんが書いているように,どうも男って弱いなと思った。 ボロボロになるのは多くが男たちである。女性や女の子は,ボロボロになりつつも立ち直る場合が多いし,その強さが垣間見える。 しかし,しかし・・・である。 まあ,生物学的に弱いのが起因しているのだろうか・・・ 弱い男たちは,本質的に強い女性たちに応援してもらわないと生きていけない生き物なんだろう。 全六編の中では,「団旗はためくもとに」「フイッチのイッチ」がいいなあと思った。