わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 | はっすんのつれづれ書評ブログ

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 読解力がつかない本当の原因が,「わかったつもり」にあることがとても分かりやすくまとめられていた。


 確かに「わかった」と感じてしまうと,それをもっと詳しく読もうとしないし,さらに読み深めようとしなければ,間違った読み取りをしていてもそのまま理解してしまうであろう。


 これを読みながら,自分の研究教科である社会科の論文(学会誌等に掲載されているもの等)を読んだときのことを考えていた。すっと読んでも真意,本質は見えてこなかった。

 批判的に細かく・・・・なぜ?と問いかけながら読むことで論の矛盾している点が見えてきたし,理解しきれない部分について他の論文にあたっていくこともするようになったし,分かったはいるが,筆者が書ききれなかった部分が見えてきたりした。だから,通常の本,新聞等であってもこういった読み方をすることが内容をより深く理解していく上で大切なのだと改めて感じることができた。


 さて,冒頭で「この本は,分かりやすくまとめられていた」:と書いてしまった。危険だ・・・・わかったつもりになっている・・・・


 

西林 克彦
わかったつもり 読解力がつかない本当の原因