再生エネルギーに太陽光、風力に並び原子力が入る事がある


今回、原子力発電について個人的見解を…



その前に原子力発電のシステムについて、沸騰水型原子炉と加圧水型原子炉の2つがある


電気事業連合会の資料を借用して、説明すると





基本的に原子炉のシステムは同じだが、発生した蒸気で直接発電する沸騰水型原子炉と加圧器を通して、ワンクッションおく、加圧水型原子炉がある


個人的には、加圧水型原子炉の方が、安全性が高いと思っている


加圧器を通して二重チェック出来ることが理由


一度潜ると食べ物を補給しない限り、永遠に潜ってられる原子力潜水艦に採用されているのがPWRだからと言うのある


また、東日本大震災で事故を起こした東京電力は、BWRだったし、チェルノブイリもロシア型ではあるが、これもBWRだった


BWRは、圧力制御プールがあるが、基本的には制御棒でしかコントロール出来ないがPWRは、制御棒と加圧器の二重制御出来るためだ


福島の時も原子炉格納容器の爆発を回避するために、圧力容器内の蒸気を逃がす、ベントを行った。でも、当時の総理がタイミング悪く現場視察を行った事で、放射能汚染された蒸気が東北地方(陸)に向かって流れた😭


当時の首相及び取り巻きが原子力発電のシステムを知っていたら、あのタイミングでの視察は有り得なかった😭…実際、東電側は反対したみたいだけど…


もし視察が無ければ太平洋側にベントされ、陸地に向かう事が無く、汚染被害も、ここまでひどくはならなかっただろう😡


話はそれだが、PWRだと基本的にベントの必要が無い。加圧器が圧力調整を行っているからだが…震災後、政府は、PWRにもベントする設備を強制的に付けるようにした


震災前には54基あったわが国の原子力発電所は、2022年6月時点で、廃炉が決まったのが21基。再稼働したのは、全てPWRでBWRの再稼働は、未だに無い


ちなみに再稼働したのは関西電力の大飯、高浜、美浜と九州電力の玄海、川内、四国電力の伊方の6発電所の10基のみで、西日本に偏っている


西日本と東日本で周波数の違いが…導入した国が違っている事が原因なのかもしれ無いが…


いずれにしろ、事故による汚染問題があるが、よりリスクヘッジが可能なPWRの稼働は、賛成する


資源の少ないわが国にあっていると思うからだ


台風時に発電出来ない風力、カミナリに弱い風力、天候に左右される太陽光発電に比べれば、原子力は、ベース電源として、最有力候補だと考える


ちなみに、2005年以降に、中国で100基の原子力発電所建設工事が進められており、一部は既に完成している


中国の原子力発電所は、これまでロシアの技術や、フランスの技術指導のもと、安全運転されてきたが、今度のは、中国の技術で設計から、建設、運転まで行うため、事故が危惧される


いくら、フランスの最新鋭原発を、真似だからといっても、所詮は、フランスの許可無く無断でパクったモノなのだから…


太平洋側に作られた原発は、事故が起これば、黄砂同様、偏西風に乗って日本に汚染が広がるんだよ😭