世界の電力の3割程度を占めている再生エネルギー、中でも多いのが水力発電だが、日本では、太陽光発電が一番多くなったみたい💦


で、水力のほとんどが、河川をせき止めして、落差を利用するみんながイメージする水力発電だ


広大な河川と落差が必要になるため、建設される土地は限られる


カナダは、条件が揃っているので水力発電の割合が6割を越え、世界で最も割合の高い国だが…


日本の場合だと、山岳地帯が多いから落差を得やすいが、水源を蓄える土地は限られる


それに、ダム建設反対運動もあり、ネックとなりがちだ


そこで私が注目しているのが、小型の低落差水力発電だ


発電量は少ないが、農業用水を活用出来るメリットがあり、ネットワークを組む事で、地産地消なら電力を賄える


ダムを作るよりも、遥かに低コストで設置でき、ランニングコストも安い


巨大ダムの場合、ダムの底に土石類が蓄積し、取り除く必要のため、メンテナンスコストがかなりかかるが、小型の場合は、そんなにかからない


発電には、日本の技術が活用出来る。高効率なガスタービンの技術を活用すれば、発電効率も良い


また、ある程度の水の流れが必要にはなるが落差ゼロでの発電も研究されているので、広い意味でも、水力発電は、期待したい


ちなみに、私は太陽光発電と風力発電にはあまり賛成していない💦


なぜなら、二酸化炭素を排出せずに発電出来るとしながらも、国からの援助や、FITの恩恵を最も享受しているからだ


先に始めたドイツでは、援助金を打ち切ったとたん、倒産する太陽光発電会社が出てきた


高値で買い取って貰わなければならない太陽光発電には、援助が無くなれば、採算が取れなくなるからだ


太陽光発電の発電効率が飛躍的に向上したからと言っても、依然発電コストが高いのは変わりがない


それに、私はアメリカのベル研が始めたLCAの信者だ


ライフ、サイクル、アセスメントの略で、原料を取り出すところから、廃棄されるまでに、排出される二酸化炭素…いわゆる環境負荷を考えたもの


太陽光発電や、風力発電は、発電時には二酸化炭素の排出が無いが、それらを作るまでの間の環境負荷が多き過ぎるからだ


特に太陽光発電は、発電効率が低いが故に、排出された二酸化炭素の量を発電量で割り出しても、効率が悪いからだ


そんなこんなで、太陽光発電と風力発電についてはパスしたい💦


次回は地熱発電についてかな…🤔💭