誰もが聞いたことある財閥系で働いていた時の話


マレーシアのサバ州とサラワク州に囲まれた小さな独立国であるブルネイ・ダルサラーム国の王子から、私宛にメールが直接来た


ブルネイと言えば、石油や天然ガスの産油国で、医療や教育が、確か無料の国だ


石油資源のおかげで、観光に頼らなくて良いから、あまり外国人が訪れない国でもあるが、経済水準は高い


国王が、首相も兼ねている絶対君主制の国だ


そこの王子が直々に私に会いたいとメールがきたのだ…アラブの第五、第六王子は、ロンドンで会った事があるが、ブルネイは初めて🙂


これを受けて、私はブルネイに行く準備を始めた


ブルネイの物価水準がわかならなかったが、シンガポールドルが使えるとわかった


たまたま、シンガポール帰りだった事から、手元に100シンガポールドルを持っていたꉂ🤣w‪𐤔


で、会社側にその旨を伝え、出張の準備を進めていた


数日後、上司から呼ばれた


ブルネイとは、今まで取り引きが無いので、まず役員が挨拶に行き、役員が判断し、OKならその後、私が行くとの事に…


なんで…( ° Д° )ハ?


王子が会いたいのは、役員じゃないよ💦

私に会って話を聞きたいんだよ(´・ω・`)


しばらくして役員がブルネイに行って帰ってきた


結果報告を聴くため、上司のもとに行った


結果は、ブルネイに行かなくてよいとの事だった


理由を聞くと、役員達は王子に会えなかったらしい😅


王子が会いたかったのは、私であって、役員達でないからだꉂ🤣w‪𐤔


役員達は、王子が急遽予定ができてロンドンに行ったらしい


役員達からすれば、アポまでとってブルネイに行ったのに、何て対応だと、御立腹


王子からすれば、用がない役員が来てもね…って、感じだと思うけどね


やはり、旧財閥系だね体質が古いꉂ🤣w‪𐤔

今どき、役員が海外に出向いて行ってもねぇ…何を話するの?王子のニーズに応えられるの?

相手は絶対君主制の国だよ


日本の常識が通用するとでも思ったのかなぁ🤣


こんな古い体質なので、財閥系を辞める理由のひとつになった


ちなみにブルネイもシンガポールもマレーシアから独立した国だ


当時マレーシアは、半島政府と島政府(サバ州とサラワク州)?に別れ、半島の方は首都があるためか、政治中心。一方、島政府は、豊富な資源があるので経済中心だった。半島政府が、島政府から税金をたくさん取るから、不満があったと聞いていた

今では、クアラルンプールや、シンガポールと対面するジョホールバルなどは、かなり近代化しているが…