お久しぶりです、GT-APEXです。
職場が変わり忙しい日々の中でいろいろ面白いネタを事前に入手していたので
今回はその一つであるジャンク一眼レフを紹介しようと思います。
(一部破損してしまったので痛々しいかもですが...)
こちらが今回買ってきたジャンクの「PENTAX K-S1」です。
付属品は18-55と55-300のレンズ、ストラップ、充電器、バッテリー1個です。
お値段は6500円で近所のゲオで箱に入って売られてました。
購入の決め手はなんといっても標準レンズが2本入ってこの値段だったってとこですかね。
外装は傷はなくおそらく全く使用していなかった個体なんだと思います。
シャッター回数も1000回以下でした。(購入時)
さて、こいつのジャンク理由なんですが...PENTAXのカメラのジャンクを見たことある人ならわかると思いますが...
黒死病です。
みんなのトラウマ(?)、久々にPENTAXのカメラ出して撮影をしようとすると真っ暗な画像しか取れないという症状です。
下に実際の黒死病発症の状態で撮った写真を乗っけますがまともに見れませんよね。
これはどうやら絞り制御の部品の磁気が新品時に比べ大きくなり制御が狂うという 構造上の欠陥 ものらしく(あってるかわかりませんが)
RICOHに修理を依頼すると普通に2万近く取られます。
だったら自分で直せばいいのでは?ということで早速分解してみました。
分解手順はグリップ部分のプラを破損させてしまっているので紹介できるような内容にはできませんでした。
すいません...
てことでいきなりですが分解した写真をドーン
正直言ってK-30やK-70よりも難易度が高いらしく分解はもちろん組み立てもかなり面倒でしたw
そして原因の部品はこれ↓
ちっさいこの部品が原因だそうです。
ただ先人の知恵を見る限りかなり寸法が厳しいそうでやすりで削っていたり何か間に挟んだり...
でもそれが原因で今度は露出オーバーになったりしていることもあるんですよね。
だったらこの部品を入れなおしてあげるだけでいいのでは...?
ということで部品を外し入れ直し仮止め状態で動作テストしてみました。
実際に仮止めして動作確認中の写真ですが...
直りました!
ウキウキで組み立てて(組み立てに2時間ほどかかってます)もう一度...
完璧だ!思わずガッツポーズしましたw
早速試し撮りだと思ったら外は雨...
仕方なく次の日に試し撮りへ行きました。
画像の容量制限上トリミングしてますが、うえの画像の通りくっきり写るように。
うむ、問題なし!
これで使い倒せるぞ!
また、分解時ですが破損してしまったと先ほど書いたかと思いますが、それは以下の画像のとこです...
グリップの側面のとこを無理やり引っ張ったら割れてしまいました。
ここは今のとこテープで仮止めですがどうしよう...
とここまでが修理(?)の流れです。
総じていうと分解にかなり手間のかかるカメラだなあと思いました。
こんな記事参考にならないかと思いますが、一応ここで注意喚起的なものをば。
今回は黒死病の修理をしましたが、この問題が解決しない限りPENTAXのエントリークラスの一眼レフは
あまりお勧めできないです。
そもそもこの黒死病は使用しない期間が長いと発症するそうでそれなりに使う人にとっては気にならないかもですが、
1年に1回とかしか使わないのであれば発症のリスクが高くなりますので
別のメーカーのものも検討に入れたほうがいいかもしれません(あくまでも個人的な感想です)
去年の9月には黒死病の修理についてアメリカで署名運動なんかもあるみたいだし今後の動きに注目したいですね。
これで一眼レフは手元に5台、ミラーレスも入れると7台...こんなに使いきれないですw
またジャンク品の紹介できるものはしていきたいなぁ...