ジャニー喜多川氏の逝去にあたり、それまでコメントを発表していなかった中居正広さんが、ご自身が司会を務める生放送の番組で、ジャニーさんへの思いを語りました。

 

 

番組の中でも、「自分は司会をする立場なので」と進行に徹しようとしたところを、ゲストの方々から「是非」「中居さんの言葉が聞きたい」と求められた上での対応。

獅子座太陽をお持ちなのに、万事控えめに徹している姿に興味が湧き、ホロスコープを出してみました。

 

1972年8月18日22時 神奈川県藤沢市生まれ

 

獅子座太陽を筆頭に、火サインに5天体ある「火の男」。

積極性があり、行動的。自分の直感を信じる、アグレッシブなタイプです。

その一方で、柔軟宮に5天体があり、物事を調整したり、臨機応変に対応することができる人。

皆を引っ張っていく力があり、尚且つ皆の調整ができる。要するに、「リーダー向き」であるということです。

 

その一方で、長年に渡って『司会者』としての盤石な立場を築いていらっしゃいます。

入念な下調べに基づく取材と、相手から会話を引き出す力は、細かい部分によく気が付き、実務能力がある乙女座火星のパワー。

水星も獅子座にあり、豊かな表現・言語力で人を惹きつけますので、こちらも、まさに司会業にピッタリと言えますね。

 

太陽と木星はトライン(120度)で、基本的に幸運。社会的にも成功を掴めます。

月と水星もトラインですので、人当りの良さと頭の回転の良さを持ち合わせ、多くの人から好かれます。

ただし、この月は土星とオポジション(180度)ですので、自分の本心は内に秘め、周りの人を信用しないように見えます。

金星と天王星がスクエア(90度)ですので、女性関係はあまり長続きしないかもしれないですね。

 

私が一番素晴らしいなと思うのは、中居さんの「獅子座の使い方」にあります。

獅子座といえば、明るく華やかで、スター性があり、とにかく目立ちたがり屋のリーダー気質。

自分こそが主役であり、カリスマ的存在感を放つ、というのが占星術における解釈です。

もちろん、獅子座生まれであり、火の男である中居さんも、これに当てはまります。

けれど中居さんがすごいのは、それを「一歩引いたところで実現している」こと。

 

確かに、SMAPとしてデビューしてから暫くは、積極的に前に出ていき、目立つことを信条としていた部分もありました。(10代ですし、当然ですよね)

けれどそのうち、一歩引いてグループを見るようになり、グループ内のバランスを考えながら、メンバーからトークを引き出すスキルを発揮するようになりました。

他のメンバーを立てて、自分は目立たない立ち位置まで下がる。

それでも世論が、中居さんのことを「まごうかたなきSMAPのリーダー」として認識しているのは、「本来の獅子座の力」を発揮しているからこそだと思うのです。

 

獅子座はその名のとおり、百獣の王である「獅子」が由来です。

ゆったりと構え、小さなことに動じず、大局を見据えます。

その姿勢こそが、カリスマ性や威厳を生み、周囲からの尊敬を集め、リーダーに選ばれるべき理由となるのではないでしょうか。

積極的に先陣を切って目立つことだけが、リーダーシップではない。

その存在だけで周りを明るく照らし、皆を鼓舞し、エネルギーを与えていく。

そんな「本来の獅子座の使い方」とも呼ぶべきことを、中居さんは実践しているのではないかと感じています。

 

中居さんは現在46歳。(来月47歳) 年齢域で言うと、ちょうど木星期に入ったところです。

中居さんの木星は射手座にあり、これからますますその活躍を拡げていくときでしょう。

生年時間が正確であれば、この木星は8ハウスにあり、ジャニーさんから学んだ事を受け継いでいく使命を帯びているように思います。

 

中居さんの益々のご活躍を、心から楽しみにしています!