ご依頼をいただき、嵐の皆さんのホロスコープを出してみたら、びっくりしたことが2つありました。
◆1つ目:水エレメントがゼロ◆
こちらが5人の太陽星座(守護星)・4エレメント・3区分です。
大野 智: 射手座(木星)-火-柔軟宮
櫻井 翔: 水瓶座(天王星)-風-不動宮
相葉雅紀: 山羊座(土星)-地-活動宮
二宮和也: 双子座(水星)-風-柔軟宮
松本 潤: 乙女座(水星)-地-柔軟宮
12星座はそれぞれ、火・風・地・水という4元素(エレメント)に属しています。
火…自分の信念が優先、情熱的でカッコ良い生き方を求める
風…協調性があり、人との距離感が大事。知的で論理的
地…安定性と堅実さを求める、地道な努力家
水…情緒性と芸術性に富み、他人に対しても同情的。ベタベタとした関係性を好む
5人の太陽星座(生まれた日の太陽の位置)を見ると、それぞれが属するエレメントの中に「水」がゼロだったのです。
嵐に好意的な意見の中で、やはりメンバー同士の仲の良さを挙げる方は多いかと思うのですが、水エレメントが誰もいない分、変に感情的にベタベタせず、適度な距離感を持って、お互いを尊重し合っているからこそ、あの雰囲気が生まれるのではないかな、と思いました。
5人のうち、柔軟宮(=臨機応変な対応ができ、物事を調整する力に長ける)が3人もいるので、その影響も大きいのだと思います。きっと喧嘩すら起こらないのでしょう。
◆2つ目:相葉雅紀さん+二宮和也さん=運命の相手!?◆
そんな5人の中でも特筆すべきなのが、相葉さんと二宮さんの相性です。
<相葉さん-二宮さん 相性図>
まず、互いの月(感情・肉体)と互いの金星(愛・喜び)がトライン(120度)。これは、どちらか一方でも良い相性なのに、双方向からのトラインです。お互いがお互いに、相手から深く愛情を注がれる間柄にあります。
そして、二宮さんの金星(女性性)と相葉さんの火星(男性性)が誤差ほぼ無しで、きっちりオポジション(180度) これも、非常に惹かれ合う間柄と読めます。
(相葉さんは水瓶座火星に、守護星である天王星がセクスタイルで絡んできていますので、同性愛的なものに抵抗がないかも。。。)
二宮さんは10天体のうち7天体が柔軟宮にあるという、驚異の「柔軟タイプ」です。臨機応変な対応力や協調性がありますが、その分、自分で物事を決断しにくい。
その一方、相葉さんは5天体が活動宮にあり、物事を自分でスタートできるタイプなので、ここでも互いを補完し合える間柄にあります。
「にのあい」コンビは、『UB』という最新のユニット曲でも息の合ったダンスを見せてくれますが、2人の相性の素晴らしさは、もはや運命的といっても良いと思います。
<相葉雅紀さんホロスコープ>
<二宮和也さんホロスコープ>
続いて、単体で読み解いていきます。
相葉さんも二宮さんも、MC(社会的立場、職業)にがっつり火星が乗っており、強い職業運をお持ちです。確かに、ジュニアに入って割とすぐMAINというグループを結成して、舞台の主演を務め、そのままスターコースでデビューまで至った印象があります。
また、グループ活動を表す11ハウスに、相葉さんは月、二宮さんは金星を持っているので、グループ(集団)の中にいることが居心地良く感じられるタイプ。
以前、嵐が活動休止を発表した際のホロスコープについてblogを書きましたが、記者会見のコメントを読む限りでは、相葉さんは「どうにか嵐を続ける方法はないかと話をしました」と仰り、二宮さんは「反対というか、できませんか?という相談はしました」と仰っていました。もちろん、その後で大野さんの意思を尊重されたわけですが、お二人はグループを存続させたかったのではないかな、という印象を受けました。
余談ですが、二宮さんのホロスコープで「やはり」と思ったのが、太陽と土星のトラインです。
土星は年配者という意味があり、そこから太陽という自分自身へ恩恵のパワーを受けるアスペクト。
芸能界でいわゆる大物と呼ばれる方や事務所の先輩をあだ名で呼ぶことを許されたり、錚々たる方々(蜷川幸雄さん、倉本聰さん、山田洋次さん、クリントイーストウッドさん等々)に可愛がられるわけだ…と大いに納得しました。
おまけに双子座水星が、獅子座金星とセクスタイル。言語表現能力が抜群に良く、洞察力が深い。演技力の高さも頷けます。
一点気になるのが、健康状態をみる6ハウスのカスプ(水瓶座)のルーラー(守護星)である天王星が、射手座にいること。射手座はズバリ、「腰痛」「坐骨神経痛」を司ります。二宮さん、これらの持病があるとのことで、悪化しないことを願うばかりです。
そんな、二宮さんと相葉さんのホロスコープでした。