最近雨の降り方がひどくて、お馴染みの林道が軒並み破壊されています。



静岡県道路通行規制情報提供システムより

まあ山だからしょうがないんだけど、とはいえ厳しいよねえ。


去年・一昨年の豪雨災害の修復工事で一生懸命直してるのに、

次から次へと……って感じ。

 

ただまあこの調子で通れるルートが絞られているのと、

ある程度登りがあって綺麗な道路はないものかと探す中で出てきた、

奥浜名オレンジロードを走ったのが今回のお話です。

 

 

奥浜名オレンジロードとは

 

浜名湖の西岸から北岸にある広域農道です。


自治体としては湖西市、三ヶ日町、細江町を通ります。

(三ケ日と細江は今は浜松市ですが、一括りに浜松って言っちゃうとどうも伝わりにくい)

 

オートバイのツーリング界隈ではわりと有名のようですね。

 

地図で見るに、アップダウンが激しそう。


これはいいトレーニングになるかなと考え、

今回のワークアウトのコースに組み込みました。

 

 

今回のワークアウト

 

画像はSTRAVAから



※大体いつも磐田市のゆめりあを起点にしています。

 駐車場が空いてて広いですしね。


磐田から天竜川を渡り、途中三方原台地を越えながら細江・気賀へ。


そこからオレンジロードを通りつつ、新城方面へぐるっと周遊します。


気賀〜新城間のループは大体50kmぐらいです。



オレンジロードへ

気賀にある細江公園からオレンジロードに入ります。


 いや、登りえぐっ。


出だしから10%超え、なかなかのパンチでした。


登り終わって国民宿舎をを越えたところに道路の分岐が。

オレンジロードからもう一本北側を東西に通す道路、

二三月峠方面の道には通行止めの看板。


stravaのグローバルヒートマップを見るに、

この道も多くの人が走っているようですが、

6月28日から土砂崩れで通行止めに。


ここにも雨の影響か……うむむむむ。


オレンジロードの景色はこんな感じ。

基本二車線で路面も概ね綺麗、走りやすいです。


今回は反時計回りに廻るルートにしたので、ルートは北上。


終点の先、奥山方広寺方面から、

遠江〜三河の国境の峠の一つ、陣座峠へ向かいます。


ざっくりこの辺。
※地図は全部Googleのスクショ。


愛知、新城への道のり


峠近辺は流石に1車線でしたが、

それでも路面はそこまで悪くないです。

 

平均6%前後の登りですが、一部のポイントで10〜12%とサイコンに表示されていました。


登り始めから頂上まで10分ぐらいかな、

負荷のかかり方的にもちょうど良かったです。


下りは、愛知側は一部葉っぱが出ていたりしたので、やや慎重に行きました。



下ったらまた



うげぇ……またこれかよぉ……

静岡県の情報はチェックしてましたが、愛知県は抜けてました……

こっから西に向かって、折り返し静岡に戻る予定でしたが、これでは迂回するより他ない。

北上して新城の市街地方面へ下ります。

基本下り基調なので身体には大した負担はないんだけども。
それでもなかなかな迂回になってしまいました。


途中休憩

細江公園から25kmぐらい走ったので、途中にあった桜淵公園で休憩。


整備されてからそんなに経ってないのかな?
わりと綺麗な感じでした。

ちなみに今回はグランフォンドとかのロングライドを意識して、20kmぐらいを休憩の基準にしてました。

最初は細江、次は桜淵と、わりとちょうどいい感じの場所に休憩ポイントがありました。


宇利峠へ


新城に別れを告げ、再度遠江方面へ。
県境、宇利峠です。

三ヶ日から湖西にかけての峠、北から宇利峠・本坂峠・多米峠はわりと交通量もあって道路が整備されています。

下りは浜名湖に東名高速道路も見られて、景色がいい道です。
逆側に向かっても新城を一望しながら下るので、
本坂、多米峠と比べると一番景色がいい道だと思います。


摩訶耶寺から再びオレンジロードへ



宇利峠から下った先には摩訶耶寺。
湖北五山という、浜名湖北岸の有名なお寺さんたちの一つです。

この摩訶耶寺を越えたところから再びオレンジロードに入ります。

きっつい!


時々ちらっと見える浜名湖もまさに束の間。

絶えず登り、下り、また登りを延々繰り返します。

インターバルトレーニングやってる気分でした。

だんだん暑くなったのもあって、かなり辛かったです。


総括

獲得標高はそれほどでもありませんでしたが、

登り返しが度々襲いかかるコースの特性から、

鍛えるにはもってこいです。


道路も綺麗なので、林道を走るよりは(パンクの心配や市街地から離れすぎることへの不安に対しては)安心でもありました。


また走りたいですね。


ただ、あくまで農道ですので、農作業中の農家の方々の邪魔だけはくれぐれもしないように。