前置き

シクロクロスに挑戦してみたい!

 

という気持ちが今年になってから高まってます。

 

今ってシクロクロスはがっつりシーズンオフな時期なんですけどね……(苦笑)

 

まあ、それならそれで、準備をしっかりしてシーズンを迎えられますよね。

 

全くの初心者が初参戦までどんな感じで進むのか、という話を色々とこのブログでお届けしていくつもりです。

 

 

で、どこから始める?それはチャリ買うところからでしょ。

というのが今回のお話。

 

 

トピック

  • 買いたい自転車
  • 何故シクロクロスなのか?
  • 比較検討した自転車
  • そもそも買うのはCXバイクでいいのか

 

買いたいチャリ

 

 

これです、Canyon Inflite CF SL 6

シクロクロス向けの自転車です。

 

 

そもそも何故シクロクロス?

このジャンルに興味を持ったきっかけは、元々シクロクロスをやっている友達からの勧めでした。

 

去年末に、年始愛知牧場で東海CXに出るから一度見に来ないか?と誘われ観戦することに。

 

ついでに普段から自動車レースを観るのに使ってるJ SPORTSで、シクロクロスのワールドカップを予習がてらに観ようも思い視聴し始めました。

 

※動画は世界選手権

 

「なんでこいつら、こんなとんでもないコースをこのスピードで走れるんだ???」

と、頭が追いつかない光景がそこには広がります。

 

そしていざ、現地での観戦に行ってみると……

「生で見ると余計頭おかしくね?なんなんこのエクストリームスポーツ」
と驚きがさらに積み上がりました。
 
とんでもないバッドコンディションの中、恐れず進んでいくライダーたち。
 
すっ転んだりチェーン外れたりと降りかかるトラブルにもめげず、ゴールに突き進みます。
 
やっぱり生でのスポーツ観戦は凄いですね。
すっかり影響を受けてしまい、
なんかいいじゃん、カッコいいじゃん、俺もやってみてえなあ。

 

そんな考えを持ったのでした。

 

 

何故Canyon Inflite?

シクロクロスワールドカップで観ていたマチュー・ファン・デル・プールの印象が強い、というのは間違いなくありますね。

やっぱカッコいい。

 

 

ただ元々、Canyonというメーカーにも興味はあったんです。

あんまり他のメーカーとイメージの被らない、独特な路線だなという印象が興味の向いたポイント。

 

Émondaを買う時にも、CanyonのオールラウンダーであるUltimateとどっちを買おうか迷っていたんですよね。

ただ、当時在庫がなく、次回生産の目処もあまりハッキリしていなかったので断念していました。

 

次自転車を買うときはCanyonほしいな!と思っていました。

 

 

また後述しますが、価格も安いんですよね。

7/4時点での価格で289,999円です。

これでも以前よりは高くなったらしいのですが、

他メーカーのカーボンバイクをこの値段で買うのは無理です。

 

 

カッコいいと思った、手に入れることもできる、お財布的にも良い、

これらの理由から、購入に気持ちが傾きます。

 

とはいえ、(これは次の記事で書きますが)Canyonのチャリには準備と維持のうえで若干手間なポイントがあったりします。

いけるかなあこれ……と少し迷ってもいました。

 

 

比較検討した自転車

そんな形で迷う中、これもいいなと思う自転車が他にもありました。

 

1.SCOTT ADDICT CX 20

浜松の自転車屋さんで、フレームのみで売られているのを見かけました。
 

このモデルの存在を知らなかったので、スコットにシクロクロスバイクがあったのか?!しかもADDICT?!と驚きました。

 

 

この頃のスコットのカラーリング好きだし、ほしいなあと思いましたが、フレームサイズがS……

 

Mだったらワンチャンあるかなという感じですが、

Lが自分の適正サイズな中で流石に2サイズ下は厳しい。

既に生産終了のモデルでもあり、他のサイズを選ぶことはかないませんでした。

 

 

2.MERIDA MISSION CX 5000

 

 

これはネットで見かけて、なかなかカッコいいじゃん?と興味を持った1台でした。

 

ただ、これもどうやらもう売ってないみたい……

予算は大体30万円台かなと思っていたので、ウィンドウに一応は入ってはいました(税込みで38万円ぐらい)。

ということで断念。

 

 

ちょうどいいシクロクロスバイクって見つからない

上の2台は中古も探しましたが、出てこず。

 

そもそもCXバイク自体が中古ではなかなか少ないですね。

絶対数が少ないのだろうし、ヘビーユースだから中古市場に出ること自体が厳しいのか……

 

新車についても、カーボンのモデルとなると大体50万近いものばっかり。

まだ始めてもいない競技にいきなりこの額は流石に怖い、というか無理でしょう。

 

 

そもそも

あまりシクロクロス用バイクにこだわらず、グラベルロードとかでやってもいいのでは?と、以下のようなアドバイスしてくれた人もいました。

以下のような話でした。

 


 

 

始めてみても、自分にこの競技は合わないということもあるかもしれない。

その時専用チャリが手元に残ってしまうと行き場がない、というのもあり得る話だし、怖い話でもある。

初心者ならシクロクロスにグラベルロードとか、MTBやクロスバイクで出る人もいる。

やってみて合わないなら、その時は元々の使い道で楽しめばいい。

 

またシクロクロスバイクの弱点でもあるが、エリートクラスあたりになると規定で太いタイヤは履けない。33mmまで。

そのため、バイク側も設計上そこまで太いタイヤは入らない。

※ちなみにInfliteは35mmまでの様子。

https://www.cyclesports.jp/news/new-product/78853/?all#start

 

 

 

逆に、今流行りのグラベルロードは40mmとか、さらに太くなる傾向。

オフロードでの走破性も乗り心地も、太い方がいいというのがその理由。

 

でもって、下位のカテゴリーなら車両に関してはあまりうるさく言われない。

それならシクロクロスバイクにはこだわらず、グラベルロードとかいいのではないか?

 

逆に、一度始めたけどやっぱりシクロをやめる、となったときには、

シクロクロスバイクはロードより高速域や登りで使いにくく、グラベルでも快適性がやや劣る、中途半端なものになってしまうのがリスク。

 

車種を絞らず、初期投資を抑えた中古で何かいい頃合いのものを探して、とっとと始めてみたら?

それで続けたいとなれば、またそのとき改めて考えればいいじゃん。

 

 


 

 

これは確かにその通りだな、と思いました。

決めかねてるところもあった、というか何を自分の指針とすればいいかわかっていなかったので、

もう少し広く、いろんな選択肢をみてみようかと、見る先を変えます。

 

そこから色んな自転車の、色々な情報を見漁ったのですが、ここで3点に詰まってしまいました。

 

  1. 中古の自転車でそもそも自分にあうサイズが全然出てこない(自分の体格だとLサイズ・56サイズがぴったりですが、大体はあってもMまででした。)
  2. 何でもいいとはいうものの、やっぱ軽い自転車の方がいいという気持ち。

    アルミロードを輪行袋に入れて背負うと、やはり重い。

    カーボンのほうが楽です。

  3. これは完全に自分の好き嫌いですが、自分の好みの色の自転車が出てこない。

    グラベルロードって、いわゆるアースカラー系が多いですよね。

    自分の好みは紺色とか真紅といった、どちらかといえばレーシーなタイプに使われる色なので、

    どうも気乗りがしない。

 

持ち物にうるさいタイプなので、結局ほどほどのものを買うができないんですよね。

 

こんな調子で、どうしたもんかなあ、とぐるぐる迷っていましたが、

ある時ふと思いました。

 

 

「いやまあ、気に入ったチャリ買うなら、よっぽど乗るでしょ?」

 

 

結局これなんですよね。

好きなら、サイズが合わないということがない限りはまあ乗るでしょうと。

 

変に妥協して我慢するほうがお金がもったいない。

 

そんな感じで、巡り巡って最初にいいなと思ったInfliteをやっぱり買おうと決めたのでした。

 

 

 

初回は、かなりグダグダと迷った話でした。

お恥ずかしい。。。

 

迷いはしましたが、正直、好きなものに乗るのが一番だと思います。

多少気に入らない点があったとしても、気に入って買った物なら大事にしますし。

自分の胸に手を当てて、本当に欲しいものを選びましょう。

 

購入検討編は以上です!

 

かくしてお目当ての自転車を手に入れようと動くわけですが、

ここで問題になってくるのが、Canyonというメーカーの特色です……

 

それはまた次のお話。