国道1号東海道上りは、土山町頓宮の東部へと入っています。
このあと差し掛かる前野交差点から接続する
各種施設の案内が見えてきました。
「瀧樹(たぎ)神社」は、前野交差点を右折すると
すぐ右手に見えてきます。
また「垂水斎王頓宮(たるみさいおうとんぐう)跡」は、
前野交差点のすぐ先を左折したところにあります。
先ほど通過した頓宮交差点の角でも、
「斎王の里 頓宮」と刻まれた石碑を見かけました。
「斎王」とは、天皇の即位ごとに皇女や女王から選ばれた
未婚の女性のことで、天皇の名代として伊勢神宮の祭礼へと
赴く役割を担います。
かつては斎王が大集団で伊勢へ向かう
「斎王群行」というものが平安~鎌倉期に行われており、
その群行の宿泊所とされるものが「垂水斎王頓宮跡」です。
また、この付近からは左手に大規模な茶畑が広がっており、
「頓宮大茶園」の名がついているようです。
前野交差点の手前では、新名神「土山サービスエリア」の案内も
左手に看板で示されました。
同サービスエリアはここから南東の方角にありますが、
5.8km先ということで、まだ少し先の話のようです。
下り側には、「ローソン」
土山垂水頓宮(つちやまたるみとんぐう)店が見えました。
滋賀県内の沿道で見かけるコンビニも残りわずかです。
その向こうには、この地区で通過するもうひとつの信号交差点、
前野交差点が見えてきました。
ローソンの手前で、442.5km地点を通過します。
高速道路のインターチェンジが近いこともあってか、
ローソンの駐車場には大型トラックなど車体が長い車のための
駐車スペースも用意されており、トラックの駐車が目立ちました。
まもなく、前野交差点です。
交差点は丁字路となっており、上りからは右折のみ分岐があります。
右折すると、ここまで重複となっていた県道24号バイパスで
約1.5km南にある新名神の甲賀土山インターまで接続します。
新名神高速道路の案内標識は、西日本高速道路が設置したもので
このような標識点検実施済証が貼付されていました。
甲賀土山インターチェンジは2008年に供用開始されたばかりで、
こちらの標識点検もおととしの9月ということで、
ごく最近に行われたようです。
前野交差点を直進します。
上りでは、左手から交差する道がないため、
信号を気にすることなく交差点を通過することができます。
なお、本交差点は時差式信号機を使用しており、
その旨が信号横に表示されています。
前野交差点を過ぎ、土山町頓宮地区はもう少しだけ続きます。
つづく









