きまぐれの国道1号徒歩の旅 -31ページ目

国道1号線徒歩の旅は、復路10日目の13時を回ったところです。

 

 

ここで、目の前に橋が見えてきました。

 

 

 

国道1号上りは、これより白川橋を渡っていきます。

 

西側の橋名板では、

ひらがなで「しらかわばし」と記されています。

 

 

橋は、前Partで通過した「白川橋」バス停から

東に200m程度のところにあります。

 

 

 

下り(南)側には、「昭和35年3月竣功」と刻まれています。

 

 

つまり1960年ですから、高度成長期にできた橋のようです。

 

 

 

橋は歩車道別に分かれており、歩行者用の橋は歩道のある

上り側にのみ設けられています。

 

 

橋の全長は109.6mと、大して長くないですが…

 

 

 

ごらんの通り、かなり高い場所を通る橋です。

 

橋が造られてからはすでに半世紀以上が経過しており、

橋脚部分の腐食が進んでいるようで

2007年には補修工事が行われたようです。

 

 

下を流れているのは、野洲川です。

 

同川を渡るのは石部大橋(Part512)以来2度目で、

この橋が国道1号から野洲川を見られる

最後のポイントとなります。

 

 

 

なお、この北を通る旧東海道も野洲川を渡っていますが、

渡るための橋は架けられておらず、

付近の橋を経由して迂回する必要があるようです。

 

 

 

 

白川橋の中ほどで、441.8km地点を通過します。

 

 

 

 

湖南市からつかず離れずを続けてきた野洲川は

これより北東方向へと流れ、国道1号から離れていきます。

 

青土(おおづち)ダムや野洲川ダムを経て、

国道477号の周囲を通り、御在所山付近の水源に至ります。


 

これからまた景色が大きく変わりそうな予感です。

 

 

 

ということで、白川橋を渡り終えました。

 

 

街区は、この橋を渡ったことで土山町前野を抜け、

広範囲にわたり指定されている土山町南土山に入っています。

 

 

 

東の下り側では、

「白川橋」と漢字で記された橋名板が見えました。

 

 

白川橋をあとにし、土山地域の歩き旅は

これより中盤へと入っていきます。

 

 

 

つづく