国道1号東海道上りは、土山町北土山の区間が続いています。
土山支所前交差点を過ぎるとまもなく、
バス停車用のバスカットや待合用のベンチと共に、
甲賀市コミュニティバスの次のバス停が見えてきました。
昨年11月訪問時の現地確認ではこちらの通り
「市役所土山支所」という名称でしたが、
甲賀市ホームページでは「土山地域市民センター」と
異なるバス停名で案内されています。
調べたところ、
土山地域には他にも3つの地域市民センターがあり
市の資料に「旧土山支所」の記載も見られることから、
土山支所も他のセンターに合わせる形で改称し、
バス停名もこれに対応したものと思われます。
ただ、現地での対応はまだできていないようですね。
同バス停を発車するあいくるバスの上り時刻表。
次のバス停が甲南線終点の近江土山ということもあり、
ここでは甲南線の案内はなく、
土山本線のみの案内となっています。
まもなく、440.6km地点を通過します。
土山地域市民センターバス停前を過ぎるとすぐ、
左手には「土山地域市民センター」が見えてきました。
かなり広い敷地で、駐車場も広めに設けられており、
多くの方の車での来場にも対応しています。
かつては「土山町役場」として機能していた施設で、
土山町が2004年に甲賀市へと編入されてからは
「甲賀市役所土山支所」に名を変えました。
その後、市内の行政施設が市役所(旧水口町役場)を除いて
「地域市民センター」の名称で統一されたため、
現在は「土山地域市民センター」と称しているようです。
その入口には、
甲賀市の観光絵図が大きな看板で案内されています。
この市で生まれた代表的なものであり全国的にも有名な
「信楽焼のたぬき」や「甲賀忍者」も描かれていますね。
国道1号上の標識においては、甲賀市編入後の名称である
「甲賀市土山支所」の表記で案内されています。
現地の表記でさえこんなにバラバラですから、
土山地域の役所だと分かればいい程度の話かもしれませんね。
東側にあるもうひとつの入口には、
「あいの土山シティーセンター」と記されています。
役所だけでなく、さまざまな公的施設が並んでいるようです。
「商工会土山支所」が建つ横には、
土山地域をメインとした観光案内図も見られました。
土山地域の中央には国道1号、北部には国道477号と
2つの国道が通っていることが、この図を見れば分かります。
下りの土山支所前交差点の案内は、土山地域市民センターの
入口前を通過したこの場所にありました。
同センターを後にし、土山町北土山の長い区間は
これより中盤に入っていきます。
つづく









