きまぐれの国道1号徒歩の旅 -14ページ目

国道1号の長かった土山町北土山の上り区間は

田村神社を目前に控え、いよいよ終わりを迎えるところです。

 

ここで、下り側とをつなぐ歩道橋にのぼり、

橋上から国道1号を眺めてみました。

 

 

北西方向の栗東・草津・大津方面。

 

上りでは車線が増えたり右折レーンが設けられ、

また田村神社バス停用のバスレーンも

設けられていることもあって、上り歩道の復活も含め、

道の駅前から大幅に道路が拡張しました。

 

 

 

対する南東方向、これから向かう鈴鹿峠・亀山・四日市方面。

 

 

まもなく中央分離帯が復活し、上りでは2車線で安定します。

 

下りではまだ1車線が維持されますが、先の方を見た限り、

こちらもどうやら近々2車線に増えそうです。

 

 

 

左手には田村神社の入口があり、

歩道橋上からその立派な石鳥居を見ることができます。

 

 

 

 

ここで、前Partで登場した439km地点のキロポストを

撮影するため歩道橋を横断し、下り側も少し見て回ります。

 

 

下りでは土山町北土山の区間が始まったところなので、

国道番号と共に標識で現在地が案内されます。

 

向かいの上りでは、田村神社バス停にちょうど

あいくるバスの「山内巡回線」近江土山行きが停車して

客を乗せたところです。

 

 

 

歩道橋上から道の駅「あいの土山」を臨みます。

 

一般車両だけでなく路線バスや観光バスも多く停泊しており、

駐車場は比較的広めに設けられています。

 

 

ここは下りでは鈴鹿峠を越えた先、

最初に通過する休憩ポイントであり、

それは同時に上りの旅では鈴鹿峠を迎える前、

滋賀県では最後となる重要な休憩ポイントでもあるのです。

 

 

 

ということで、さっそく食事も兼ねて休憩を…

と思ったのですが、ここで中断すると

次回11日目の鈴鹿峠越えが山中で帰れない事態も

招きかねないので、道の駅訪問は後回しにして進み、

先のバス停で中断してから戻って立ち寄ることにしました。

 

この日帰りに利用するバスが

ここ田村神社前から発車する最終バスであり、

ここから先の区間で運行されるバスの発着時刻が不明で

現地で直接確認せざるを得ないという事情もあったからです。

 

 

ただ、戻ったら真っ暗になっていた時のことも考え、

道の駅周辺は明るいうちに撮影し、施設内立ち寄りを

残すのみにしてから先へ進むことにしました。

 

今回は復路の旅なので、下りはさほど重視せずって感じで

レストランの閉店までに戻れない恐れはありましたが、

帰りの最終バスを逃すと困るので、やむをえないですね。

 

 

 

下りでは、田村神社への案内のほか

上りにはなかった方面および距離案内もありました。

 

大津からはもうすぐ50km、すっかり遠い存在となりました。

 

 

また、上りでは北土山東交差点の手前で案内されていた

「土山スポーツセンター」が、下りでは田村神社先の

右手の道から向かうように案内されています。

 

 

 

あいの土山の敷地が終わった先では、

横から細い道と交差します。

 

 

その入口では、この地区に入った時にも見かけた

見覚えのある看板が。

 

この道が旧東海道であることを知らせる

「歴史の道 東海道」です。

 

 

 

すぐ脇に掲示された看板には、周辺地図と共に

旧東海道ルートを案内してくれています。

 

 

国道1号の南を並行していた旧東海道はどうやら

田村神社の境内へと続いているようで、

この場所で北上して国道1号と再び交差しています。

 

 

 

目の前には、田村神社の石鳥居。

 

 

旧東海道と直交する田村神社前で、国道1号上りは

長かった土山町北土山の指定区間がようやく終わり、

これより東、2.2kmぶりに

土山町南土山の区間が再開されることになります。

 

 

 

つづく