国道1号上りは、
土山町南土山地区を東西に流れる田村川を渡り、
同地区の北東部を南東方向へと進んでいます。
次に目指す三重県までは、まだ距離があります。
三重県で最も大きな都市である四日市へは44km、
直近の中継地である亀山へは22kmと案内されており、
これから迎える鈴鹿峠の険しさを予感させます。
まもなく、438.7km地点を通過していきます。
下りでも歩道が安定して続いており、
しばらくは上下線ともに歩道が途切れる心配はなさそうです。
宿場町や道の駅を過ぎてこの付近の主なスポットが
終了したということもあり、視界が開けて
周囲の景色はまた一段と殺風景になってきました。
沿道に特段変わったものも見られないまま、
438.6km地点を通過します。
通った時期が秋というのもあるかもしれませんが、
それにしても国道1号沿いにしてはちょっと寂しいかなぁ…。
いくつか民家や会社や工場が並んでいるのが見える中、
先ほど田村神社前で直交したばかりの旧東海道が
この国道1号の北を並行して通っています。
開通当初の国道1号は、
東海道のバイパス的な性格が強かったのかもしれませんね。
中央分離帯にはときどきぽっかりと空間が用意され、
上下線間を移動して折り返しを行うことが可能です。
438.5km地点を通過します。
まもなく、左手には分岐の道が2つ。
手前は看板にも示された「滋賀ボルト」へ、
奥は「ジーテクト 滋賀工場」へ通じる道のようです。
そのまま直進し、ジーテクトの工場前を進んでいきます。
438.4km地点を通過します。
土山町南土山東部の道のりは、もうしばらく続きます。
つづく









