下り歩道が復活してこれを逆行することになった国道1号の旅は、
土山町徳原地区の北端にある徳原交差点にまもなく入ります。
ひとつ前の大野西交差点からは、約1.2kmぶりの信号です。
少し写真がブレてしまいまして、すみません…。
ここでは、北から県道183号 日野徳原線が交差しており、
蒲生郡日野町からこの徳原交差点までの8.2kmを結びます。
また、南の甲賀駅方面からは「甲賀広域農道」も交差します。
農道とは、地方自治体の要望により事業が計画され
農作業を行うため農地に敷かれる農業用道路のことで、
一般の自動車も通行可能ですが、通常の道路とは異なり
農耕車・トラクター等農作業に適した特定車種の通行もあるようです。
同交差点へは、2車線で入ります。
なお上りでは、交差点の付近で
再び土山町徳原地区に入っています。
歩行者用信号ならびに横断歩道は、交差点の東側と
これから渡る南側の計2か所に設けられます。
ここで上り歩道が1.1kmぶりに復活しますが、この先また
すぐに途切れるようで、上りへの復帰はまだおあずけのようです。
徳原交差点を渡ったすぐ先で、446km地点を通過します。
キロポストの支柱部分は草で覆われてしまっていますが、
肝心の距離標はごらんの通り、しっかり見えて良かったです。
上り歩道は徳原交差点から約50m先、ここから見える位置で
途切れており、そこから先は再び土山町大野へと入るようです。
せっかく下り側にいるので、下りの徳原交差点
分岐案内標識も確認します。
上りと変わったところは大してなさそうですね。
上りでは、左から道が交差するところでまた土山町徳原に戻り
目まぐるしく街区が変わりますが、
下りでは土山町徳原のまま変わらず、もう少し続きます。
南から交差する細い道を挟んだ先で、445.9km地点を通過します。
下り歩道は、この道路が国道1号であることを
今さら思い出したかのように安定し始めています。
これだけ幅があるのなら、上りにも分けてあげればいいのにと
思いつつ、445.8km地点を通過。
445.7km地点を通過したところで、次の信号が見えてきました。
次の大野交差点では、一部の大型車種に明るい時間帯
右折ができないといった通行制限があるようです。
よく見るとその標識の先、バス停の見えるところで
上り歩道がまた復活しています。
同距離標の脇には、下りの施設案内が示されます。
水口町市街地方面にある東海道水口宿や水口岡山城跡のほか、
南に約10km離れた甲賀町油日(あぶらひ)方面にある主な寺社が
ここで案内されています。
日本橋まで、あと446km。
つづく









