【国道1号線徒歩の旅】Part307:五条西洞院交差点 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号五条通上りが続いて通るのは、

五条西洞院(ごじょうにしのとういん)交差点です。

 

 

ここで交差するのは、西洞院通(にしのとういんどおり)です。

 

 

 

西洞院通は、平安京の「西洞院大路」に当たります。

「洞院」とは、上皇あるいは法皇の居所を意味します。


通りの西側には西洞院川と呼ばれる川が流れていたらしいですが、

現在は覆われて暗渠状態になっているようです。

 

 

当初は幅が24mもあったそうですが、沿道の建物の建て替えにより

通りが狭くなっていったとのこと。

 

ただ、昭和中期まではこの通りを

日本最初の一般営業用電気鉄道である京都市電が

通っていたこともあり、その営業区間であったこの付近では

一方通行路ではなく、2車線のようです。

 

 

 

それでも、大型車が通るには狭いということで

日中は大型車は直進のみ可とする通行規制がされています。

 

 

太陽の昇る東方向へ進んでいるため、逆光になって

交差点名などの標識が少し見づらいかな。

 

 

 

ということで、下り側も撮りました。

内容は同じようですね。

 

 

五条西洞院交差点を渡ると、平屋町の区間が終了して

次の西錺屋町に入っていきます。

 

 

 

同交差点の直後には、京都市営バス・京阪バスの

「五条西洞院」バス停が並びます。

 

 

なお、このあたりで

南の下り側では小柳町から毘沙門町に入っています。

 

 

 

京阪バス「五条西洞院」時刻表。

 

 

ここからは、山科区にある大宅方面へのバスが運行されています。

 

 

 

一方こちらは、京都市営バス「五条西洞院」時刻表。

 

 

四条烏丸・京都駅方面へのバスが運行中のようです。

 

 

 

復路5日目の歩き旅は昨年2017年の5月に実施されたものですが、

今年に入って追加撮影で再び同じ場所を訪ねたところ、

なんと新たに「京阪京都交通」のバス停が新設されていました。

 

 

こちらには京都駅方面へのバスが設定されており、

会社名が似ていますが、既存の京阪バスとは違う会社のようです。

 

 

 

つづく