計画

山陽本線全線走破の時は岡山で乗り換えるプランも存在していたが,結果的に降りることなく通り過ぎる形となった。そして山陰本線の113系,城崎温泉のさらに先,岡山地区の国鉄型気動車の快速などに興味を持ち,唯一となる環状ルートでの行程が出来上がった。ダイヤ改正後も113系の運用は少なくともJR線内では何も変化は無いようだ。当初改正前に行く予定が起床事故によってキャンセルとなってしまい,どうなるかと心配な部分もあった。一応改正によって各列車の乗車時間が数分程度伸びていたり,ちょうどその日が273系デビューの日だったりしているくらいで済んだ。

  出発

青春18きっぷが有効な最後の週末。月曜日からは学校が再開するため疲れを残さないようにと2024年4月6日の土曜日にした。これで5回分使い切れる。

なお4回目については記事にするほどの旅程ではなかったため欠番とする。

丹波路快速から113系の城崎温泉行きへ乗り換えるため,行程は比較的余裕のあるものとなっている。それでも最初に乗るのは6:20の電車だ。

6:43 G丹波路快速知山行き

京都丹後鉄道。

実は起床事故のせいで延期をしており,273系の運行開始の日になってしまった。やくもが撮れる岡山駅に到着してから出発するまでには273系しか見られず,そのせいで381系を撮ることはできなくなってしまったのだ。

福知山駅の外に出るのは何気にこの日が初めて。駅舎は新しそう。

またC11-40が静態保存されていた。

「篠山」「福知山」とあるが,これはSLが走っていた当時から篠山口で系統分離が行われていたことを意味するのではなかろうか。

京都サンガのラッピング電車がいた。

そして丹鉄の観光列車だろうか?皆がカメラを向けていた,ひときわ目立つ車両がいた。

そして縦列停車の様子も見られた。

そして皆お待ちかね,113系の城崎温泉行き。

丹波路快速で福知山に到着してからこの城崎温泉行きが入線するまで1時間以上あり,到着してすぐに並べば確実に着席できただろうが,いつの間にか思いのほか人が集まってきており,ロングシートの部分にやっと座れた程度であった。

そして城崎温泉に到着。

キハ47のセカンドナンバーを引いた。トップナンバーは北陸だか上越にいるらしい。

ここから山陰本線の本格的な移動が始まる。まあいつかの山陽本線みたいに走破はしないが。

しかしその前に撮っておくべきものがある。113系の折り返し福知山行きだ。幕回し中のところを収めたため快速東舞鶴行きとかいう現存しない表示になっているが。

座席は通路側までは埋まらない程度で,18きっぷシーズンであってもこんなもんだったのだ。

どこかの駅。日本海が近くに見える。

鳥取の1つ手前,福部。桜が綺麗だ。

ポケモンのラッピングをした列車が来た。鳥取ではのりばが1つしか使えないために,1つ手前の駅で数分ほど停車をしていたものと思われる。

そして鳥取に到着。隣駅はあんな田舎だったが,さすがに特急も複数停車する駅とあって周辺は高架化,駅を出ると大きい駅感があったが,砂丘へのアクセスが良さそうなのは言うまでもない。

この辺はICOCAが使えないから,自動改札機などない。

そういえばそれなりに遠いところまで来た気がするが,スーパーはくとで姫路・三ノ宮・大阪へ乗換不要で行けてしまう。

山陰本線はここまでで,ここから山陽本線の岡山へ向けて,陰陽連絡ルートを走る。

戻ってくるとHOT3500系が智頭行きとして止まっていた。まさかJR限定の旅で智頭急行の車両に乗れるとは。

一応乗車するのは鳥取~智頭の因美線であるため,問題はないはずだ。それ以外の場合はよく確認したほうが良いかもしれない。

座席はボックスシート。なお混雑率に関しては,通路側も埋まらないほどで,隠れたローカル線というか穴場な気がした。いずれにせよ人が少ないに越したことはない。

途中,桜吹雪の綺麗な駅があった。

智頭に到着。はくとの他にいなばも通る模様。

親切な案内だ。

駅舎はこんな感じ。どこかレトロな雰囲気。

駅の外は閑散としており,山に囲まれている感じだった。JR神戸線を爆走していたあの特急がここに停車するのだから,ギャップを感じる。

このような美味しい飲料が売っていた。

スーパーはくとが停車しているのがお分かりいただけると思う。またJR時刻表も備え付けられており,自分が次に乗車する智頭発津山行きがいつ折り返しとして入線してくるか,調べさせてもらった。

その時刻の数分前にのりばにやってきた。なお改札という概念自体存在せず,窓口の休憩時間が終わったのを見計らって18きっぷを提示して再び駅構内へ。

入線してきたのはキハ120-334。関西本線以外で乗車するのは初だ。

混雑率に関しては,発車前に入線してきた列車からの乗り換え客によって席が全て埋まるくらいだったと記憶している。

津山に到着。ノスタルジー塗装の列車が止まっている。

そして岡山へ早く向かえる快速ことぶきが入線。

到着してすぐはこのように座席選び放題の状態だが,発車前は窓側の席が撮りづらくなる程度には人はいた。

車端部の座席だったためか,結構揺れた。

到着して乗り場を移動すると,そこには西へ向けて出発するところだった105系4連がいた。断流器の光が見えた。

115系も来た。一応まだ全ての運用を227系に奪われたわけではない。

食パンだって健在。

そしてこの日は273系のデビュー日。個人的には381系が撮りたかったが。

一旦駅を出て,稼働を停止した噴水を記録。

213系とともに,宇野線の湘南色が確認できた。

その前に5061レを。これは浜松でも撮った。

115系300番台の湘南色,あとどのくらい走るだろうか。

分かりづらいが273系とのツーショット。

ちなみにこの裏で貨物列車が停止したが,やはりかなりブレーキ音が大きかった。

115系A編成の姫路行きで姫路へ向かう。途中から席が空いたので座った。

その後は野洲への最終と思われる新快速に乗車し,無事帰宅した。